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「子どもができたら一緒にサーフィンをしたい」と思い描くサーファーは多いのではないでしょうか。今回は小さな子どもと、はじめてのサーフィンを楽しむために、気をつけなくてはならないポイントをまとめました。親子で夢のサーフィンライフを楽しみましょう。
 

用意する道具は?

サーフィンを安全に楽しむためには、大切な子どもに、けがや事故が起きないように準備することは最重要ポイントです。万が一に備えて用意しておくべき用具をまとめました。

ライフジャケット

水深30㎝でも溺れる可能性があると言われるほど、海や川には危険があり、毎年痛ましい事故のニュースを耳にします。

特に海は、潮の満ち引きや波の力などにより、その危険度は高いと言えます。

 

 

ライフジャケットは、万が一波に飲まれてしまっても、浮いてきますので、小さいお子さんや海に慣れていない場合は必ず着用しましょう。

お子さんの成長を考えて大きめのものを買う人もいますが、サイズが合っていないと、もしもの時に役に立ちません。

適合サイズ、適合体重を考慮しできるだけ目立つ色のものを用意すると良いでしょう。

 

Bluestorm(ブルーストーム) ライフジャケット 国土交通省承認幼児用 BSJ-210Y
Bluestorm(ブルーストーム) ライフジャケット 国土交通省承認幼児用 BSJ-210Y

 

ソフトボード

ソフトボードは親子で楽しめる安全性の高いサーフボードです。通常のサーフボードは、素材も固く、フィンも鋭利なため、海の上では凶器になります。

 

サーフィン 子ども

出典 Softech

 

お子さんのはじめてのサーフィンは、ソフトボードを用意しましょう。スポンジボードとも言いますが、ビート板のようなウレタン素材で、フィンも軟らかく、万が一衝突してもけがをしにくい素材で出来ています。

ソフトボードは浮力があり、テイクオフも早くできることから、大人の練習用としても利用されます。

ソフテック サーフボード ショートボード ソフトボード 子供用
 

Softech SOFTBOARDS ソフテック SALLY サリー 7'0" ソフトボード ファンボード ミッドレングス サーフボード SALLY FITZGIBBONS シグネチャーモデル 2021年モデル 日本正規品 7'0" PNK(ピンク)
Softech SOFTBOARDS  SALLY  7’0″  ミッドレングス サーフボード  シグネチャーモデル 2021年モデル 日本正規品 7’0″ PNK(ピンク)

ウェットスーツ

暑い夏の海岸では、スイミングウェアでサーフィンをしている光景をよくみかけますが、初心者や子どもの場合、けがや事故の防止のため、ウェットスーツを着用しましょう。

素肌を露出していると、サーフボードや浮遊物で怪我をする可能性があります。夏用に2mmものなどもありますので、気温や水温に合わせて適正なものを用意しましょう。

サーフィン 子ども

出典 Roxy

 

 

Ocean&Earth ウェットスーツ STEAMER
Ocean&Earth YOUTH STEAMER 3/2mm ウェットスーツ

 

コンディションの確認

大人でも水の中は相当な体力を使います。子どもたちは楽しくなると疲れを忘れて遊びがちですので、その日の体調や、睡眠時間、食事など身体のコンディションを親が気をつけなくてはなりません。

また、水の中でも喉は乾きます。熱中症にならないように、こまめな水分補給を意識しましょう。

子どもサーフィン

サーフィンは自然と上手に付き合う遊びです。その日の海のコンディションを把握することも重要なポイントです。

大人のヒザ、モモくらいのうねりでも、子どもの身長ではもっと大きく感じるはずです。

波の大きさ、潮の満ち引き、風向き、天気予報など様々な情報を把握することが重要です。時には、安全が確保できないなら、止めるという選択も必要な事です。

 

想定できるリスクを取り除く

水難事故やサーファー同士の衝突、海洋生物や害虫、熱中症や焼けた砂での火傷など、海で行うサーフィンには、日常では思いもよらない危険が伴います。

サーフィン 子ども

楽しさを追求するためには、想定される危険を最初から取り除くことが重要です。危険を想定することにやりすぎはありません。

むしろ、想定外で起こる危険ほど恐ろしいものはありませんので、複数の大人が具体的な例を危険を予測した上で対応策を共有しておきましょう。

 

親子で楽しむタンデムサーフィン

はじめてサーフィンを体験した時、サーフボードに寝そべったまま、波に押されて水面を滑る気持ちよさに感動した人が多いのではないでしょうか。

水面を、水しぶきをあげて波と一緒になって滑っていく快感は、他に例えようがありません。

親子サーフィン サーフィン 子ども

そんな体験を最初にさせたいのなら、同じボードに子どもを乗せて一緒に波に乗る「タンデムサーフィン」をおすすめします。

ボードのやや前に子供を乗せて、後ろに大人が乗ります。最初はスープでもいいでしょう。

一緒に乗っている大人がサーフボードをコントロールして、波に乗る感覚を体験させます。親子で一緒に楽しめますし、親御さんと一緒なら子どもも安心して遊ぶことができます。

 

子どもたちに伝えたいこととは!

子どもとサーフィンを楽しみたいと思うサーファーは、きっと海が大好きなはずです。

サーフィンを通じて海のすばらしさ、自然の大切さを子どもたちに伝えることは、その後の人格形成に大きな影響を与えることでしょう。

親子 サーフィン 子ども

海からはさまざまなことを学ぶことができます。自然との共存や命の大切さ、協調性や表現力のほか、体力や免疫力などの健康面でも影響を受けるはずです。

私たち大人も、サーフィンを通じて人生を学んでいます。人間の力ではどうにもならない自然の力や、同じ波は二度と来ない今という時の大切さ、仲間と同じ波を分け合う楽しさや、ルール、マナーを守る協調性など、海は自分を見つめ直す機会を与えてくれる存在です。

未来を創る子どもたちも、海という自然から、バーチャル時代の現代社会では教えられない大切なものを学んでくれると思います。

サーフィン 子ども

 
近年、海水浴場などの海辺では、子どもの姿が減ったと言われています。自然が失われている環境的な問題もありますが、海や自然に親しむ人たちが減ってきていることも一因と考えられます。多くの子どもたちが自然と触れ合い、楽しんで遊ぶ機会が増えることで、人間が自然と共存していく未来が開けるのではないでしょうか。そのためには、安全面での大人のサポートが不可欠です。サーフィンを通じ、海の危険を理解して、最善の準備をすることで、子どもたちが安心して遊べる環境を増やしていきましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。