10日前 安全な川選びと下見
川遊びの予定が決まったら、まずはどの川に行くのかを決めなければいけませんね。川遊びをする場所は、どこでもいいわけではありません。
家から近い、景観がいいなどの理由は二の次にして、一番は「安全」であることを重視して選んでください。川遊びに向いているのはこんな場所です。
開けていて、見通しがいい
川が蛇行していたり、草木がうっそうとした川では、子どもが見えなくなってしまう可能性があります。十分な広さがあり、100m先くらいまでは見通せる場所がいいでしょう。
車で近くまで行ける
車でいけると行き帰りのアクセスが便利ということがまず一番。そして万が一ケガや熱中症などで病院に搬送しなければいけなくなったとき便利です。車でアクセスしやすい場所を選びましょう。
子どもの膝下までの深さが続いている
初めて川遊びをする場合は、泳ぐにはちょっと浅すぎるかな?ぐらいでいいんです。膝上を超えてくると、ちょっとした拍子に流されてしまうことがあります。
付近にに滝つぼや堰堤、テトラポットなどの人工物がない
基本的に、水が白く泡立っているような箇所は危険と覚えておいてください。特に下流のほうに堰堤があると、流されてしまったとき落ちてしまい、救助が難しくなります。
日陰が適度にあり休憩できるスペースがある
熱中症や低体温症を防ぐには、こまめな休憩が肝心です。日陰がない場合は、サンシェードを持っていきましょう。
できれば近くにトイレがあるといい
これはなかなか難しいのですが、あったら便利です。近くにトイレがない場合は事前に済ませておき、いざというときは簡易トイレを使いましょう。
これらの条件を満たす場所に目ぼしをつけたら、一度大人だけで下見に行くといいですね。ネットの写真や地図だけでは分からないことがあるかもしれません。
また、川遊びでは子どもから目を離せないので、大人は2人以上同行しましょう。
1週間前 持ち物の準備
場所が決まったら、次は服装や持ち物の準備です。大事なのは足もと。川遊びでは、ビーチサンダルやクロックスなどはすぐ脱げてしまうのでNGです。
足にフィットして保護してくれる、川遊び用のウォーターシューズ、マリンシューズを用意しましょう。
服はポリエステルなどの速乾性のある素材で、日焼けと虫さされを防ぐために長袖をおすすめします。
熱中症にならないよう、帽子も忘れずに。それから、どんな遊びをするにしろ、川に行くなら必ず用意してほしいのがライフジャケットです。
子供用だけでなく、大人の分も用意してください。
飛び込みなどをする場合は、ヘルメットも必要です。
【川遊び】どんな服装がいい?安全に楽しむための3つのチェックポイント
体に身につけるものが準備できたら、遊ぶための道具も用意しましょう。
シュノーケルや水中メガネ、魚取りのタモ網とバケツ、水鉄砲やボディボードなどがおすすめです。
こちらもご覧ください。
子どもが喜ぶ♪いつもの川遊びを100倍楽しむための基本の道具トップ5!
それから、子どもがケガをしたときに応急処置ができる救急グッズも必要です。
また、虫さされや日焼け対策も忘れてはいけません。最後に、タオルや飲み物などは、多めに持っていっても損はありませんよ。