雪遊びの聖地、東北地方
天元高原スキー場(山形県米沢市)
豊富な積雪量と標高の高さによるサラサラのパウダースノーと、6カ月という超ロングシーズンを誇る山形県米沢市にある天元台高原スキー場です。
日本百名山のひとつ、吾妻山の登山口で、シーズン通して親しまれています。
本格的な登山だけではなく、湿原などを散策できるトレッキングコースもあり、全国的に人気のある場所です。
スキー場の規模は、リフトが3本のみとそれほど大きなものではありません。
しかし、リフトが縦に繋ぐ構成で、標高1,820mという全国的に見ても高い標高のトップから最長6kmというロングコースを楽しむことができます。
山頂からは月山や鳥海山、蔵王など、東北の名峰オールスターの山々が臨めるというからとっても贅沢ですね!
公式サイト:天元台高原スキー場
山形蔵王温泉スキー場(山形山形市)
単独のスキー場としては日本で最大の面積を誇り、コース変化に富む蔵王温泉スキー場は、スノーモンスターと呼ばれる樹氷でも有名。
スキーヤーやボーダーだけではなく、スノーモンスター目当ての観光客も多く訪れます。
雪質抜群のスキー場は、コースバリエーションが豊富!最大斜度38度の横倉の壁など、厳しい斜度のいくつかの「壁」をクリアしたら自慢できちゃうかもしれませんよ。
ハイシーズンは樹氷のライトアップやお祭りなどで盛り上がりますが、豪雪地帯だけあってシーズンは長く、春スキーでも十分楽しめるスキー場です。
広大なスキー場と素晴らしい泉質の温泉街、美味しい地のものもたくさんありますので、旅行がてら泊まりでのんびり、というのもいいですね!
公式サイト:山形蔵王温泉スキー場
グランデコスノーリゾート(福島県北塩原村)
標高の一番高い所で1,590mと、このエリアではもっとも高いグランデコスノーリゾートは、ホテルに隣接しているスキー場です。
グランデコスノーリゾートはファミリー層にも人気で、キッズパークなど子ども向けアクティビティも豊富。
腕に覚えのあるエキスパートにも、パークなどのアイテムはもちろん、ほかにはないスノートーイングやスノーモトクロッサーなど、新しい遊びに挑戦する楽しみもたくさん!
首都圏に近い東北エリアとしては雪質NO.1といってもいい、ベース標高1,000m越えのロケーションです。
ハイシーズンにはサラサラのパウダースノーをもたらし、そしてそれがゲレンデに貯金されて、春までロングシーズン楽しめるスキー場となっています。
公式サイト:グランデコスノーリゾート
首都圏からもアクセスしやすい、関東甲信越
ハンターマウンテン塩原(栃木県那須塩原市)
栃木県那須塩原市に位置するハンターマウンテン塩原は、都心からわずか150分というアクセスの良さで人気のスキー場です。
首都圏からすぐ行ける割には、4月半ばまでのロングシーズン営業。雪をキープできるのは、最新の人工降雪マシーンと、標高が高い位置にあるからでしょう。
キッズパークやパーク、ハーフパイプやモーグルバーンなどアクティビティも充実していて、家族連れからグループまで人気があります。
インターからアクセスする一般道はハイシーズンはしばしば凍結しますが、春スキーの季節なら凍結することも減って、より安心してアクセスできますね。
公式サイト:ハンターマウンテン塩原
丸沼高原スキー場(群馬県利根郡片品村)
日光白根山の麓に位置する丸沼高原スキー場は、首都圏からのアクセスもよく、多彩なコースレイアウトで人気があります。
標高が高いため、インターでは雨だったのに、ここに着くと雪に・・・なんてことも。例年5月まで営業しています。
春になって雪が緩みだすと人気になってくるのがパークです。多種多様なアイテムが揃い、パークライダーが集まります。
さまざまなサイズのキッカーやジブアイテムが用意されますので、レベルに合ったものでシーズンの仕上げをするのにもってこい。
施設もきれいで使いやすく、ファミリーやカップルにもおすすめです。春の陽気の中、「山」の形をした大きな日光白根山を眺めながらのんびりスキー・スノーボードを楽しんでみてはいかがでしょうか?
公式サイト:丸沼高原スキー場
谷川岳天神平スキー場(群馬県利根郡みなかみ町)
百名山谷川岳の登山口として通年営業している谷川岳ロープウェイでアクセスする谷川岳天神平スキー場。
標高が高くて気温が低く、関越道沿線のスキー場としては長いシーズン営業しているスキー場です。
コースはコンパクトにまとまっていて、上級と中級コースが大半です。しかし、コースが広く特にむずかしい斜面はないので初級の方でも楽しめるのではないでしょうか。
春の陽気のもと、登山者とスキー客が混在するゲレンデのムードは独特のものがあります。
ハイシーズンは晴天率が低く、降雪が多いのでパウダー狙いの人々に人気のゲレンデです。春の晴天時ののんびりムードだとまるで違うスキー場にいるように感じてしまうかもしれませんね!
目の前の谷川岳の眺めは素晴らしく、レストランからの景色も絶景ですので、ついつい長居してしまいそうです。
公式サイト:谷川岳天神平スキー場
かぐらスキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町)
苗場山の麓に位置するかぐらスキー場は、春スキーの聖地ともいえるスキー場です。早い年には11月から、例年5月末までというシーズンの長さと、日本屈指のゲレンデの広さを誇ります。
最近ではスノーマットを滑るサマースキーの施設もオープンし、1年中スキーを楽しめるスキー場になりました。
4月から5月にかけて、ほかのスキー場がクローズしたあともとてもにぎわっています。
コブの鍛錬に来るモーグラーや、腕を見せつけたいパークライダー、来シーズンまでに上達を目指したいコソ練勢など、年齢もレベルもさまざまです。
半袖で滑るライダーや、デッキで日焼けする人々など、ハイシーズンには有り得ない光景もかぐらの名物です!
公式サイト:かぐらスキー場
志賀高原スキー場(長野県下高井郡山ノ内町))
10月には初冠雪を記録する志賀高原は、上信越高原国立公園の中心に位置します。冬には-20℃にもなる厳しい寒さから、抜群の雪質を誇るスキー場です。
たくさんのエリアが集まっていますので、レベルやお好みに合わせて好きなコースをチョイスできますし、あちこち渡り歩くツアースキーも楽しいですね。
戦前にスキー場としての開発が進められ、日本で最初のリフトが架けられたのもここでした。
長野オリンピック開催に伴って道路整備が進みましたが、周辺道路は春でも凍結するほど気温が低いエリアです。
スタッドレスタイヤはゲレンデの営業が終了する5月まで装着しておくと安心ですよ。
公式サイト:志賀高原スキー場
ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)
日本屈指の豪雪地帯に位置するロッテアライリゾート。豊富な積雪量を生かし、例年5月頃までのロングシーズン営業しています。
ハイシーズンはパウダー好きがオフピステを求めて集まるスキー場ですが、春になると開放的な雰囲気にガラリと変わります。
特に大毛無山はその名の通り樹々が少なく、スキー場では珍しい開放的なゲレンデ。晴れた日は雄大な景色が広がり、春スキーならではの楽しみを満喫できるゲレンデです。
申し分ないゲレンデに加え、本格リゾートの施設は贅沢にステイしたいところ。北陸新幹線の開通で交通の便はよくなりましたが、泊まってのんびり春の気分に浸りたいスキー場でもあります。
公式サイト:ロッテアライリゾート
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。