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人気マンガ「弱虫ペダル」の実写版映画が去年公開され、今年3月にはDVDやブルーレイとしてリリースになりました。ここでは、映画の登場人物の3人に的をしぼって、彼らが乗っているロードバイクのメーカーや特徴、おすすめを紹介します。

弱虫ペダルは累計発行部数2500万部突破の大人気マンガ

弱虫ペダル ロードバイク

弱虫ペダルは、渡辺航著で、週刊少年チャンピオンにて2008年から連載中のマンガ。通称「弱ペダ」ともいわれ、累計発行部数は2500万分突破という大人気のマンガです。

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弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス) /渡辺 航
 
弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス) /渡辺 航

 

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ストーリーは自転車競技の青春モノ

ストーリーは、アニメやマンガが好きなオタクの小野田坂道(おのださかみち)が、高校に入り、自転車競技を通して仲間とともに成長していく姿をを描く、青春モノ。

もともと、運動が苦手な主人公の坂道に、共感する人も多いのではないでしょうか。

サイクルメーカーからテクニックまで学べる

主人公の坂道は、アニメグッズを買う費用を捻出するために毎週の電車賃を節約し、千葉から秋葉原までママチャリで通います。

そしてロードバイクのロの字も知らない、超初心者。

そのため、ロードバイクについてはもちろん、いろいろな登場人物が乗っている自転車や、そのメーカーの特徴についても、マンガのなかで詳しく学ぶことができるところが、このマンガの魅力です。

実写版映画の見どころ

映画は、ひょんなことから、ロードバイクを始めるようになった主人公が、男子インターハイ予選千葉県大会に出場するメンバーに選ばれるところまでのストーリー。

この期間にあった、見どころともいうべきシーンがギュッと映画に詰まっています。

今回は映画のなかで登場する主人公の小野田坂道、1年のエース今泉俊輔、浪速のスピードマン鳴子章吉の3人が使用するロードバイクメーカーの特徴とおすすめバイクをご紹介します。

弱虫ペダル 豪華版【初回限定生産】 Blu-ray
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映画「弱虫ペダル」公式サイト

主人公小野田坂道は映画オリジナルのクロモリ

弱虫ペダル ロードバイク

マンガのなかでの坂道の愛車は、スイス発のサイクルブランドBMCのロードですが、実写版では、マネージャーの実家のサイクルショップが用意してくれた、映画オリジナルのクロモリのロードを、使用しています。

愛好者が多いクロモリの魅力は?

クロモリというのは、クロムモリブデン鋼を略した名称で、鉄とクロムモリブデンを合わせた合金です。クロモリのいちばんのメリットは、衝撃吸収力に優れてしなやかな素材ということ。

そのため、乗り心地がよく、踏み込んだときの独特のしなりがあります。また強度があるので、アルミよりも細身のクラッシックなフレームを作ることができます。

クロモリのおすすめ:GIOS「MITO GRX400」

ジオスブルーという鮮やかなブルーカラーで有名な、イタリアのサイクルメーカーGIOS。MITOは普通のロードバイクに比べて、太めのタイヤを採用し、ちょっとしたオフロードも安心して走れるグラベルロードです。

クロモリのしなやかさと安定性が高いところも魅力で、ロード初心者にもおすすめ。

GIOS (ジオス) MITO GRX400 グラベルバイク
GIOS (ジオス) MITO GRX400 グラベルバイク

 

 

1年のエース今泉俊輔はScott(スコット)

弱虫ペダル ロードバイク

坂道の自転車競技部に入部するきっかけとなった、学校裏の斜度20度の激坂の勝負を繰り広げたのが、今泉俊輔。中学から自転車競技をしてきた今泉は、1年のエースであり、坂道のライバルといった存在。

そんな今泉の愛車はスイスのメーカー、スコットの「Addict 30」。軽量のオールラウンダーで、最高のパフォーマンスを引き出すカーボン製です。

スコットの特徴

スコットは、元々はスキーストックのメーカーでした。その時に培ったアルミニウム技術を使い、80年代後半からマウンテンバイクやロードバイクの開発をはじめ、今では自転車メーカーとしても有名です。

スコットの自転車の特徴は、軽量なカーボン。カーボンの特徴は軽いだけでなく、衝撃吸収性が高く、乗り心地もいいのですが、それ以外にも空気抵抗などもしっかりと計算して作られたバランスの良さがあります。

スコットのおすすめ:スピードスター10

スピードスター10は、軽量なアルミフレームをつかったロードバイク。アップライトな姿勢で乗れるエンデュランスモデルで、天候に関係なく効きのいいディスクブレーキを搭載です。

 

浪速のスピードマン鳴子章吉はPINARELLO(ピナレロ)

弱虫ペダル ロードバイク

鳴子章吉は、関西では「浪速のスピードマン」と呼ばれるレーサー。親の転勤で千葉に引っ越し、坂道らとおなじ高校に入学し、自転車競技部ではムードメーカー的存在。

ゴールを狙いにいくスプリンターは、目立つのが好きな彼の性格にぴったり。そんな彼の自転車は、老舗のイタリアメーカーピナレロの「アングリル カーボン T600」。

情熱的な真っ赤なフレームは、熱い闘志をもつ鳴子にぴったりのマシンです。

ピナレロの特徴

ピナレロといえば、イタリアの名門ロードバイクメーカーで、今はルイ・ヴィトンなど高級ブランドを有する「LVMH」の傘下となっています。

そしてピナレロの最大の特徴は、左右非対称のフレームです。チェーンの位置などの影響で、ペダリングの力が均等にならないという問題を、左右非対称にすることで解決し、真のシンメトリック(左右対称)を生み出したわけです。

ピナレロのおすすめ:Paris Disk Carbon T600

パリディスクは、空気抵抗についてしっかりと計算されたエアロロードで、カーボン製。速さはもちろんのこと、乗りやすさも追求しているので、快適に走れます。

上体を少し起こしたジオメトリーを採用しているので、より楽なポジショニングができます。

実写版映画は、弱虫ペダルの原作が好きな人と、まったく原作を読んだことがない人の両方が楽しめる作りになっています。まだ見たことがないなら、こちらにあげたメーカーの特徴などを、思い浮かべながら映画を見るのも楽しいと思いますよ。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。