雪中キャンプにワンポール(ティピー)テントがおすすめの理由
テントといえば三角のワンポールテントを思い浮かべる人も多いかもしれません。おしゃれな印象のワンポール(ティピー)テントですが、雪中キャンプにもおすすめです。その理由についてご紹介しましょう。
設営が簡単
雪の中ではなるべく簡単に早くテントを設営したいものです。ワンポール(ティピー)テントは1本のポールを元にして構造が単純なので、設営がほかのテントよりも簡単です。慣れると数分ほどで設営できるので、雪の中でも手こずることはありません。
薪ストーブを設置しやすい
煙突穴が装備されているワンポール(ティピー)テントもあり、薪ストーブの設置がしやすく便利です。
広く高さがありますので設置場所も十分あり、出入口のファスナーがトリプルファスナーになっているものなら、煙突を通しやすいのでより設置しやすいでしょう。
雪中キャンプ用ワンポール(ティピー)テントの選び方
雪中キャンプに適したワンポール(ティピー)とはどんなものなのでしょうか?寒さと雪に強いテントを選ぶときに注目したいポイントを紹介します。
素材
雪中キャンプにはコットンかTC(ポリコットン)素材をおすすめします。
コットンは通気性に優れているので結露を防ぎ、耐火性があるので火の粉にも強く燃えにくいです。しかし、濡れるとしっかり乾かさないとカビの心配があるので手入れは必要です。
ポリコットンはコットンとポリエステルの混合繊維で、それぞれの素材のメリットを備えています。火にも強く結露しにくく、手入れが簡単なので注目されている素材です。
スカートの有無
「スカート」と呼ばれる、フライシートからさらに伸びている部分があるものが雪中キャンプに向いてます。スカートは、テントと地面の接地面にある隙間からの風の吹き込みを防いでくれます。スカートがあるのとないのでは全然違うので雪中キャンプの必需品です。
雪中キャンプにおすすめのワンポール(ティピー)テント
定番人気のものから新進気鋭メーカーのものまで、ワンポール(ティピー)テントにもさまざまな商品があります。ワンポールテント(ティピー)のなかでもとくに雪中キャンプにおすすめのテントを紹介します。
テンマクデザイン サーカスT/C DX
ワンポールテント(ティピー)で人気の高いテントです。キャンプ場では見ないことはないぐらいです。ワンポールテント(ティピー)の性能はもちろん、デザインがカッコいいとの評価が高く、種類やオプション品も豊富にあります。
薪ストーブを設置するときは、煙突にダブルファスナーを利用すると便利。薪ストーブとの相性がバッチリです。
ogawa(オガワ) タッソT/C
変幻自在で多彩な張り方ができるのが魅力的なogawaのワンポールテント(ティピー)です。前後にトリプルファスナーを装備しているので薪ストーブの設置も簡単です。裾にはスカートを装備しており雪の侵入を防いでくれます。このスカートは巻き上げても使用可能です。
素材は結露に強いT/C素材を採用しています。ほかにもポリエステル素材に、UL仕様のものもあり種類は豊富です。少し変わったワンポールテントをお探しの人におすすめです。
ogawa(オガワ) グロッケ12 T/C
驚くほど設営が簡単で初心者にやさしいテントです。上部にベンチレーター、裾部に全開放可能なベンチレーターメッシュパネルを装備しています。上下で換気するので冬の嫌な結露を抑えてくれるでしょう。
素材は屋根部にT/C素材を、側面はポリエステルと使い分けされています。結露で屋根から水がポタポタと落ちてくるのを防いでくれます。
ノルディスク アスガルド
ノルディスクは愛らしい熊のブランドロゴで、キャンプをしない人からも知られるほど大人気のメーカー。
アスガルドは北欧の極寒地で使用することを前提とした、過酷な環境にも耐えうる頑丈なテントです。ラグジュアリーな雰囲気のテントは、おしゃれに敏感な女性からの人気も高く、憧れのブランドになっています。
ノルディスクのテントの特徴はコットン素材を採用していることです。コットンテントの特性、保温性や結露のしにくさ、また耐火性など、雪上キャンプにおすすめのワンポール(ティピー)テントです。
WAQ Alpha T/C SOLO DX
ワンポール(ティピー)テントはセンターにポールがあるのでデットスペースがありますが、フタマタポール採用でこの問題を解消。広い居住空間を確保でき快適に過ごすことができます。
テントの素材は結露しにくいT/C素材を採用しており、上部の2ヶ所にベンチレーターがあって換気もバッチリです。煙突穴も標準装備しているので、寒さの厳しい雪中キャンプに適しています。