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冬キャンプの心配ごとといえば、寒さ対策ではないでしょうか。せっかくの冬キャンプ、寒さ対策をしっかりとして思いきり楽しみたいですね。冬キャンプを楽しむには、まずは足元の防寒が必要です。冬キャンプの寒さ対策におすすめのアイテムを厳選してご紹介します。

 

目次

冬キャンプで「寒さ」は、足元からやってくる!

冬キャンプ シューズ・ブーツ

冬キャンプで寒いのは前提ということで、当然焚き火やストーブで寒さ対策をしますよね。

焚き火やストーブの周りは暖かいけれど、時間とともに足元がヒンヤリなんて経験はありませんか?

どんなに体を暖めても、足元からジワジワと冷やされていくのです。

なぜ足元から冷えるのか

冬キャンプ シューズ・ブーツ

日が陰り気温が低下してくるとともに地面から冷気が出てきて、知らず知らずのうちに足元が冷やされているのです。

どんなに焚き火で暖まろうとしても、火の当たらない足元はどんどん冷やされ、寒さで指先の感覚がなくなってしまうこともあります。

足元の冷えは、全身が冷える原因に!

冬キャンプ シューズ・ブーツ

足元が冷やされると、その後みるみるうちに全身が冷えてきます。

体の芯から冷えてしまうと、その後どんなに防寒しても体は温かくなりません。

そうなってしまう前に、まずはしっかりと足元を冷やさない対策をすることが大切なんです。

 

冬キャンプで足元の冷えを防ぐ方法

冬キャンプ シューズ・ブーツ

冬キャンプで寒さを防ぐためには、まずはしっかりと防寒、保温をすることが大切です。

外で過ごす際はスニーカーではなく防寒できるブーツを履いて、テントの中では地面からの冷気に触れないようにテントシューズを履くことで、足元の冷えは解消することができます。

くつ下の素材に注目!これだけでも足元ポカポカ

冬キャンプ シューズ・ブーツ

足元の防寒で、もっとも重要なのがくつ下です。

通常のコットンのくつ下だといくら厚手でも、運動した際にかく足の汗を吸い込んだときにそのまま蒸発せず、足を冷やしてしまいます。

ウールやモヘアなど、保温性や通気性、速乾性に優れた天然素材を選べば、足の汗をすぐに蒸発させて暖かさをキープしてくれます。

テント内は、テントシューズで暖かさを保って

冬キャンプ シューズ・ブーツ

テントの中ではどんなに厚手のマットやブランケットを敷いていても、地面からの底冷えが伝わり足の指先が冷え、夜ぐっすり眠れないなんてこともありますよね。

そんな時、大活躍するのがテントシューズです。

保温性と通気性に優れたくつ下とテントシューズの組み合わせは、保温と冷気の侵入を防ぐ効果があるので、冬キャンプの足元最強コンビといえます。

冬キャンプの寒さ対策

冬キャンプ 冷気対策

冬キャンプを楽しむには、寒さ対策が必要です。日中はBBQや焚火をして、なんとか寒さをしのいでいても、夜はさらに気温が下がって寒くなります。暖かく過ごすには、以下のような方法を試すとよいでしょう。

テントを張る前にグランドシートを敷く

テントの下にグランドシートを敷くと、地面からの底冷えを軽減できます。また、雨の日にキャンプをする場合、地面からの浸水を防ぐ役割も。

グランドシートはアウトドア用はもちろん、ブルーシートでも代用できますよ。

銀マットやダンボールを敷く

銀マットや段ボールを敷くのも方法です。いずれも空気の層をつくるのに有効。また、熱を伝えにくいので、地面からの冷気を感じにくくします。

加えて、厚みがあるものを敷くとクッションになり、地面のでこぼこも気にならなくなりますよ。

インフレーターマットを使う

インフレーターマットは、クッション性と断熱性を兼ね備えているのが特徴です。空気を入れて膨らませるマットなので、地面からの冷気を防ぎ、寒い時期も快適に眠れるでしょう。

インフレーターマットには、さまざまな種類があります。コンパクトに収納できるものや、広げると自動的に空気が入り膨らむもの、R値の高いものなどです。

R値とは、断熱効果をあらわす数値のこと。数値が高いほど断熱効果があり、地面からの冷気を伝わりにくくします。以下の記事も参考にしてみてくださいね。
冬キャンプにはR値の高いマットを選ぼう!使い方のコツやおすすめも

電気毛布を使う

電源サイトを利用するなら、電気毛布を使うと暖かく眠れます。電源のある場所から距離がある場合、野外でも使える延長コードを用意しておきましょう。また、大容量のポータブルバッテリーがあると、電源のないサイトでも暖かく過ごせますよ。

