冬の低山登山で気をつけること3つ

関東 低山登山

冬の山登りで気をつけたいことを3つご紹介します。標高が低い山でも、しっかりと対策を行いましょう。

①寒さ対策をする

低山でも、冬のウェアをしっかり準備することが大切です。冬山は、低体温症のリスクが高まります。細かいレイヤリングや、手袋・ネックウォーマーなどの小物を活用して、体温調節をしましょう。

使い捨てカイロを携帯したり、保温ボトルに温かい飲み物を入れたりして持参すると重宝しますよ。

雪山登山に欠かせない装備については、以下の記事も参考にしてください。
雪山登山デビュー!絶対にそろえるべき装備とあると安心な装備

②登山道のスリップ対策をする

冬の低山では、チェーンスパイクや軽アイゼンは必須。登山道の積雪や凍結に備えて、忘れずにもっていきましょう。ストックがあると、雪道でもバランスがとりやすく、スリップ防止に役立ちます。

③余裕をもったスケジュールを立てる

積雪がある場合は、コースタイムを長めにみて計画を立てます。冬は道迷いなどで、想定以上に時間がかかることもあるでしょう。日没までに下山できない、といったリスクを回避するためにも、時間に余裕をもって行動してください。

事前に、目的地までの路面状況や、登山道の積雪などを調べておきましょう。

関東エリアの低山は、冬でも歩きやすい山が多く、雪景色や氷瀑が楽しめます。本格的に雪山登山をはじめる前に、低山で経験を積むとよいでしょう。ただし、標高が低くても、冬は低体温症や、転倒のリスクが高まります。あらかじめ、天気や雪の情報を調べ、装備を整えましょう。キンと冷えた空気のなかでの山登りは、気持ちがよいものです。今回の記事を参考に、冬の低山を訪れてみてくださいね。

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この記事を書いた人

Yuki

幼少期からキャンプや釣り、スキーなどを楽しむアウトドアファミリーで育つ。10代後半は1人旅にハマりヨーロッパや北米を中心としたトラベラー期となる。現在もスキー、スノーボード、ダイビングなど海や山で活動中。「愛する登山」は低山から厳冬期の雪山まで季節問わず楽しむhike&snowrideなスタイル。お気に入りの山は立山連峰!Greenfield登山部/部長の任命を受け部活動と執筆活動に奮闘中。