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皆さんはキャンプツーリングをするときに、どのような自転車を利用していますか?ロードバイクやマウンテンバイクなどそれぞれに利点がありますが、今回はキャンプツーリングにもってこいな「ランドナー」という自転車を解説していきます。

ランドナーとは?

「ランドナー」は、旅をするために設計された自転車のことです。最大の特徴としては、積載できる荷物の量です。

大容量のサイドバッグを前後輪につけ、フロントバッグ、サドルバッグ、後輪にはキャリアなど、大量の荷物を載せて走ることができます。

もちろんランドナーもこれだけの荷物を載せることを想定したうえで設計されているため、重たい荷物にも耐えることができるタイヤやフレームを備えています。

キャンプツーリングをするときには、荷物が多くなってしまうものですが、ランドナーならその心配はいりませんね。

また、ランドナーには、大量の荷物を積むことができる以外の特徴もあります。

①長距離走行を考えたハンドル

ランドナーは、自転車での長距離旅を想定して作られている自転車です。

そのため、ただ荷物が運べるだけでは不十分で、長距離を走ることも考えなければいけません。

ランドナーの場合は、「ドロップハンドル」を搭載することで、長距離走行において重要な役割を担ってくれます。

ハンドルを持つ場所によって、乗車姿勢を変えることができるという点と、前傾姿勢をとることができるという点は、長距離走行において、大きなメリットです。

 

②泥除けがついている

ランドナーのもう1つの特徴としては、「泥除け」がついていることです。

長い間走っていると、雨が降ることも、悪路を走ることもあります。

その場合、泥除けがついていないと、お尻や背中が泥水でビチョビチョになってしまいます。

天候に逆らうことができない自転車走行だからこそ、泥除けの存在は走りの快適性を保ってくれる重要な存在です。

 

③パーツの互換性が高い

日本一周や世界一周を目指して走るサイクリストにも愛用されている「ランドナー」ですが、そのメリットは、荷物の積載性や走行性能だけではありません。

パーツの互換性が高いことも、ランドナーの重要なメリットです。

長期間にわたる自転車旅の場合、タイヤのパンクや、パーツの破損などのトラブルが常に生じる可能性があります。

そういった場合に、すぐに修理やパーツの交換ができないと、旅に支障が出てきます。

ランドナーは、こういった自転車のトラブルを想定したうえで、パーツの互換性が高くなるように設計されています。

思わぬトラブルに遭遇して、自転車が破損した場合でも、近くの自転車屋に持っていてすぐに修理できるというのは、大きなメリットですね。

 

④輪行もできる

泥除けやキャリアがついている分、分解して輪行するのが難しいと思われるかもしれませんが、ランドナーでも輪行は可能です。

泥除けやキャリアなども輪行のために分解できるように設計されており、輪行時にも大変便利です。

 

Blackburn  サドルバッグ  [アウトポストシートパック&ドライバッグ] 
Blackburn  サドルバッグ  [アウトポストシートパック&ドライバッグ] 

「ランドナー」を使うとキャンプツーリングの幅が広がります

ランドナー キャンプツーリング

 

「ランドナー」の特徴である荷物の積載性と走行性能によって、キャンプツーリングの幅をグッと広げることができます。

例えば、普段よりも多めの荷物を載せることができるので、居住性の高いテントを積むこともできれば、釣り具などを載せて多様なアクティビティを楽しむこともできます。

荷物を載せることができるということは、キャンプツーリングにおいては、できることが増えるということでもあります。

また、キャンプ場を転々としながらの長旅にもおすすめです。

長期間の走行に必要な装備を載せることもできますし、長距離走行自体にも向いています。

一味違ったキャンプツーリングを楽しみたい方には、ランドナーが非常におすすめです。

 

キャプテンスタッグ テント リベロ ツーリングテントUV M-3119
キャプテンスタッグ テント リベロ ツーリングテントUV M-3119

 

「ランドナー」タイプの自転車のおすすめは?

ランドナー 自転車

 

自転車屋さんなどでは、あまり見かけないタイプの自転車でもある「ランドナー」。

どのようなメーカーが製造しているのか知らないという人も多いはずです。

ここでは、ランドナーを販売している主なメーカーを紹介します。

 

①GIANT 「GREAT JOURNEY」

ロードバイクでもおなじみのGIANTが販売しているランドナーです。

上体の起きた乗車姿勢をとれるフレームにより、リラックスしながら1日中ペダリングを続けることができます。

ランドナーの定番バイクといえるでしょう。

 

②Panasonic 「OJC4」

太目の26インチタイヤを採用することで、走行の安定性とトラブル対策になります。

フレームがクロモリなので、丈夫なのはもちろんのこと、トラブルが生じてもどこでも溶接をしてもらえます。

走りの快適性と耐久性を兼ね備えたランドナーです。

 

旅する自転車 ランドナーの本 (エイムック 3897 BiCYCLE CLUB別冊) / バイシクルクラブ編集部
旅する自転車 ランドナーの本 (エイムック 3897 BiCYCLE CLUB別冊) / バイシクルクラブ編集部

 

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「ランドナー」という自転車の名前を初めて聞く人も多いかもしれません。ランドナーは荷物を載せて長距離を走るという目的に特化した自転車として、世界中で愛用されています。キャンプツーリングの自転車選びの選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。