※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
【2024年版】登山用リュックは種類もブランドもたくさんあって、どれがよいのかわからないですよね。そこで今回は、登山用リュックを選ぶときのポイントについて説明します。ブランド別のおすすめモデルも紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

登山用リュックの選び方!3つのポイント

登山用リュック おすすめ

登山用リュックは、目的や体に合うサイズを選ぶことが大切です。大きすぎたり小さすぎたりすると、体にフィットしないだけでなく、登山にも支障をきたす場合があります。登山用リュックを選ぶとき、チェックすべきポイントは以下の3つです。

  • 容量
  • 仕様
  • 装備されている機能

上記の各ポイントを詳しく見ていきましょう。

①容量

登山用リュックの容量にはいくつかの種類があります。目的別に適した容量を選びましょう。

日帰りは20~30L

日帰り登山やハイキングなら、20~30Lくらいの容量を目安に選んでみてください。軽装備の登山で必要なものが、だいたい収まります。たとえば、水・行動食・防寒着・レインウェア・ファーストエイドキット・ヘッドライトなどです。荷物が多い場合は、30~40LくらいあってもOKですよ。

小屋泊は30~45L

小屋泊になると、30~45Lくらいの大きさがよいでしょう。着替え・タオル・スキンケア用品・調理器具などのアイテムが増えるためです。日帰り用としても、チェーンスパイクやダウンが必要な冬の登山や、持ち物が多いときに使えます。

テント泊は50L~

テント泊登山には、50L以上の容量が必要です。テントやマット、シュラフなどの大きなものを入れなくてはいけません。加えて、食料・水・着替えなど、泊まる日数分の荷物が増えます。荷物をコンパクトにまとめる工夫をしましょう。

②仕様

登山用リュックの仕様もさまざまです。自分の体に合うつくりのものを選ばなければいけません。どのようなところをチェックすべきか説明します。

背面長サイズ

背面長とは、腰の付け根から首のうしろの突出している骨までの長さです。自分の背中の長さに合わないリュックを使うと、体への負担が増えて疲れやすくなります。XS~Lまでサイズ展開がある場合なども、リュックの寸法と自分の背面長の寸法を照らし合わせて選んでください。

背面パッド

背面パッドはリュックを体にフィットさせる役割があります。荷重を分散させることで、歩きやすくなるでしょう。

ウェストベルト

ウェストベルトがあると重い荷物をラクに背負えます。ウェストベルトで骨盤をつつむように背負うのがコツ。肩の痛みも減らせますよ。

チェストベルト

チェストベルトは荷物の重さで体が左右に揺れるのを防ぎます。リュックと体が一体となれば歩行が安定しますね。

男性用・女性用

女性用リュックは、肩幅や腰骨の位置、バストのふくらみを考えてつくられているのが特徴。リュックが体に合わないと感じる女性は、女性向けモデルを選ぶのがおすすめです。

③装備されている機能

登山用リュック おすすめ

登山用リュックには、いろいろな機能を備えているものがあります。快適に登山を楽しむためにも、どのような機能があるのかをチェックしましょう。

雨蓋

雨蓋があれば、雨が降り出したときにリュック内への浸水を防げます。また、雨蓋の収納スペースを活用すると、小物が整理できて便利ですよ。

ザックカバー

雨のときにリュック全体をザックカバーで覆い、リュックごと雨から守ります。リュックに標準装備されているモデルを選ぶとよいでしょう。

サイドポケット

水筒やペットボトル、地図を入れて使います。リュックを背負ったまま、ポケットからものを取り出せるタイプもありますよ。

ハイドレーション用ポケット

ハイドレーションは、水を入れたパックと吸水チューブをリュックに取り付けて使います。リュックに専用のポケットがあると取り付けが簡単で、歩きながら水分補給できるのがうれしいですね。

トレッキングポール取り付けホルダー

通常、リュックの外側にあります。ベルトやループを使って、トレッキングポールをリュックに取り付けられるタイプなら、収納場所に困りません。登山の前に付け方を確認しておきましょう。

日帰り登山用リュックの選び方については、以下の記事もあわせてご覧ください。

日帰り登山に最適なリュックの選び方とは?おすすめのリュックをご紹介!

登山用リュックのおすすめをブランド別にご紹介!

