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こんにちは、ライターのSUGURUです!前回、アウトドアガレージの魅力や作成の経緯などをご紹介しました。今回は、収納術についてお話します。お気に入りのアイテムを実用的かつおしゃれに収納すれば、アウトドアライフが一層充実するはず!ぜひチェックしてみてください。
 
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アウトドアガレージに収納するメリット

アウトドアガレージの収納術

アウトドアガレージ最大の魅力は、なんといっても大切なアイテムを実用的かつおしゃれに収納できることです。テントやタープ、キャンプチェアなど、たくさんのアイテムもすっきり!「家のなかがキャンプ道具だらけ」という悩みも解決できます。

また、アイテムのメンテナンスも楽々。室内では躊躇してしまう汚れやにおいも、気にすることなくお手入れできます。キャンプあとの片付けがぐっと楽しくなりますよ。

アイテムを使いたいときにサッと取り出せるのもうれしいポイント。休日の朝、思い立ったらすぐキャンプに出発できます。準備の手間が減ることで、アウトドアが身近に感じられるでしょう。

キャンプに限らず、アウトドアでさまざまなアクティビティを楽しむ方なら、ぜひとも手に入れたい自分だけの秘密基地です!

アウトドアガレージにおすすめ!5つの収納術

アウトドアガレージの収納術

アウトドアガレージを実用的かつおしゃれな空間にするにはコツがあります。

これまでの筆者の経験を踏まえて、ぜひともおすすめしたい5つの収納術のポイントと注意点を紹介します。ぜひ参考してみてください!

お気に入りのアイテムはオープン収納で映えさせる

アウトドアガレージの収納術

アウトドアギアのなかには、それ自体がインテリアになるようなおしゃれなものがたくさんあります。そのようなアイテムやお気に入りのアイテムを見えない場所にしまっておくなんてもったいない!見て楽しく映えるものこそ、目立つ場所にディスプレイして保管しましょう。

キャンプ好きな筆者の場合、お気に入りのランタンやケトル、小さな焚き火台などを並べて飾っていますよ。可動棚を使えば、アイテムのサイズに合わせて高さを調整できるのでおすすめです。

なお、オープン収納はアイテムの一貫性を出すことも大切です。まずはインテリアテーマを決めて、見せるアイテムの色や素材感を統一させるとよいでしょう。小物雑貨や小さな植物を一緒に飾ると、よいアクセントになってすっきり見えるのでおすすめです!

防犯対策は万全に!

ガレージに窓がある場合、オープン収納されたアイテムは外からも見えやすい状態となってしまいます。施錠はもちろん、必要に応じて防犯カメラやセンサーライトの設置も検討しましょう。高価なアイテムは屋内で保管するのもひとつの手です。

重いアイテムは頑丈なスチールラックにまとめる

アウトドアガレージの収納術

重量のあるアイテムを収納する場合は、地震などの災害に備えて安全性も考慮しなくてはなりません。そこで、大型のテントやクーラーボックスなど重量のあるアイテムは、耐荷重性の高いスチールラックに収納するのがおすすめです。

アイテムの配置にもポイントがあります。大切なのは収納時に全体の重量のバランスを考えること。たとえば、ラックの上段には比較的軽いもの、下段に重いものを置くことでより安定性が増すでしょう。

アウトドアガレージの収納術

キャスター付きのラックを選べば、清掃やレイアウト変更のときに便利です。ちなみに、筆者のラックにはキャスターがなかったので、最下段にある程度の隙間をつくりました。このようにすれば清掃も楽々できます!

温度と湿度に注意!

