小屋泊登山をする場合、衛生面や新型コロナウイルス感染症対策として、インナーシーツの持参が必要になることも増えてきました。ここでは、インナーシーツの役割や選ぶポイント、おすすめを紹介します。

そもそもインナーシーツとは?

小屋泊登山 インナーシーツ

まずはインナーシーツとは何かを見てみましょう。

インナーシーツは袋型のシーツのこと

インナーシーツは、袋状になっているシーツのことで、シュラフや布団の中に重ねてつかいます。トラベルシーツやシュラフシーツと、いわれることもあります。

種類は封筒型とマミー型の2つ

インナーシーツは、長方形の封筒型と、足元の部分が少し細くなっているマミー型の2種類あります。マミー型は、足元が細いので、慣れないと少しきゅうくつに感じるかもしれないので、はじめての人には封筒型がおすすめです。

 

小屋泊登山に使用するインナーシーツの役割

小屋泊登山 インナーシーツ

インナーシーツの役割について、説明しましょう。

保温性を高める

山小屋は高地にあることが多く気温も低いので、インナーシーツをつかうことで、保温性を高めてくれます。

吸湿速乾で快適性をアップ

寝ている間も汗をかきますが、シーツは吸湿性があり速く乾かしてくれるので、いつでもさらっとしていて、快適につかうことができます。

共有布団なども衛生的につかえる

布団の間に、インナーシーツを入れるだけで、布団やまくらなどとの直接的な接触を制限できます。そのため、共有しなくてはいけない寝具も、衛生的につかうことができます。

また、インナーシーツをつかえば、スリーピングバッグの内側も清潔な状態に保てるので、登山の後は、シーツだけ洗えばよいので手軽です。

固定ページ: 1 2

この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。