登山用リュック おすすめ

おすすめの登山用リュックをブランド別にご紹介します。

幅広い用途で使える!MILLET(ミレー)サースフェー 30+5

容量は30Lと、日帰り登山にちょうどよい大きさです(ストラップを伸ばすと35Lまで対応)。パッキングを工夫すれば小屋泊にも使えるでしょう。背面パッドに水はけのよい素材を使用。汗をかいても背中の蒸れを防ぎ、快適に使えるのが魅力です。

リュックを背負ったまま飲み物を取り出せるサイドポケットや、スマホも収納できる大型ポケットは便利!ほかにもテントマットを取り付けるベルトや、チャック付きサイドポケットなども備えており、機能充実のモデルです。

ミレー SAAS FEE 30+5
ミレー SAAS FEE 30+5

女性の方なら以下のモデルが候補になります。上記と同シリーズですが、背面長が短く、女性の体に合わせた構造です。
「サースフェー 30+5 LD(容量:30+5L)」

ミレー SAAS FEE 30+5 LD
ミレー SAAS FEE 30+5 LD

オールラウンドなモデル!THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)テルス35

日帰りから小屋泊まで使えるモデルです(容量:M/36L、L/38L)。軽量でフィット感がよいのが特徴。フロントの大型ポケット裏にはレインカバーが内蔵され、ジッパーは撥水性があるので、雨の日でも使えますよ。

デイジーチェーンにカラビナを付けて濡れたカップを乾かしたり、フロントループにトレッキングポールをつけたりと、工夫して使えるのもGOODです。

ザ ノースフェイス テルス35
ザ ノースフェイス テルス35

以下のモデルは、女性の体に合わせて背面長を短めに設定してあります。
「テルス35(容量:WM/33L、M/35L、L/37L)」

ザ ノースフェイス Tellus 35 WM
ザ ノースフェイス Tellus 35 WM

小屋泊にぴったり!OSPREY(オスプレー)ケストレル48

小屋泊まりの2~3日の登山に適したモデルです(容量:S/M=46L、M/L=48L)。荷物の量次第では、テント泊登山もできるでしょう。背面長を調整すると、よりフィット感がアップします。

行動中にリュックを背負ったまま、トレッキングポールの一時固定ができるのはうれしいところ。サイドのジッパーを開ければ、リュック内部へ素早くアクセス可能です。

フロントポケットやタテ形のチャック付きポケットなど、収納スペースが多いので、小物の整理に活用できますね。

オスプレー ケストレル 48
オスプレー ケストレル 48

以下のモデルは、ケストレルに女性専用の設計のヒップベルトとハーネスを採用していますよ。
「カイト46(容量:XS/S=44L、S/M=46L)」

OSPREY カイト 46
OSPREY カイト 46

動きに合わせてフィットする!GREGORY(グレゴリー)ズール30

日帰り登山に適した30Lのリュックです。行動中の動きに合わせて体にフィットし、荷物が軽く感じられる背負い心地がポイント。速乾性のあるメッシュパネルは蒸れにくく、休憩のときも汗冷えの心配がありません。

雨蓋を外さずに荷物の出し入れが可能なフロントU字型ジッパーや、特大ヒップベルトポケット、サングラス用の引っ掛けベルトなどもあり、使い勝手がよいのが魅力。トレッキングポールを固定する、アタッチメントループとフック付きです。

GREGORY ズール30
GREGORY ズール30

以下が女性の体型に合わせて作られたモデルです。
「ジェイド28(容量:28L)」

GREGORY ジェイド28
GREGORY ジェイド28

環境に配慮したモデル!deuter(ドイター)フューチュラ32

素材の約50%にリサイクル素材が使われており、環境に配慮したリュックです。容量は日帰り登山にぴったりの32L。背面メッシュはリュックが背中に密着しない構造のため、暑い季節も快適に歩けます。

トレッキングポールを着脱しやすい、ストレッチコード付きホルダーが装備されているのもうれしいですね。ハーネスにはサングラス専用ホルダーもついています。2気室構造ですが、ジッパー式の仕切りを外せば、1気室としても使えますよ。

deuter フューチュラ 32
deuter フューチュラ 32

以下が女性の体にフィットするように作られたモデルです。
「フューチュラ 30 SL(容量:30L)」

ドイター フューチュラ 30 SL
ドイター フューチュラ 30 SL

 

登山用リュックの選び方や、ブランドごとのおすすめモデルを紹介しました。登山用リュックを選ぶときには、容量・仕様・装備されている機能をチェックすることが大切です。重い荷物を背負って肩が痛くなった経験のある方は、ぜひ体にフィットするリュックを選んでください。体への負担が軽減されて、長時間でも快適に歩けるようになるでしょう。日帰りだけでなく、小屋泊やテント泊もできれば、ますます登山を楽しめますね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。