晴天が多くなり、雪も柔らかくなる春はスキーが楽しい季節。春のゲレンデは寒暖差が大きく、水分の多い雪質でハイシーズンとは状況が違います。春スキーを楽しむためにも、春ならではの持ち物を準備しましょう。春スキーにあると便利な持ち物を紹介します。

春スキーはハイシーズンとどう違う?

春スキー 持ち物

春スキーの持ち物は、ハイシーズンと異なります。それは、春のゲレンデならではの特徴があるからです。そこで、ハイシーズンとの違いを紹介します。

水分が多い雪質になる

春のゲレンデはくされ雪ともいい、水分が多いのが特徴です。花粉や黄砂、露出してきた土などで雪が汚れてくるのもこの時期。滑走時に滑りが悪くなりがちで、スピードがあまり出なくなります。

板の滑りをよくするにはワックスでの対策が必要になります。さらに、暖かさで雪が溶けるので転んだときやちょっと座ったりしたとき、ウェアが濡れやすくなります。

寒暖差対策が必要

春スキーは一般的に3月から5月に行うスキーです。ハイシーズンよりも寒暖差が大きいのが特徴です。

晴天に恵まれた日の日中など、汗をかくこともあるほど暖かく、夕方日が陰り出すと急激に寒く感じるので、ウェアや小物をうまく活用した体温調整が重要です。

日焼け対策が必要

春スキーをする時期は、紫外線の量が増えている時期です。さらに、ゲレンデの雪は白く、紫外線を反射します。

そのため、1日ゲレンデで過ごすことで浴びる紫外線量がかなり増加するので注意が必要です。日焼け対策は万全にして行かなければ、すぐに日焼けします。

 

春スキーに向いているウェア

春スキー 持ち物春スキーは日中の気温が高く、ハイシーズン用のウェアだと暑くなります。一方で、水分の多い雪のため、濡れやすいという特徴もあります。

天候の変化に対応できるウェアを選ぼう

晴天時の春スキーは、昼間スキーウェアを着なくても十分なほど気温が高くなることもあります。一方で、山の天気は変わりやすいので、急に雨や雪が降ったり、日が陰って寒くなることがあります。

そのため、ベンチレーションつきのハードシェルがおすすめです。ハイシーズン用のジャケットでも、薄手の生地でベンチレーションつきのものなら春先も活躍します。

ゲレンデの温度によって使い分けましょう。

春の雪は濡れやすいから防水機能が必要

春の雪は水分が多く、ウェアが濡れやすくなります。ハイシーズンほどのスペックが備わった高耐水圧のウェアは必要ありませんが、濡れへの対策は必要です。

動いている間に汗をかき、身体が冷えてしまわないよう透湿機能もあるとベストです。

コーチジャケットやトールパーカなど活用しよう

春スキーでは、ハイシーズン用のハイスペックのウェアでは暑くなり、動きにくかったり汗冷えしてしまったりすることもあります。

春スキーでは、春用ジャケットとして市販されているコーチジャケットやトールパーカーなどが活躍します。

スキーやスノーボードのブランドが展開しているウェアなら、春先の雪を考慮して作られているのでおすすめです。

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Greenfield編集部

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