キャンプ用の電気毛布の選び方については、以下の記事をご覧ください。
冬キャンプは電気毛布で防寒対策を

冬キャンプにあうテントを選ぶ

寒さに耐えられるテントを選んでください。素材はさまざまなものがありますが、どのようなテントがおすすめなのか、説明します。

冷気を防ぐ「スカートつきテント」

スカートつきのテントなら、内側に入り込む冷気や風を防ぎやすくなります。冬用にテントを購入するときは、裾にスカートがついているものを選ぶようにしてくださいね。スカートがあるか否かで、テント内の環境がまったく違いますよ。

薪ストーブが使える「難燃素材のテント」

薪ストーブを使用する場合、燃えにくい素材を選びましょう。火に強い素材には、ポリコットンやコットンがあります。

火の粉が飛んでも燃え広がりにくいので、テント内でストーブを焚けるものもあります。たとえば、薪ストーブ用の煙突穴がついたテントなどです。冬キャンプの楽しみが広がりますね。

暖房器具を管理しやすい「ツールームテント」

テント内を広く使えるため、暖房器具を置くスペースを確保できます。フルクローズタイプを選ぶと、温まった空気を外へ逃しにくいでしょう。また、戸外へ出なくても、リビングスペースで調理や食事ができるので、寒い季節にぴったりです。

ツールームテントは、ソロキャンプやデュオキャンプ、ファミリーキャンプなど、さまざまなスタイルにおすすめ。筆者もツールームテントでストーブを使っていますが、暖かく過ごせますよ。

なお、テント内でストーブを使用する際は、一酸化炭素中毒に注意し、こまめな換気を心がけましょう。
冬キャンプの必需品、一酸化炭素チェッカーの選び方

冬キャンプの寒さ対策「ブーツ」3選

冬キャンプ シューズ・ブーツ

テントの設営や焚火など、外で過ごす時間も寒さ知らずで快適なあったかブーツをご紹介します。

THE NORTH FACE ヌプシダウンブーティウォータープルーフ VII ショート

 ノースフェイスのロングセラー商品であるヌプシブーティーシリーズの中でも、冬キャンプにおすすめなのが「ダウンブーティーウォータープルーフ VII ショート」です。

キャンプで便利な脱ぎ履きしやすいショート丈。足首をホールドするつくりで、フィット感はばつぐんです。水や汚れに強いはっ水加工もアウトドアでは重要なポイントです。

ザ ノースフェイス ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VII
ザ ノースフェイス ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VII

Columbia チャケイピア トール オムニヒート

体温を反射させて保温するオムニヒート素材を採用していて、常に暖かさをキープしてくれる冬キャンプにぴったりの一足です。

着脱しやすいフロントファスナーつき。グリップしやすいソールなので、冬キャンプはもちろん、街での積雪時にも使える一足です。

Columbiaチャケイピア トール
Columbiaチャケイピア トール

SOREL パックナイロン

−40℃の極寒地でも対応する人気スノーブーツブランドSORELの「パックナイロン」は、ナイロン製なので軽量で撥水性に優れています。

冬キャンプの大敵である足元の底冷えから守ってくれる、頼れる一足として人気があります。

ソレル 1964 パックナイロン ウォータープルーフ
ソレル 1964 パックナイロン ウォータープルーフ

 

冬キャンプの寒さ対策「くつ下」5選

冬キャンプ シューズ・ブーツ

冬キャンプで足元の防寒でもっとも重要なくつ下の、おすすめ商品を厳選してご紹介します。

サーモヘア レギュラーソックス

極寒の地カナダ生まれの「サーモヘア」は、貴重なアンゴラヤギの毛(モヘア)を使っているので、暖かさだけではなく、カシミヤのような柔らかい肌触りも兼ね備えています。

過酷な雪山の登山家も愛用者の多い、信頼できる一足です。

THERMOHAIR レギュラーソックス
THERMOHAIR レギュラーソックス

モンベル メリノウールエクスペディションソックス

極寒での雪山登山や探検での使用を想定して作られたくつ下なので、保温性だけではなく耐久性にも優れています。

メリノウールには防臭効果もあるので、キャンプ中も快適に過ごせる一足ですよ。

モンベル メリノウールエクスペディションソックス
モンベル メリノウールエクスペディションソックス

スマートウール マウンテニアクラシック マキシマムクッション クルー

保温性、耐久性、速乾性に優れたメリノウールにこだわるスマートウールのくつ下。厚手で暖かく、クッション性がよいのが、この「マウンテニアクラシック マキシマムクッション」です。

