スプリングのウェットスーツとは
サーフィン用のウェットスーツにもいろいろな種類があります。その中でスプリングとは、四肢の肘や膝が露出する短い丈のタイプのものになります。
使うタイミングは、水温が20℃を超える初夏シーズンから秋口くらいまでの間です。
ボードショーツやラッシュガードだと寒く感じるコンディションのときにスプリングを着ると、保温効果が高く快適にサーフィンができます。
手元に1着あると、使い勝手がよく活躍するウェットスーツです。
スプリングの選び方
着脱システム
着脱システムは、バックジップタイプかノンジップタイプの2つのタイプが主流となっています。
バックジップの利点は、大きい開口部での着脱のしやすさです。ジップ部分は、夏仕様のウェットスーツなので、ウェット内に水が浸入してきます。防水性を高めたい方は、水が浸入しにくい構造のノンジップタイプがおすすめです。
ノンジップタイプは、バックジップに比べると開口部も小さいので、水が浸入しにくいです。防水性も高いので必然的に保温性も高くなります。ただ開口部が小さいので、着脱は多少慣れが必要となります。
着脱に慣れていないビギナーの方や体格が大きめの方は、バックジップを選択することをおすすめします。
生地の厚み
生地の厚みは、既製ウェットスーツであれば、基本オール2mmで作られているものがほとんどです。
なかには下半身胴体が3mmで、腕肩まわりが2mmの仕様のものもあります。3/2mmの場合は、オール2mmに比べると保温性が高くなるのが特徴です。3/2mmをご希望で既製ウェットが見つからない時は、カスタムオーダーで注文するとよいでしょう。
サイズ
同じ日本人向けサイズでも寸法は、メーカーによって多少違いがあります。
身長や体重だけでなく、とくにスプリングは胸囲や腹囲など体幹部分の寸法が自分の体に合っているか確認しましょう。
インターネット販売しているものは海外サイズのものもありますので、よく見て判断してください。
ブランド
サーフィン用のウェットスーツブランドは、国内外にたくさんあります。どのブランドにするか迷っている場合は、品質も高いメジャーなサーフブランドがおすすめです。
ネットだけで販売しているリーズナブルなブランドの中には、品質がそれほどよくないものもあります。自分の判断だけだと不安な場合は、友人サーファーやお近くのサーフショップでアドバイスをもらうとよいでしょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。