金峰山ってどんな山?
金峰山は山梨県と長野県の境に位置する標高2,599mの山です。山梨県側からは「きんぷさん」、長野県側からは「きんぽうさん」と2つの呼び名が存在します。日本百名山や新日本百名山などにも数えられ、名実ともに奥秩父の盟主といえるでしょう。
また、金峰山は花の百名山のひとつにも選ばれており、6月になると登山道ではピンク色のアズマシャクナゲが、頂上付近では淡黄色のキバナシャクナゲが見られます。
古くから信仰が盛んな山で、麓にある金櫻(かなざくら)神社は金峰山を御神体としています。金峰山頂上に鎮座している「五丈石」と呼ばれる巨岩は、ヤマトタケルゆかりの御神体として古くから大切にされてきました。五丈石は神霊が宿るとされ、登ることはできないので注意しましょう。
金峰山の紅葉情報
金峰山は日帰り登山ができる紅葉の名所です。山頂付近は森林限界のため紅葉はありませんが、登山道には美しい紅葉スポットがあります。
登山道の紅葉は9月下旬ごろから始まり、最盛期は10月上旬〜中旬ごろです。10月下旬になればカラマツが黄色く色づき、見事な黄葉が見られるでしょう。
金峰山は紅葉シーズンになると、駐車場やバスが混雑します。とくに週末の瑞牆山荘側は、車のすれ違いが困難になるほどなので、早出を心がけて出発することをおすすめします。
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Greenfield編集部
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