要注意なのが夏場の高温多湿。アイテムの素材によっては、高温で変形したり、湿気でカビが生えたりする可能性があります。とくに、ラック下段は湿気がたまりやすいので気を付けてください。適度に換気するとともに、除湿剤などの使用も検討しましょう。

大きなアイテムはあえて出しっぱなしにする

アウトドアガレージの収納術

焚き火台やキャンプチェアなどは、大きくコンパクトにならないものも多く、通常の収納では難しいことがあります。そこで筆者が採用したのが、名づけて”収納しない収納”です。

「収納しづらいのなら、いっそのこと出しっぱなしにしちゃおう!」という考えで、焚き火台などはインテリアの一部として床にそのまま置いています。周りのギアとの相性もバツグンで、雰囲気がグッとアップしますよ。

キャンプテーブルやチェアはそのままガレージ内の家具として利用できます。ただ置くだけで、まとまりあるくつろぎ空間の完成です!

動線に注意!

なにかと便利な”収納しない収納”ですが、動線が悪くなるというデメリットもあります。出しっぱなしにするアイテムの大きさや形状を踏まえ、ガレージ全体の動線のバランスも考えるようにしましょう。

細かいアイテムや工具は壁面収納ですっきりと見せる

アウトドアガレージの収納術

小さなアイテムや工具類は、散らかりやすく探すのに時間がかかってしまいがち。そこでおすすめなのが、壁面を利用した収納です。見た目もスッキリするし、どこになにがあるかひと目でわかりますよ。

有孔ボードを活用すれば、小物もすっきりまとまります。フックの位置は自由自在に変えられるので、アイテムの出し入れも簡単。使用頻度の高いものを手の届きやすい位置に配置するのがコツです。

筆者は、小型のLEDランタンやマグカップなどを壁面に収納しています。また、よく使うDIY工具を収納するのもおすすめ。インダストリアルな雰囲気でアウトドアガレージとの相性もぴったりです。

ほこりや砂に注意!

壁面収納は、ほこりがたまりやすいというデメリットがあります。とくに、乾燥して小さなゴミや砂ぼこりの舞いやすい冬場は注意が必要です。防塵性能のない精密機器の収納は避けたほうがよいでしょう。

見せたくないものは隠しスペースを活用する

アウトドアガレージの収納術

数多くのアイテムのなかでも、見せたくないものもありますよね。すべてをディスプレイする必要はありません。見せたくないアイテムのためにも、引き出しやスチールロッカーなどの”隠しスペース”をつくっておきましょう。

たとえば、着火剤などの消耗品やぞうきん、たわしなどの清掃用具は、アウトドアライフに欠かせない重要アイテム。とはいえ、実用的すぎて飾るにはちょっと…と思いますよね。

そのようなアイテムは、普段は見えないけど必要なときはサッと取り出せる”隠しスペース”に収納しておきましょう。空間に統一感が出てすっきり見えますよ。

小さな子どもがいる家庭にとっては、ナイフや危険な工具などの保管にもおすすめです!

防虫対策を忘れずに!

「隠しスペース」は虫たちにとっても魅力的な空間となってしまいがち。とくに、食器類や衣類を収納する際には注意が必要です。防虫剤を使用したり、完全に密閉できる収納ボックスを活用したりするなどして、防虫対策を万全にしてください。

アウトドアガレージを有意義に使うために大切なのは、数あるアイテムを効率的に収納することです。ガレージならではの収納術をうまく取り入れながら、まずは空間をしっかりと整えましょう。趣味に没頭できる特別な場所になるはずです。今回は、筆者の経験をもとに紹介しましたが、ガレージ収納のアイデアは無限大です。自由な発想で、自分だけのアウトドアガレージをつくり上げてみてください!

ライター

SUGURU

キャンプ歴11年。アウトドアと家族を愛するパパキャンパー。ともに暮らす妻と2人の娘はインドア派。家族の機嫌をうかがいながら週末キャンプ・ギア収集を楽しんでいる。最近は、気軽に楽しめる「おうちキャンプ」で一味違った新たなキャンプスタイルを模索中。2019年には庭の物置をDIYでキャンプガレージに改装。お気に入りのギアに囲まれて過ごす「ガレージキャンプ」という新たな試みも行っている。