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暑さが厳しい夏キャンプ。熱帯夜の寝苦しさは、悩みのひとつではないでしょうか。そんなときは、地面からの熱の影響を受けにくいハイコットがぴったりです。今回は、ハイコットを選ぶ際のポイントと、メーカー別のおすすめ商品を紹介します。

 

ハイコットを選ぶ際の4つのポイント

夏キャンプ 熱帯夜対策 ハイコット

ハイコットを選ぶ際に重要な、4つのポイントを見ていきましょう。

①ハイ&ローの2WAY仕様を選ぶ

夏キャンプ 熱帯夜対策 ハイコット

コットを選ぶ際は、ハイとローの高さに切り替えられる、2WAY仕様を選ぶのがおすすめ。2WAY仕様のメリットは、さまざまなシーンに対応できる点です。

ハイスタイルで使用すれば、地面からの熱の影響を受けにくく、涼しく快適に過ごしやすいでしょう。ロースタイルだと安定感があり、天井の低いテント内でも設置しやすいのが利点です。

2WAY仕様のコットについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
キャンプにはコットがおすすめ!ハイとローで使える2WAYコット!

②耐荷重に余裕があるものを選ぶ

ハイコットを選ぶ際は、使用するシーンを想定し、耐荷重に余裕があるものを選ぶのがポイント。市販のハイコットの耐荷重は、80〜150kg程度におさまっているものがほとんどです。

ファミリーキャンプではとくに、子どもが複数人で乗る場合が考えられます。子どもと一緒に使いたい人は、できるだけ耐荷重が大きいものを選びましょう。

③重視するポイントにあわせて組み立て方を選ぶ

コットの組み立て方は主に、折りたたみタイプ・収束タイプ・組み立てタイプの3種類です。重視するポイントに適したものを選びましょう。

折りたたみタイプ|寝心地を重視する人向け

寝心地を重視するのであれば、折りたたみタイプがおすすめです。折りたたみタイプは、布地の張りが強く、背中にほどよくフィットする傾向があります。

ただし、パーツを取り付けるのに力が必要なものがあるので注意しましょう。クチコミなどを参考にし、下調べをしてから購入してください。

収束タイプ|組み立てやすさを重視する人向け

組み立てやすさ重視なら、収束タイプが適しています。収束タイプは、開くだけですぐに組み立てられる点が大きな魅力です。

ただし、商品によっては布地の張りが弱く、寝心地がそれほどよくない傾向があります。収束タイプを選ぶ際は、クチコミなどで布地の張りについてチェックするのがおすすめです。

組み立てタイプ|持ち運びやすさを重視する人向け

持ち運びやすさ重視なら、組み立てタイプが狙い目です。各パーツを分離できるため、コンパクトにまとめやすいのがメリット。また、軽量なものが多いのも魅力のひとつです。

ただし、脚部を取り付ける際に、やや力が必要な商品があります。力に自信がない人は、パーツの取り付け時にテコの原理を利用した、組み立てやすいタイプを選びましょう。

④車の荷室におさまるサイズを選ぶ

夏キャンプ 熱帯夜対策 ハイコット

ハイコットを選ぶ際は、車の荷室におさまるサイズを選ぶのがポイントです。コンパクトな商品だと荷室に余裕ができるため、ほかのキャンプ道具を積み込みやすくなります。購入する際は、収納時のサイズを確認し、荷室と照らし合わせましょう。

夏キャンプにイチオシのハイコット6選

夏キャンプ 熱帯夜対策 ハイコット

夏キャンプで快適に寝られるおすすめのハイコットを、メーカー別に紹介します。

ogawa(オガワ)

