エギやヤエン、船でのティップランなど最近人気のイカ釣りですが、その味は釣り人しか味わうことが出来ないと言われるほどの美味しさです。 今回は、せっかく釣ったイカを美味しくいただくための持ち帰り方と保存方法を解説します。 

釣ったら締める?釣り場での保存方法

イカ釣り 保存

頑張って釣ったアオリイカやスルメイカですが、釣ったらすぐに締めるか、それとも活かしておいて後で締めるかで悩む方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、基本的にはエギングやヤエンなど釣りのスタイルによって決めるのが効率も良くおすすめです。

ここでは、代表的なイカ釣りのスタイルと、それぞれのおすすめの締めるタイミングや、釣った後の保管方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。 

エギングの場合 

ランガンスタイルのエギングなら、どんどん移動してキャストを繰り返しますから、釣ったらすぐ締めるのがおすすめ。

締めたらジッパータイプのビニール袋に小分けにして、小型クーラーボックスに入れましょう。

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エギングは機動力が命、パパッと手早く締めて、移動してどんどんキャスティングを繰り返します。

初心者の方だと締めるのに時間がかかってしまうかもしれませんが、エギングの場合には短い時間帯に当たりが集中する事もよくあるので、その時間を逃してしまわないように手早く締められるように練習しておくことも大切です。

エギングがお好きならこちらの記事もごらんください。

イカの王様を釣り上げよう!エギングでアオリイカを釣る方法とタックル

ティップランの場合

船でのティップランなら、生簀が船ついている場合が多いと思いますので、生簀に入れて漁港まで持ち帰り下船時に締めるパターンが多いでしょう。

そしてまとめて締めたら、エギングの時と同様にビニール袋に小分けしてクーラーボックスへ入れます。

こちらの記事にもティップランについて書かれていますので、ご参考にどうぞ。

イカを逃さずキャッチ!ティップランロッドの選び方とおすすめモデル

ヤエン釣りの場合

磯や堤防に釣り座を構えるヤエン釣りなら、とりあえずスカリに入れて活かしておくのもありです。

釣り場の移動が少ないなら、イカの泳ぐ姿を観察するのも面白いですし、鮮度が保てるのでおすすめです。こちらの場合も、納竿後にまとめて締めて、ビニール袋に小分けしてクーラーボックスへ。

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クーラーボックスの正しい使い方と持ち帰り方 

イカ釣り 保存

ところで、釣った魚はクーラーボックスへ入れて持ち帰ることが多いと思いますが、そもそも正しいクーラーボックスの使い方をご存知ですか?

クーラーボックスは庫内の温度を氷や保冷剤で下げて、その低い温度で魚を保存することが目的です。キンキンに冷やすのではなく、食材が痛まない低温で保冷するための物ということを覚えておきましょう。

クーラーボックスには水は入れない

ときどきクーラーボックスの中に海水を入れている方を見かけますが、基本的には水は入れません。海水を入れて泳がせておくならクーラーボックスではなくて、スカリや水汲みバケツを使いましょう。

氷と海水を入れてそこにドボンとお魚を投入する「氷締め」のような特殊な使い方もありますが、クーラーボックスは一般的には氷がイカや魚に直接触れない様にして使用します。

「氷締め」の場合も釣りをしている最中は海水を入れて使用しますが、釣りが終わって締める必要が無くなったら、水は抜いて氷だけで持ち帰るのが基本です。

海水が入っていると重いし、氷の持ちが悪くなり結局は保冷時間が短くなります。

氷が直接触れる事でイカも不味くなると言われていますので、あくまでクーラーボックスは“食材が痛まない低温で保冷するために使用するもの”ということを頭にいれておきましょう。

実際にイカを持ち帰る流れ 

イカ釣り 保存

イカは締めたら、一匹ずつ小分けにしてビニール袋に入れます。あとで冷凍する事も考えてジッパータイプの厚手のビニール袋がおすすめです。

一番下に「氷」、次に氷とイカが直接触れない様に「新聞紙やタオル」などを厚めにいれて、その上に「ビニール袋に小分けしたイカ」を投入。

冷気を守るため蓋を開けない様にして、自宅まで搬送してください。

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Greenfield編集部

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