小屋泊登山用のバックパックの特徴
小屋泊登山用のバックパックは、日帰り用のバックパックと比べると容量が多くなるとともに、重い荷物を持ち歩けるような構造になります。
具体的には、バックパックの背中側にインナーフレームがあることで荷崩れを防いだり、腰ベルトで重さを分散したりする構造になっています。そのため、小屋泊用の荷物が増えても、難なく背負えるのです。
小屋泊登山用のバックパックを選ぶ際の3つのポイント
たくさんの種類のバックパックがあるため、選ぶときに悩むこともあるかもしれません。以下では、小屋泊登山用のバックパックを選ぶ際のポイントについて説明します。このポイントをおさえることで、バックパック選びの失敗を防げるでしょう。
バックパックの容量を決める
まずは、適切なバックパックの容量を決めることが大事です。その理由として、バックパックの容量が小さすぎると荷物が入らず、大きすぎても必要以上に重くなってしまうからです。
バックパックの容量は、1泊2日の小屋泊登山であれば、30~40Lが目安になります。どんな山行をするのか、どの荷物を持つのかを考えて容量を決めましょう。
▼バックパックの容量の目安(1泊2日)
容量 | 備考 |
30L | 必要以上の物は持たず、軽量化できるなら30Lで入る |
35L | 着替えや食料など、かさばりそうであれば35Lがおすすめ |
40L | 自炊のための調理器具や燃料を持つなら40L程度ほしいところ ※詰めれば2泊3日の荷物が入る |
重視する機能を絞る
重視するポイントを絞ることで、目移りせずにバックパックを選べるでしょう。基本的には背負い心地が大事です。背負いやすく、重量を感じにくいものだと快適に歩けます。
そのほかに、収納性を重視するならポケットが多数あるモデルだと便利です。また、軽さを重視するなら、シンプルな作りのモデルの方が比較的軽くなります。
フィッティングをして確認する
フィッティングをせずにバックパックを選ぶと、自分に合わないものを選んでしまう可能性があります。そのため、お店に行き、バックパックに詰め物や重りを入れて背負ってみましょう。そうすることで、実際に登山で使うイメージを持つことができ、自分の体型に合ったバックパックを見つけられます。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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