ムートンブーツのようなフワフワの履き心地で、蒸れることなくいつまでも暖かさをキープしてくれる心地よい一足です。

スマートウール マウンテニアクラシック マキシマムクッション クルー
スマートウール マウンテニアクラシック マキシマムクッション クルー

ミズノ ブレスサーモウール厚手ソックス

発熱素材のブレスサーモとウールいう、最強の組み合わせ。

水分を吸収して発熱するブレスサーモを採用しているので、汗をかいても暖かさを保てます。汗による冷えも防いで、暖かさをキープできる心強い一足です。

MIZUNO ブレスサーモウール厚手ソックス
MIZUNO ブレスサーモウール厚手ソックス

ホシノCOCOON CLUB 5本指ソックス

ウィンタースポーツ用の5本指ソックスです。

遠赤外線を放射する繊維を編み込んでいるから、スキーだけではなく、寒い季節でのアウトドアにおすすめ。5本指ソックスは、足指の間の部分の布が汗を吸い取ってくれるため、さらっと気持ちよく過ごせます。

ホシノCOCOON CLUB 5本指ソックス
ホシノCOCOON CLUB 5本指ソックス

 

冬キャンプの寒さ対策「テントシューズ」3選

冬キャンプ シューズ・ブーツ

冬キャンプでは、外が寒いためテントの中で過ごす時間が長くなりがちです。

地面からの底冷えから足元を守ってくれるテントシューズは、一足持っているととても便利ですよ。

ノルディスク モス ダウンシューズ

冬山での使用を想定して作られたゆとりのあるデザインと、高品質のダウンを使用した心強い一足。

軽くて持ち運びにも便利なのでおすすめですよ。

ノルディスク モス・ダウン・シューズ
ノルディスク モス・ダウン・シューズ

イスカ ダウンプラステントシューズ ショート

内部がシャーリング加工されているため内部の暖かい空気を逃さず、保温性に優れています。

使用しているダウンの量は70gとたっぷり使われていて、へたりにくく耐久性もある頼れる一足です。

イスカ ダウンプラス テントシューズ ショート
イスカ ダウンプラス テントシューズ ショート

イスカ ダウンプラステントシューズ ロング

ショートタイプより長いロング丈のシューズは、ふくらはぎまで温めてくれる優れもの。

ゆったりしたサイズ感ですが、内部のシャーリング加工により熱を逃さないので保温性は抜群です。

イスカ ダウンプラス テントシューズ ロング
イスカ ダウンプラス テントシューズ ロング
 

冬キャンプにおすすめ!寒さ対策アイテム5選

冬キャンプ 冷気対策

冬キャンプの冷気対策におすすめしたい、暖かなアイテムをご紹介します。

①NANGA│AURORA light 900 DX

高品質のダウンを使用しているシュラフです。マミータイプの形が体にフィットして、快適に眠れるでしょう。

お値段は張りますが、「寒い季節のキャンプといえば、ナンガのシュラフ」と評されるほど。品質のよいものを、長く愛用したい方にイチオシです。

NANGA AURORA light 900 DX
NANGA AURORA light 900 DX

②マルカ │ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付

直火で温められる湯たんぽです。お湯を沸かして熱湯を入れるのはもちろん、水を入れて、シングルバーナーやコンロの直火で温めることも可能。電源のないサイトでのキャンプにぴったりです。

また、IHヒーターを使用できるのも、うれしいポイント。湯たんぽをキャンプと自宅の両方で使いたい方は、検討する価値ありですよ。

マルカ 湯たんぽ Aエース
マルカ 湯たんぽ Aエース

③Sugiyama │電気敷き毛布

自宅で手洗いできるのが魅力です。キャンプで汚れを気にせずに使えますよ。敷いて使うタイプなので、地面からの底冷えを軽減できて、快適に眠れるでしょう。

3段階に温度調節ができる機能も、プラスポイントです。外気や体温に合わせ、快適な設定にできて便利。電源が確保できるなら、ぜひ使用したい商品です。

Sugiyama 電気敷き毛布
Sugiyama 電気敷き毛布

④Coleman │ パックアウェイコット

コンパクトに収納できるコットです。もち運びがラクなだけでなく、設営も組み立てが不要で、開けばすぐに使えます。

サイドポケット付きで、使い勝手も◎。高さがあるため、地面からの冷気を防げるでしょう。加えて、コット下に荷物を置けるので、スペースを有効活用できますよ。初めてコットを購入するなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

Coleman パックアウェイコット
Coleman パックアウェイコット

⑤Litume │インナーシュラフ

フリース素材で肌触りがよいのが特徴です。シュラフだけよりも、併用して使うことで、さらに暖かく眠れるでしょう。

フード部分は紐で調整が可能。熱を閉じ込めるので、保温性が向上します。冬キャンプで朝まで暖かく眠りたい方に、チェックしてほしい商品です。

Litume インナーシュラフ
Litume インナーシュラフ
冬キャンプは、夏とは違う楽しみ方ができるのが魅力です。しかし、夜は想像以上に冷え込み、眠れないことがあります。場所によっては、氷点下になる場合も。そのため、しっかりと冷気対策をしておくことが大切です。今回ご紹介した、寒さを防ぐ方法やアイテムを参考に、冬キャンプを暖かく快適に過ごしてくださいね。

Greenfield編集部

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。