「ウルトラライト」ってなに?
「ウルトラライト」という言葉は、登山やハイキングの道具などで使われている言葉です。
道具の素材や構造を見直すことによって、軽量性を実現しながらも、機能性や耐久性を維持することで、持ち運びやパッキングに便利な軽量でコンパクトに作られた道具のことです。
キャンプツーリングのパイクパッキングにおいても、この「ウルトラライト」な道具は非常に大きなメリットがあります。
とくに、ロードバイクなどのスポーツサイクルに乗る場合、軽量性は大きな武器になります。
人の力で走る乗り物だけに、車体や荷物が軽くなるだけで、走行性能や長距離を走ったときの疲労度が変わってきます。
そのため、「ウルトラライト」なキャンプ道具を選ぶことは、キャンプツーリングを快適にするために非常に有効です。
キャンプツーリングでのバイクパッキング:荷物を軽くするにはお金がかかる…
ロードバイクに乗っている人なら共感できると思いますが、軽くすることには相応のお金がかかります。
ロードバイクの場合、バイクの性能が上がれば上がるほど、軽量化にかかるお金は増えていきます。
そんななかで、100g減らすのに1万円以上かかるような場合もあります。
キャンプ用品においても軽量性やコンパクト性は、そのまま利便性となって表れてくるため、軽い道具はその分お金がかかってきます。
軽い荷物を選ぶためにはお金をかけなければいけない。
当たり前のことではありますが、なかなかむずかしいところではありますよね。
キャンプツーリングで使える「ウルトラライト」な道具を紹介
ここでは、キャンプツーリングに使える「ウルトラライト」なキャンプ道具を紹介していきます。
キャンプツーリングで軽量性を重視している方は、ぜひチェックしてみてください。
【テント】Big Agnes タイガーウォール 超軽量テント
Big Agnes タイガーウォール 超軽量テントは、これまでにない軽量性と居住性を兼ね備えている全室一体型のソロテントです。
独自のバックルで設営も簡単にでき、結露にも強い構造になっています。
【テント】Nemo Hornet 超軽量バックパッキングテント
テント重量1kgを切る軽量性を実現したテントで、キャンプツーリングにおいては心強い味方になります。
ナイロンリップストップフライは撥水シリコン加工が施され、軽量ながら耐久性も兼ね備えています。
【シュラフ】シートゥサミットスパークSpI
5℃まで耐えることができる、春夏におすすめのモデルは、重量もわずか350gという軽量性を実現しています。
軽量化のためジッパーは半分まで。ダウンには撥水トリートメントが施されていて、快適に使い続けることができます。
【シュラフ】イスカ アルファライト 500X
0℃まで対応することができるシュラフです。
シリコン・コーデュラ素材の収納袋は軽量で耐久性に優れ、収納しやすい2段階構造です。
【マット】サーマレスト ネオエアー Xライト
わずか230gという軽量性を実現しながらも、心地よく柔らかい手触りが魅力的なマットです。
熱反射板が体温に反応して体を暖めるというサーマキャプチャーテクノロジーを搭載しているので、快適な睡眠をサポートしてくれます。
キャンプツーリングでのバイクパッキング:軽量ロードバイクと組み合わせて快適性を実現
「ウルトラライト」なキャンプ道具と、軽量なロードバイクを組み合わせれば、キャンプツーリングがより快適になります。
例えば、軽量なロードバイクが8.0㎏で、キャンプ道具を2.0㎏前後に抑えることができれば、全体の重量は10.0㎏前後になります。
10.0㎏ぐらいということは、エントリーモデルのロードバイクと同じぐらいの重さなので、キャンプ道具を積んだとしても、そこそこの走行性能を維持することができます。
登山やハイキングなどでよく使われる「ウルトラライト」という言葉ですが、自転車においても軽量性はとても重要です。
キャンプツーリングをより快適にしたいなら、軽い自転車と軽い道具を組み合わせて、今までにない快適性を実現することをおすすめします。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。