トレッキングポールとは
トレッキングポールの使い方知ってますか?基本的な使い方やおすすめを紹介
トレッキングポールの種類
トレッキングポールは、持ち手部分の素材や形状もさまざまです。ポールの素材によっては重さが変わるなど種類が豊富なので、自分にあったものを選ぶ必要があります。
ダブルタイプ
両手に持って使用するトレッキングポールです。とくに起伏の激しい登山に使用する際はダブルタイプがおすすめです。
ステッキタイプ
1本で使用するタイプのトレッキングポールです。平坦な道などが多いハイキングなどには、ステッキタイプがおすすめです。
トレッキングポール選びには長さが重要
トレッキングポールを使うことで登山時に身体の負担を減らし、より安全に山登りができます。しかし、身長にあった長さのものを使用しないと登山を快適に楽しめません。
ここでは、自分の身長に合ったトレッキングポールの選び方やトレッキングポールの長さの調整方法について説明します。
適正な長さの計算方法
登山やトレッキング時に使用するトレッキングポールの長さは、身長によってことなります。一般的には「身長×0.63」の計算式で、目安の長さが算出できるといわれています。
目安となるポールの長さを身長別に表にしましたので、下記を参考に自分の身長に合ったトレッキングポールの長さを把握しましょう。
身長(cm) | 目安となる長さ(身長x0.63) |
150 | 94.5 |
155 | 97.65 |
160 | 100.8 |
165 | 103.95 |
170 | 107.1 |
175 | 110.25 |
180 | 113.4 |
目安の長さがわかり、実際に店頭などで購入する場合には、平坦なところで肘を直角に曲げて持てるくらいの長さかどうかを確認すると良いでしょう。
長さの調整方法
登山で使用する場合には、上り時と下り時でポールの長さを調節する必要があります。上りでは短く、下りでは長くすると体に負荷がかかりません。そのため、上記で算出した長さ±5cm〜10cmで調整できるものを選ぶようにするのがおすすめです。
また、トレッキングポールの長さ調整の方法は、大きく分けて3種類のタイプがあります。使い勝手の良さに直結することなので特徴を押さえて自分に合うものを購入するようにしましょう。タイプ別の特徴については以下の通りです。
スクリューロック式
上下のシャフトの連結部分をねじってゆるめることで調整する方法。昔からある方式で手頃な価格が多いのも特徴です。いっぽうで緩めた連結部分を閉めるときの力加減が難しい場合もあります。
レバーロック方式
レバーを開閉することで長さを調節する方式。調節が簡単にでき、力を入れる必要がないのが特徴です。
ピンロック式
トレッキングポールは細いシャフトと太いシャフトで組み立てられていますが、細いシャフト部分にボタンがついており、ボタンを押しながら調節することで太い方に収納したり出したりできる調節方法。軽量でコンパクトな収納が可能というメリットがありますが、いっぽうで強度が弱いというデメリットも。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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