国内の有力メーカーのひとつである、ogawaのおすすめ商品を紹介します。

ゆったりサイズ!/「アルミGIベッドII」

大人ひとりがゆったりと使用できる、折りたたみタイプのハイコットです。耐荷重は100kgと、比較的余裕があります。

真ん中の脚にロック機能がついていて、使用中に勝手に折りたたまれない点が魅力です。ロック機能はレバー式のため、簡単にしっかりと固定できます。

収納時の長さは約1mで、重量は約6.2kgとやや重いため、オートキャンプでゆっくりとくつろぎたい人にぴったりです。

ogawa アルミGIベッド2
ogawa アルミGIベッド2

高さの調節が簡単にできる!/「ハイ&ローコットワイド」

脚の差し込み口を変えるだけで、ハイとローに切り替えられる2WAY仕様のコットです。
また、脚は本体と一体型なので、パーツを紛失するおそれがないのも魅力。収納サイズは19.5×59×17cmとコンパクトですが、重量は約5.2kgでやや重いといえます。

横幅が71cmのワイドタイプで、大人がゆったりと使用できます。耐荷重は120kgなので、ベンチとしても使用可能です。子どもたちとのファミリーキャンプで使いやすいコットといえるでしょう。

ogawa ハイ&ローコットワイド
ogawa ハイ&ローコットワイド

Coleman(コールマン)

世界的に有名なアウトドアメーカーである、Colemanのおすすめ商品を紹介します。

広くて使いやすい!/「トレイルヘッド(TM)コット」

横幅が87cmあり、ゆったりと使用できるサイズの折りたたみコットです。コットとして使用した場合の耐荷重は約80kg。ベンチとして使用する際は、体重約70kgの人が2人座れます。

スチール製の頑丈なフレームなので、重量は約9kgと重めです。使用時の横幅が広く場所をとるため、比較的大きなテントを使用する人に向いています。

コールマン トレイルヘッド コット
コールマン トレイルヘッド コット

わずか3秒で設営できる!/「パックアウェイ(TM)コット」

広げるだけのワンタッチで設置できる、折りたたみタイプのコットです。アルミ製のフレームで約4.6kgと軽量なので、持ち運びやすいのもうれしいポイント。

コットとして使用した場合の耐荷重は約80kg。ベンチとして使った場合は、約70kgの人が2人座れる程度です。手間なく簡単に組み立てたい人は、ぜひチェックしてみてください。

コールマン パックアウェイ コット
コールマン パックアウェイ コット

WAQ(ワック)

大阪に本社をかまえる国内のアウトドアメーカー、WAQのおすすめ商品を紹介します。

寝心地のよさが抜群!/「 2WAY フォールディングコット」

ほどよい沈み込みで寝心地のよい、2WAY仕様のコットです。布地の張り具合にこだわっているため、しっかり体をサポートします。

また、布地とフレームがこすれあう際のギシギシ音が軽減されているため、快適に寝やすいでしょう。

収納時のサイズは60×18×18cmなので、コンパクトに収納可能。重さは約3.2kgと非常に軽量です。

快適に寝られ、軽量でコンパクトなコットを探している人は、注目すべき商品です。

WAQ 2WAY キャンプ コット
WAQ 2WAY キャンプ コット

ワイドなのに沈みにくい!/「 2WAY WIDE COT 」

沈みにくく寝心地がよい、ワイドタイプのコットです。使用時のサイズは、横幅が81cm、縦幅が210cm程度。一般的なコットと比較して、横幅が10cm以上、縦幅が20cm以上も長いため、体格がよい人でも快適に寝やすいでしょう。

収納時のサイズは、65×20×20cmとコンパクトな点も魅力です。また、ゆとりのある収納袋が付属しているので、ストレスなく仕舞えます。

横幅と縦幅にゆとりがあるため、のびのびと使用できるコットを探している人におすすめです。

WAQ 2WAY WIDE COT 2WAY
WAQ 2WAY WIDE COT 2WAY
 
地面からの熱の影響を受けにくいハイコットは、夏キャンプの熱帯夜対策におすすめです。2WAY仕様のものや、寝心地がよいもの、持ち運びやすいものなど、さまざまなタイプの商品が販売されています。サイズや重量、コットの組み立て方などを考慮し、キャンプのスタイルに適したものを選びましょう。この記事を参考にしてハイコットを選び、ファミリーやグループでのキャンプを楽しんでください。

 

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。