登山へ携帯座布団を持っていくメリット
携帯座布団を登山へ持っていくメリットはさまざまありますが、コンディションの悪い場所でも座りやすくなるため、お尻への負担が軽減される点が大きいでしょう。
登山では、食事以外にも小休憩をはさむことがしばしばあります。必ずしもベンチがあるとは限らないので、ゴツゴツとした岩場や直接地面に座る際には、携帯座布団の快適さが身に沁みることでしょう。
肌寒い季節には地面から伝わってくる底冷えをやわらげ、テント泊の登山では枕としての利用もできる便利グッズ。
携帯座布団は”必ずしもなくてはならないグッズ”ではないので、登山の準備リストにピックアップしていなかった人もいるかもしれません。一度使って快適さを知ったら、自分好みの携帯座布団を見つけたくなるかもしれませんよ。
登山にベストな携帯座布団の選び方
種類が豊富な携帯座布団は、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。選び方のポイントを3つ紹介するので、自分にあうタイプを見つけてみてくださいね。
①「軽量&コンパクト」で持ち運びやすいものを選ぶ
携帯座布団を選ぶときには、重量と収納時のサイズに注目してみましょう。
重い荷物を背負って長時間山歩きをする登山。ハードな登山で体力を消耗してしまわないために、持っていくアイテムは少しでも軽量化したいところ。重量の目安は100g未満がおすすめです。
また、コンパクトなサイズ感も重要です。休憩時に「サッ」と取り出して、つかったあとはすぐに収納できる座布団がおすすめです。折りたたんで小さくまとめるものや、丸めて紐やカラビナでザックへ取り付けられるタイプもあります。
ザックの横ポケットへ収納しやすい「軽量&コンパクト」の携帯座布団を選ぶと、身体への負担を軽減してくれるだけではなく、持ち運びしやすく登山で大活躍するでしょう。
②濡れや汚れに強い素材や耐久性があり丈夫なものを選ぶ
登山では雨露で濡れたり、地面の土がついて汚れるのでジャブジャブ洗ってもダメージを受けにくい素材がおすすめです。そこで防水効果の高いポリエチレンは、登山で使う携帯座布団にはピッタリの素材といえるでしょう。
屋外のワイルドな環境で使う座布団は、破れにくく耐久性のあるものを選ぶことがポイントです。登山道は大きな段差があったり、ゴツゴツした岩などがあるので擦れやすいです。また、鋭い枝や岩場で引っ掛けてしまった場合にも、すぐに破れてしまう素材は避け、適度な厚みと耐久性の高い素材選びも大切。
このようなハードな場面が多い登山時の使用では濡れても乾きやすく、さらにダメージに強いタフな座布団がよいでしょう。
③快適な座り心地と形状にこだわって選ぶ
快適な環境へ近づけるために使う携帯座布団は、座り心地のよい形状やサイズ感で選びましょう。
軽量化を重視しすぎて薄いタイプを選ぶと、ゴツゴツとした岩の感触や地面からの冷気がお尻に伝わり、快適さを感じられないかもしれません。
凹凸のある形状とクッション性が高い「クローズドセルフォーム」は、携帯座布団の座り心地をUPさせてくれる人気素材のひとつ。断熱性能もあるので、底冷えを緩和してくれるでしょう。
また、自分の体型に合うサイズを選ぶことも重要です。大き過ぎたり、お尻がはみ出るほど小さい座布団だと登山時には使いにくいので、マットの上に座った時に座布団が少しはみ出る程度の大きさがおすすめです。
デザインやサイズも豊富なので、自分の体型や好みにあうものを登山のお供に選びましょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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