ウイスキー文化研究所が実施しているウイスキー検定2級を取得している筆者が、なぜキャンプにウイスキーがおすすめなのか解説します。ビールや焼酎、お酒全般が好きですが、ウイスキーはほかの酒にはない魅力がたくさん。キャンプで飲みたいウイスキーの銘柄もピックアップしているので参考にしてくださいね。
なぜキャンプにウイスキー?
キャンプで飲むお酒といえば、ビールやチューハイを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、これらのお酒は冷やして飲むものばかり。キャンプのようなアウトドアでは、クーラーボックスを用意していても、冷やすのに限界がありますよね。
とくに連泊するときは、保冷剤の威力が徐々に弱まるので、キンキンに冷えたビールを飲むのは難しいでしょう。
そこで、おすすめしたいアルコールがウイスキーです。ハイボールのような冷やした飲み方や、常温で飲むストレートなど、温度に関係ない飲み方ができます。度数が高いので少量で酔えるのも魅力です。焚き火をしながらウイスキーを飲む様子は、SNS映えしますよ。
いろいろな飲み方ができるウイスキーの魅力!
ウイスキーはほかのお酒に比べても、1本でハイボール・ロック・ストレートなど多種多様な飲み方が楽しめます。
・ハイボール
・水割り
・ロック
・ストレート(ニート)
・トワイスアップ
・お湯割り
ハイボール
ウイスキーの飲み方で有名なのがハイボール。ウイスキーをソーダで割ったカクテルの一種です。炭酸の爽快感が加わり、アルコールの風味が引き立つので、飲みやすく人気があります。割合は好みによりますが、一般的には1:2~1:3の比率で作るのがGOODですよ。
水割り
グラスに氷を入れて、水で割るシンプルな飲み方です。ウイスキーは冷たくするとクセがなくなり、格段に飲みやすくなります。ハイボールよりもウイスキーの味わいが感じられるので、ウイスキー初心者にもぜひ試していただきたいですね。
ロック
ロックは、日本でも有名なウイスキーの楽しみ方です。映画などで飲んでいる姿をよく見ますが、本場スコットランドでは、ウイスキーをロックで飲むことはほとんどありません。冷やすと味わいや香りが飛んでしまうからです。でも、大きな氷を溶かしながらウイスキーを飲む姿は、カッコよく絵になりますよ。
ストレート(ニート)
ウイスキーのおいしさを贅沢に味わえるのがストレートです。しかし、ウイスキーはアルコール度数が高いのでチェイサー(水)と交互に飲むようにしてください。ウイスキー初心者には、ハードルが高いかもしれませんが、いずれ挑戦してみましょう。
トワイスアップ
ストレートよりもハードルは低くなりますが、ウイスキーの香りや味わいを楽しめるのがトワイスアップです。作り方は、常温のウイスキーと水を1:1で割るだけ。常温なのでウイスキー本来のおいしさと香りが堪能できますよ。
お湯割り
ウイスキーをお湯で割るのは意外と思われるかもしれませんが、冬のキャンプで試してほしいのがお湯割りです。お湯と割ることで香りが引き立ちます。割り方は、ウイスキーとお湯を1:2で割るのが理想。筆者もお気に入りの飲み方です。
キャンプで飲みたい初心者向けウイスキー5選
まず飲んでほしいウイスキーをピックアップしました。選んだアイテムはスーパーやドラッグストアでも売っているので、ゲットしやすいものばかりですよ。
ブラックニッカディープブレンド
ニッカという日本のメーカーが製造し、スーパーやドラッグストアなどでも売っているので気軽に購入できます。ヒゲのおじさんはどこかで見たことがある人も多いのではないでしょうか?700mLで定価1,650円と手に取りやすい価格ですが、味わいは本格的です。
新樽で熟成させているので、ウッディでバニラのような心地よい香りです。少しビターな味わいの後味で、気持ちのよい余韻が楽しめますよ。
飲み方は好みによりますが、筆者はストレートかトワイスアップが好きですね。冬はお湯割りもおすすめ。アルコール度数45%と飲みごたえ抜群ですよ。
ティーチャーズ ハイランドクリーム
本場スコットランド産のウイスキーです。テレビCMでも流れているので、知っている人も多いのではないでしょうか?
味わいは、スコッチ(スコットランド産のウイスキー)の特徴であるスモーキーさがまず口に広がり、その後バニラのような甘さが顔を出します。スモーキーいうのは正露丸のような味わいですが、これが結構クセになるんです。
クセが強そうに感じますが、ティーチャーズはウイスキー初心者でも飲みやすくブレンドがされ、幅広い層に人気です。キャンプ料理にも相性が合うので、ぜひハイボールで飲んでみてください。
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
ジョニーウォーカーは全世界で1番飲まれているスコッチウイスキーです。12年というのは樽で熟成させていた年数で、この年数が多くなればなるほどおいしく深い味わいになり、値段も高くなります。
このブラックラベル12年は、スモーキーですが、甘いバニラ感とクリーミーなトフィーの味わい。12年の熟成を経て、しっとりとした重厚感のある飲みごたえが楽しめます。
ワイルドターキー8年
七面鳥のロゴで有名なアメリカンウイスキーです。アメリカンウイスキーは、ジャックダニエルを代表するように甘めの味わいが特徴ですが、ワイルドターキーは甘みが控えめでスパイシー。このスパイシーさがキャンプ料理にぴったりなんです。
キャラメルやバニラの深い味わいがありますが、最後はスパイシー。重厚な味わいがリッチで、ロックでぜひ飲んでほしいですね。
ジェムソン スタンダード
世界5大ウイスキー生産地のひとつ、アイルランドで生産されています。ちなみに世界5大ウイスキーは、スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本です。
アイリッシュ(アイルランド産ウイスキー)はとにかく滑らかで飲みやすいのが特徴。このジェムソンはアイリッシュの中でもとくに有名で、店頭でも多く見かけます。
味わいは、オイリーというかのべっとした舌触りでモルティー。初めての人でも飲みやすいでしょう。ハイボールはもちろん、水割りでもOK。
ライター
Zen
キャンプとお酒をこよなく愛する中年キャンパーです。ソロからファミリーキャンプをしていましたが、子供の成長もあり最近はソロがメイン。酒はウイスキーが好きで資格を有するほどです。健康管理も怠らず週末のランニングが日課。これまでフルマラソンは5回以上完走しています。