自分に合ったフェスを選ぼう
俗に「フェス」と呼ばれているのは、音楽フェスティバルのこと。一般的な「ライブ」との違いは、主に屋外で開催されることと、複数のアーティストが出演することです。
フェスではライブを観るだけじゃなく、屋台のご飯を食べたり、キャンプやバーベキューをしたりと、野外ならではの楽しみ方があります。
フェスは大きく分けて、フジロックやRSRなどの「郊外型フェス」と、サマソニやウルトラなどの「都市型フェス」があります。
初心者はアクセスが容易で装備も少なくて済む「都市型」からスタートするといいといわれていますが、最近はビギナーやファミリーでものんびり楽しめる中規模郊外型フェスなども増えています。
どのフェスに行くのかを決める理由は、「観たいアーティストが出演する」まずはこれです。一番好きなバンドを観に行ってもいいですし、普段はなかなか観れない海外アーティストを観に行くのもいいでしょう。
また、一緒に行く人によっても、選ぶフェスは変わってきます。子どもと一緒にいきなりフジロックはキツいので、ファミリー向けのアコチルを選ぶとか。近場で開催されるから行ってみるという勢いも大事ですよ。
アーティストの予習をしよう
まずは大好きなアーティストの楽曲をおさらい。どんなパフォーマンスが観られるのか、想像しながら聴く時間もまた楽しいものです。
また、知らないアーティストでもYouTubeなどで聴いてみて。結構好きかも…という新たな出会いがあるかもしれません。
予習する時間が無くてもOK。当日たまたま観たバンドの大ファンになってしまったなんてことも、フェスの醍醐味の1つですよ。
タイムテーブルを作ろう
ほとんどのフェスは、それぞれのステージごとのタイムテーブルが事前に発表されます。なるべく沢山のアーティストが観たいと思っても、食事や移動の時間を確保したり、出演時間がかぶっていたりして、全てのアーティストが観られるわけではありません。
好きなアーティストから優先順位を付けて、自分だけのタイムテーブルを作りましょう。友達と観たいアーティストが違った場合は、その時だけ1人で行動してみるのもいいですよ。
この「自分タイムテーブル」を考えている時が、一番わくわくする時間かもしれません笑
フェスファッションを楽しもう
フェスを全力で楽しむためには服装の準備が重要です。都市型、郊外型どちらにも共通するフェスファッションの極意は、「動きやすい」「日焼け対策」「雨対策」の3つ。郊外型にはこれに「夏でも寒さ対策」が加わってきます。
みんなだいたいTシャツに短パン、スニーカーにハットという感じです。間違ってもヒールなんて履いてきちゃダメですよ。
雨が降ってきたら、防水ジャケットやレインポンチョなどを羽織ります。
アウトドアでは派手な色のほうが映えるので、普段は地味な色しか着ないという人も、フェスではカラフルなファッションで目立っちゃいましょう♪
山でのフェスは山装備、海でのフェスならリゾート感を、都市型ならちょっとアーバンな感じなど、雰囲気を変えてもいいですね。
もちろん、好きなアーティストやフェス限定のTシャツを買って着るのも気分が上がります。
フェス飯を食べよう
フェスの飲食店は、ものすごい倍率の中で、厳しい審査をくぐり抜けてきたお店ばかり。美味しいものしかないに決まってます。
どんなお店が出店しているのかをチェックしておきましょう。
大規模なフェスでは超有名店の飲食ブースもあり、中には行列ができるものも。タイムテーブルが押さないように、余裕をもって組み込んでおきましょうね。
歩きながら食べられるものは、ステージからステージの移動中にサクッといけるので便利ですよ。
キャンプを楽しもう
キャンプサイトがあるフェスなら、是非キャンプしてみてください。会場近郊のホテルは1年前から予約が埋まってたりして、なかなか取りづらいですし、シャトルバスは長蛇の列。
キャンプだったら無駄な移動の時間を掛けなくて済むし、キャンプが主体のフェスも増えてきていますよね。
キャンプ初心者でも大丈夫。フェスのキャンプサイトは初心者さんも多いので、協力し合いましょう。
サマソニには「手ぶらキャンプ」なるものがあり、着替えだけ持っていけばキャンプできちゃうそうですよ。
無数にあるテントの中から自分のテントが分からなくならないように、テントをデコるのもフェスならではの楽しみ方です。
無理せずのんびりもアリ
フェスは思っている以上に体力を消耗するので、無理のないタイムテーブルを組んでください。あまり詰め込まずに、贅沢で自由な1日を満喫するのもいいものですよ。
好きな音楽を聴いて、疲れたらまったりして、お腹がすいたら食べて、眠くなったら寝る。特に子ども連れだと、子どものペースに合わせることになりますから、あまりカリカリせずにのんびり行きましょう。
ライブは目当てのものだけ観て、他の時間はワークショップなどの体験ブースや、キッズエリアなど、子どもも一緒に楽しめるような場所で過ごしましょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。