マラソンにおけるハーフタイツの役割について
すでにトップランナーのあいだでは、主流となっているハーフタイツですが、なぜトップの選手たちはハーフタイツを選ぶのでしょうか。
マラソンにおけるハーフタイツの役割について、項目別に紹介していきます。
ハーフタイツの役割①筋肉疲労をおさえる
長距離を走るマラソンでは、筋肉が激しく振動することで、正常な位置からのズレが生じたり、疲労物質がたまったりします。
ハーフタイツで圧力をかけることによって、筋肉疲労をおさえ、体への負担を軽減できます。
ハーフタイツの役割②筋肉や関節の痛みを予防する
長い距離を走ると、筋肉が硬直して引っぱる力がはたらくため、徐々に関節に歪みが生じてきます。関節が歪むことにより、痛みや場合によってはケガにつながることも。
適度な圧力のあるハーフタイツを装着することで関節の歪みや痛み、ケガなどを予防できます。
ハーフタイツの役割③パフォーマンスを高める
ジャージやハーフパンツにくらべて、ハーフタイツは体にピタッとフィットしているため、風の抵抗が少ないという特徴があります。
また、筋肉をしめつけて無駄な動きをなくし、余分なエネルギー消費をおさえることができるため、より高いパフォーマンスを発揮することが可能です。
マラソンに使用するハーフタイツを選ぶポイントは?
マラソンに装着するハーフタイツはどのようなポイントで選べばよいのでしょう。
マラソン用ハーフタイツを選ぶポイント①コンプレッションタイプかどうか
ハーフタイツには、体に適度な圧力をかけて筋肉の動きをサポートしてくれる、コンプレッションタイプのものと、そうでないタイプがあります。
マラソンで装着する場合は、コンプレッションタイプのものがおすすめです。
マラソン用ハーフタイツを選ぶポイント②自分にあったサイズか
コンプレッションタイプのハーフタイツは伸縮性があるので、サイズを気にしないかたがいますが、パフォーマンスを高めるためには、体にあったサイズのものを選ぶことが大切です。
体にあっているかどうかで、サポート能力に差がでてきます。
マラソン用ハーフタイツを選ぶポイント③素材はなにか
ハーフタイツを製造しているほとんどのメーカーが、吸汗速乾性能を重視した素材を使用しています。
汗が乾きにくい素材の場合、熱中症などの要因にもなり、走りのパフォーマンスを低下させることにつながります。
ハーフタイツを選ぶ際には、ポリエステルなどの吸汗速乾性能に優れた素材を選ぶことが重要です。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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