お子さんのロードバイクはジュニア(子供用)ロードバイクがおすすめ
お子さんがロードバイクに興味を持ったら、ジュニア用ロードバイクを検討してみましょう。
身長的にはレディースモデルが対応する場合もありますが、ジュニア用ロードは子どもが乗ることを前提に設計されているので、安全で乗りやすくなっています。
まずはジュニア用ロードバイクの特徴について解説します。
小学生の体形に合わせた設計
ジュニア用ロードバイクは、身長120~150cmの子ども向けに設計されています。
身長150cmなら大人用モデルのXSサイズや女性用モデルも適合しますが、ハンドル幅やクランク長など細部も子ども向けに設計されているので、ジュニア用ロードの方が乗りやすいでしょう。
身長が適合すれば年齢にかかわらず乗ることができますが、平均身長から考えれば小学生以上向けともいえますね。
力の弱い子どもでも漕ぎやすいギア比
身長が適合しても、大人用のロードバイクは子どもが乗りにくい場合があります。
一番の違いがギア比で、ジュニア用ロードはクランクギアに36Tなど専用のコンパクトクランクが採用されている場合が多く、力の弱い子どもでも漕ぎ出しやすくなっています。
また、タイヤも大人用ロードバイクの700cよりも小さいものが採用されているので、もっとペダルは軽くなっています。
小さいギアで小さなタイヤでも、一般的な子ども用自転車よりははるかにスピードが出るので、お子さんとサイクリングに行くときにはよく注意してあげてくださいね。
ジュニア(子供用)ロードバイクの選び方
ジュニア用ロードバイクは、大人用ロードバイクとはまた違う選び方が必要になります。
基本的には専門店で購入することになるので、プロの店員さんに確認してもらって選ぶことになるかと思いますが、念のため親御さんも選び方を覚えておきましょう。
身長からタイヤサイズを選ぼう
ジュニア用ロードバイクは、タイヤのサイズがおもに3種類あります。
大人用ロードバイクと違いフレームサイズの選択肢がなく、タイヤのサイズにお子さんの身長を合わせて選ぶ場合もあります。
フレームの設計によっても多少前後しますが、おおよそ以下のような選び方でOKです。
- 650c…約150cmまで
- 24インチ…約130cmまで
- 20インチ約120cmまで
子どものうちは背丈に比べて腕が長い、足が長いという場合もあるので、これに限らずなるべく試乗してから選んでくださいね。
買い替え前提で選ぼう
子どもの成長は早いので、いま身長が適合していてもすぐに合わなくなってしまうことがあります。
体に合わない自転車に乗っているとケガや事故の原因にもなるので、ジュニア用ロードバイクは買い替えることが前提になります。
ステムなどの交換である程度身長に合わせることはできるので、購入後のフィッティングにもよく注意してあげましょう。
中古品も人気なので、なるべくキレイに使って買取してもらい、次の自転車の頭金にするのもおすすめです。
安物買いは避けよう
中古や型落ちなどで、かなり安いジュニア用ロードバイクが販売されていることがあります。
買い替えることを前提にするとそういった商品はとてもありがたいですが、なににおいても体に合わなければ意味がありません。
大人用ロードバイクにはカスタマイズパーツも多いですが、ジュニア用ロードバイクに対応するパーツはほとんどないので、パーツで合わせるのも困難です。
足が地面に届かなかったり、ハンドルが遠すぎて曲がれなかったりすると非常に危険なので、価格よりも体に合っているかを重視して選んであげてくださいね。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。