①富士山の迫力を堪能できる!竜ヶ岳(りゅうがたけ)|山梨県
山頂からはもちろんのこと、雪化粧の富士山を眺めながら登れるのが魅力の山です。12月中旬〜1月上旬には、ダイヤモンド富士を見ようと多くの登山者が訪れます。天気に恵まれれば、富士山だけでなく八ヶ岳や南アルプスの山々も一望できるでしょう。
危険な箇所がないため、チェーンスパイクや軽アイゼンで山頂を目指せます。しっかりと装備を整えて、雪山へチャレンジしてみましょう。
雪山登山に必要な装備を下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
標高 | 1,485m |
おすすめコース | 石仏コース |
コースタイム | 登り2時間35分/下り1時間15分 |
アクセス | 【電車】富士急行線「河口湖駅」からバスで「本栖入口」まで約45分、バス停から「本栖湖キャンプ場」まで徒歩約20分 または富士急行線「河口湖駅」からタクシーで約30分 【車】中央自動車道「河口湖IC」から約40分 |
参考 | 身延町観光情報サイト「みのラブ」 |
②スノーシューでも登れる!北横岳(きたよこだけ)|長野県
ロープウェイを利用することで、スノーシューでもふかふかの雪上登山を体験できます。油断は禁物ですが、難所がないのでアイゼンやピッケルのデビューにもぴったりです。
きらきらと光る樹氷林の美しさが魅力です。天候に恵まれれば、水蒸気が氷結してできた結晶が、太陽の光を反射して輝く「ダイヤモンドダスト」が見られるでしょう。また、風上へ向かって樹氷が成長してできるエビの尻尾も見どころです。
途中に北横岳ヒュッテの山小屋がありますが、宿泊者がいなければ閉館しているので注意しましょう。
標高 | 2,480m |
おすすめコース | ロープウェイ往復ルート |
コースタイム | 登り1時間25分/下り1時間5分 |
アクセス | 北八ヶ岳ロープウェイ「アクセス・駐車場」 |
参考 | 北八ヶ岳ロープウェイ |
③ゴンドラで一気に登る!入笠山(にゅうがさやま)|長野県
ゴンドラでのぼれる雪山入門に適した山です。開放感がある山頂からは、富士山や八ヶ岳、アルプスの山々の大展望が見渡せます。通年営業のヒュッテ入笠に宿泊して、のんびりとした時間を過ごすのがおすすめです。宿泊だけでなく、日帰りもできます。
雪山登山を始めようか悩んでいる人は、富士見パノラマリゾートをチェック。スノーシューやブーツをレンタルできます。最初はレンタル用品を活用し、雪山登山に挑戦してみましょう。
標高 | 1,955m |
おすすめコース | ゴンドラ山頂駅コース |
コースタイム | 登り1時間15分/下り1時間5分 |
アクセス | 富士見パノラマリゾート「アクセス」 |
参考 | 富士見パノラマリゾート |
④ガトーショコラが美しい!黒斑山(くろふやま)|長野県・群馬県
白い雪と山肌のコントラストが美しい、ガトーショコラのような浅間山が見られる山です。傾斜がそれほどきつくないうえ、標高差が約400mなので比較的歩きやすいでしょう。
スノーシューでハイキングする人に人気です。高峰高原ホテルでは、スノーブーツやスノーシューのレンタルを行っています。レンタル品を活用して雪山登山にぜひ挑戦してみてください。
なお、黒斑山は火山活動が続いている活火山の外輪山です。登山の前には必ず、気象庁|浅間山火山防災連絡事務所で火山状況をチェックしましょう。
標高 | 2,404m |
おすすめコース | 表コース |
コースタイム | 登り2時間/下り1時間 |
アクセス | 長野県高峰高原 高峰マウンテンパーク「アクセス」 |
参考 | 長野県高峰高原 高峰マウンテンパーク |
⑤八ヶ岳ブルーに映える!天狗岳(てんぐだけ)|長野県
西天狗・東天狗の2つのピークが青空によく映える雄々しい山です。晴れていれば、南・北八ヶ岳の山々やアルプスなどが山頂から見渡せます。
初心者向けとされる山ですが、稜線上は風が強く、登山道は雪と岩とのミックスです。アイゼンを履いたままの岩場は、歩きにくいうえに引っ掛かりやすいので、雪山登山に少し慣れたころに挑戦しましょう。
なお、冬期は林道が閉鎖されている登山道があります。渋の湯駐車場は除雪がされているのでおすすめです。
標高 | 2,646m |
おすすめコース | 渋の湯ピストンコース |
コースタイム | 登り3時間40分/下り2時間35分 |
アクセス | 渋御殿湯「交通案内」 |
参考 | 八ヶ岳、天狗岳登山口の秘湯、奥蓼科温泉郷 渋の湯 天下の霊場 渋御殿湯-信州秘湯会 |
⑥縁結びのパワースポット!弥彦山(やひこやま)|新潟県
縁結びの名所「彌彦神社の御神廟(ごしんびょう)」が山頂に鎮座しているパワースポットです。福岡県の「英彦山(ひこさん)」・兵庫県の「雪彦山(せっぴこさん)」とともに、日本三彦山(にほんさんひこさん)とされています。
登山道の傾斜は比較的ゆるやかなうえ、整備されていて登りやすいのが特徴です。ただし、冬はチェーンスパイクや軽アイゼンが必要です。天気がよければ、白銀の越後平野や日本海が望めるでしょう。
なお、「弥彦スカイライン」は夜間と冬期は通行止めです。山頂まで行ける「弥彦山ロープウェイ」は、運行状況をあらかじめチェックしておきましょう。
標高 | 634m |
おすすめコース | 表参道(おもてさんどう)コース |
コースタイム | 登り約2時間10分/下り約1時間30分 |
アクセス | 【電車】JR弥彦線「弥彦駅」から、登山口まで徒歩で約15分 【車】北陸自動車道・三条燕ICから、約35分で「競輪第1駐車場」 |
参考 | 弥彦観光協会公式サイト/やひ恋 |
※この記事の情報は、2024年1月時点のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。
ライター
yuki
幼少期からキャンプや釣り、スキーなどを楽しむアウトドアファミリーで育つ。10代後半は1人旅にハマりヨーロッパや北米を中心としたトラベラー期となる。現在もスキー、スノーボード、ダイビングなど海や山で活動中。「愛する登山」は低山から厳冬期の雪山まで季節問わず楽しむhike&snowrideなスタイル。お気に入りの山は立山連峰!Greenfield登山部/部長の任命を受け部活動と執筆活動に奮闘中。