冬のSUP時に重宝するブーツとは
冬場のSUPは水温、気温ともに下がるため防寒対策が必要です。なかでも足は体の中でも水にいちばん近く、素足だと水に濡れて冷たくなり、快適に楽しめません。
冬のSUP時に着用することの多いドライスーツは足まで覆うものもありますが、ドライスーツ以外のウェットスーツを着る場合、足元が出ているので、別途ブーツを用意して防寒対策をする必要があります。
ブーツによって機能はさまざまですが、滑り止めがついていたり、かかと部分やつま先の補正がしっかりされていたりするので、ボード上で踏ん張りやすくなるのもポイント。
また、SUPブーツには足の裏の怪我を防ぐという特徴があり、ほかのシーズンでもブーツを使用したい方は、ブーツの厚さを重視し、年中使用できるものがおすすめです。
冬のSUPにおすすめなブーツの選び方
SUPで使用するブーツですが通常、サーフブーツを選びます。選ぶ際は、サーフィン、カヌー、ダイビングなどの商品を取り扱うお店に販売しているサーフブーツを見てみましょう。
SUPブーツの選び方①厚さを確認
生地の厚さを確認しましょう。冬は5mmほどの厚いものがやはり保温効果の高さが期待できるのでおすすめですが、動きやすさを重視したい方は3mmくらいのものでもよいでしょう。
SUPブーツの選び方②サイズや履き心地
快適にSUPを楽しむため、自分にあったサーフブーツのサイズを選ぶのが重要です。ピッタリのものを選ばないと水の侵入の原因となってしまいます。迷った時には少し小さめのものを選ぶのがおすすめです。
SUPブーツの選び方③機能性を確認
防水性や速乾性など、サーフブーツとしての機能性を確認しましょう。水に濡れて足が冷えるのを防ぐため、ブーツの中に水が入るのを防いだり、防水性の高い生地を選ぶことも大切です。
また、万が一水が入ってしまったときのために速乾性があるものを選んでも良いでしょう。
SUPブーツの選び方④タイプを確認
サーフブーツにはおもに2つのタイプがあります。それぞれ詳しくみてみましょう。
スタンダードタイプ
ベルトがついているサーフブーツです。足首部分を固定できるマジックテープが付いているのでずれにくく、水の侵入を防げるのがポイント。
高い保温効果が期待できますが、動きにくいと感じる方もいるので、動きやすさを重視する方は注意が必要です。
ソックスタイプ
靴下を履いているようにフィット感のあるタイプです。動きやすいのが特徴的で、SUPをする時に重宝するサーフブーツです。
冬のSUP時におすすめのブーツを紹介
冬のSUP時に重宝する、動きやすさや保温効果の高いブーツを紹介します。
SURF SPRIT SOLE 3.0MM
ソックスタイプで厚さ3mmのブーツです。素足の感覚も残しつつ高い防寒性も期待できるのが嬉しい特徴。ブーツ内部は、遠赤外線ジャージ生地を使用しており、保温や速乾に優れています。
水の侵入がすくないデザインになっていますが、高伸縮性があり動きやすいので、激しい動きのあるSUPをする方にもおすすめです。
FELLOW サーフブーツ 3mm
ソックスタイプの厚さ3mmのブーツです。足のなかでもとくに冷えやすい、つま先への浸水を防ぐ補強がなされています。
かかと部分のラバー素材も2重になっており、高いホールド力が期待できるため、動きやすいのも魅力。また、足袋のような形状で踏ん張りがきく構造になっているため、SUPに向いています。
MORGEN SKY 3mm
ソックスタイプで履いていても素足のような感覚を味わえるブーツ。足底には滑り止めの機能がついているので安心です。
ほかのブーツに比べると安価ですが、機能性も高いため、はじめてブーツを購入する方にもおすすめです。
O’NEILL忍者ソックス
足袋タイプのブーツです。販売しているO’NEILLはマリンスポーツのグッズを取り扱う歴史あるスポーツブランド。
軽量でソックスタイプなので足にしっかりフィットしてくれ、踏ん張りがききます。履き心地を重視したい方におすすめのブーツです。
FELLOW サーフブーツ3.5mm
スタンダードタイプで足首部分にベルトのついたブーツ。ベルトで水の侵入を防ぎ、厚さは3.5mm、裏起毛素材なので防寒対策にぴったりです。
さらに、縫い目にラバーテープが施されているため、サイドからの水の侵入も防げるのも嬉しいポイント。とくに足の冷えが気になる方におすすめのブーツです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。