アウトドアシーンにも欠かせない価値観?持続可能な世界を目指すSDGsとは

サステナブルなファッションへ!海外アウトドアブランドの取り組み①

サステナブルなファッションへ!海外アウトドアブランドの取り組み①
サステナブルファッションとは、どういうファッションのことなのでしょうか。今回は、サステナブルなファッションについて説明するとともに、注目されている背景や、海外のアウトドアブランドの取り組みをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

サステナブルなファッションとは?

サステナブルファッション ブランド 海外編・パート1

サステナブルなファッションとは、衣類の生産・販売・廃棄の過程で、地球環境や労働者に配慮したファッションのことです。

ファッション産業は、環境への負荷が大きいとされています。原料の調達から製造までに、服1着あたり約25.5kgのCO2を排出し、約2,300Lの水を消費。国連貿易開発会議(UNCTAD)では、「世界で第2位の汚染産業」ともいわれるほどです。

そのため、環境に配慮した商品づくりが求められています。たとえば、生産工程で水やエネルギーの使用量を減らしたり、リサイクル素材をつかったりするなどです。

加えて、流行を取り入れた低価格のファッション製品が増え、商品のライフサイクルが短くなっているのも問題。廃棄されたファッション製品はゴミ問題へとつながります。また、生産過程での労働環境やアニマルウェルフェア(動物福祉)などについても、考慮する必要があるでしょう。

こうした課題を抱えるファッション業界では、多くの企業がサステナブルファッションへの取り組みをはじめています。

出典:
環境省「サステナブルファッション
大和総研「なぜ今、サステナブルファッションが望まれるのか

 

サステナブルファッションへのアウトドアブランドの取り組み

サステナブルファッション ブランド 海外編・パート1

サステナブルな商品づくりを目指して、多くのアウトドアブランドもさまざまな取り組みをはじめています。代表的な取り組みをご紹介しましょう。

長く着られる商品づくり

アウトドアブランドのなかには、長く着られる商品を企画し、丁寧な生産を行おうとしているところがあります。廃棄量を増やさないためです。低価格にするために商品の質を下げると、購入から廃棄までの時間が短くなってしまいますよね。

サイズ調整や修理のサービスを提供して、ひとつの商品を長くつかってもらう工夫もみられます。

リユースの促進

リユース(再使用)は、過剰な生産の抑制につながります。アウトドアブランドのリユースの例としては、企業が使用済みの衣服を回収し、まだ着られるものを中古市場で再販するなどがありますよ。消費者にもメリットがあり、新しい服より安い価格で購入できます。

古着ショップはこれまでもありました。しかし、グローバルな規模で循環型社会が目指されているなか、リユースはメーカーでもはじめられつつあるのです。

適正な在庫管理

受注生産やアウトレットでの販売をとおして、適切な在庫管理を行うブランドが増えています。必要以上に生産すれば、生産・販売・廃棄の過程で環境への負荷が大きくなりますよね。在庫管理を徹底すると、こうした環境問題に貢献できるでしょう。

素材や生産過程の可視化

素材や生産過程への配慮が商品に明示されていると、消費者にとっては安心感があるのではないでしょうか。環境や労働者に配慮した製品づくりは、商品に付加価値を与えます。また、リサイクル素材の利用などを企業が公開すれば、ブランドのイメージアップにもなりますね。

資源としての再活用

アウトドアブランドでも、資源の有効活用への取り組みが注目されています。「アップサイクル」という動きで、廃棄されるものに新たな価値をもたせることです。

アップサイクルで商品に新しいアイデアやデザイン性が加えられれば、それを手に取る人だけでなく、地球にとってもうれしいこととなります。

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