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いろいろな種類のバックパックがあるので、どのモデルがよいのか悩みますよね。ここでは、小屋泊登山におすすめのバックパックをご紹介します。選び方のポイントからそれぞれのモデルの比較をするので、自分にあうバックパックを見つけてみてくださいね。
 
≫ 「小屋泊登山用の中型バックパック5選」を先に見たい方はこちら
小屋泊登山は、日帰り登山に比べて新たな魅力を感じられます。しかしながら小屋泊登山は荷物が多くなります。そこで重要となるのが小屋泊登山用のバックパックです。
 
そこで今回は、おすすめの小屋泊登山用のバックパックを紹介します。ここで紹介するバックパックは、容量・耐久性・快適な背負い心地など登山者のニーズを全て満たすように設計されています。デザインも配慮されており、快適に扱えますよ。
 
ここで紹介する情報を参考にし、自分に最適なバックパックを選択し、小屋泊登山を楽しみましょう。
 

山小屋泊登山用のバックパックの特徴とメリット

小屋泊登山 バックパック

山小屋泊登山は、普通の登山よりも自然をより楽しめます。宿泊を伴うので、普通の山小屋に比べて荷物が多くなります。

そこで登場するのが山小屋泊登山用のパックパックです。山小屋泊登山用のバックパックは単なるバックパックではなく、山中での過酷な環境を支える非常に重要なアイテムとなります。一般的な日帰り登山用のバックパックとは異なる特徴を持ちます。これらの特徴は、登山者が直面する困難に対して対応できます。

ここでは、山小屋泊登山用のパックパックの特徴やメリットについて説明します。特徴やメリットを十分に理解し、山小屋泊登山用のパックパックを存分に活用していきましょう。

山小屋泊登山用のパックパックの特徴
  • 大容量の収納
  • 高い耐久性
  • 高い耐水性
  • 快適な背負い心地

大容量の収納

山小屋泊登山の場合、登山に必要な一般的な食料や調理器具に加えて、寝具や着替えなどの多くの荷物が必要になります。多くの荷物を収納するためには、大きなバックパックが必要になります。山小屋泊登山用のバックパックは大容量の荷物を収納できます。

山小屋泊登山用のパックパックはただ大容量というわけではありません。山小屋泊登山用のパックパックには、整理整頓がしやすいような工夫がされています。メインの大きな収納スペースに加えて、サイドポケットやフロントポケット、上部のリッドポケットなど様々な場所に効率的に収納できます。

このような複数の収納場所は収納スペースを拡張するだけではなく、荷物の出し入れも容易にします。例えばメインの収納スペースの奥には、着替えなどの取り出す頻度が低いものを収納します。

一方で水筒や地図、コンパスなどの頻繁に取り出すアイテムは、サイドポケットや上部のリッドポケットに収納することで容易に取り出せます。

高い耐久性

山小屋泊登山用のバックパックには、山頂付近や雪山などの厳しい自然環境にも対応できるような高い耐久性があります。なぜなら山小屋泊登山用のバックパックは、山頂付近や雪山などの厳しい自然環境に晒されることを前提に設計されているためです。

登山では、過酷な道や細い獣道などを歩く必要がしばしばあります。その際に、岩や枝、地面などと接触することも考えられます。山小屋泊登山用のバックパックには、そのような事態にも対応できるような強固な素材が使用されています。

一般的には、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維が使用されることが多い傾向があります。ナイロンやポリエステルなどの合成繊維は、枝による引き裂きや、岩や地面との摩擦に強いという特徴があります。

また高い耐久性は、コストパフォーマンスという点においても優れています。耐久性が高いことにより長期間にわたって愛用できます。

耐久性の高いバックパックだと、安全性が高い状態で荷物を運搬できます。登山の途中で万が一バックパックが破けた場合は、せっかくの登山が台無しになってしまいます。登山での様々な状況に対応できる耐久性の高さが重要です。

高い耐水性

山小屋泊登山用のバックパックの特徴は、耐久性に加えて高い耐水性を持っているという点です。

「山の天気は変わりやすい」という言葉があることからわかるように、登山では天候に注意を払う必要があります。突然の雨に見舞われることも少なくありません。登山中の雨に対応する術としてレインカバーという手段が存在します。

しかし突然の雨の場合は、バックパックが濡れないようにレインカバーをかける等の対策をする時間はありません。そのため山小屋泊登山用のバックパックには高い耐水性が求められます。

多くの山小屋泊登山用のバックパックには撥水加工が施されており、軽い雨であれば水を弾けます。さらに山小屋泊登山用のバックパックの中には、完全防水の素材が使用されているものもあります。

山小屋泊登山用のバックパックは突然の雨にも対応できます。雨水や湿気などから荷物を守り、バックパックの中の着替えや食料・電子機器などの荷物を保管できます。

快適な背負い心地

山小屋泊登山用のバックパックには、長時間の登山にも対応ができるような設計がされています。山小屋泊登山では、長時間の登山に加えて重い荷物を背負う必要があり、特に肩に非常に多くの負担がかかります。肩への負担は、肩こりだけでなく腰痛などの体の節々の痛みにも繋がります。

山小屋泊登山用のバックパックは、快適な背負い心地を提供するために特別な設計がされています。体型にあわせた調整可能なストラップや、通気性の良い背面パット、荷重を分散させるサスペンションシステムなどの様々な工夫が施されており、荷重の負担が軽減されるようになっています。

山小屋泊登山用のバックパックを選ぶ際の5つのポイント

小屋泊登山 バックパック

アウトドアショップやネットショップなどを見てみると、バックパックと名のつく商品は非常に多くあります。そのため商品を購入する際、自分にあったバックパックはどのようなものか、どれが良いのかわからないという人も多いかと思います。

そこで以下では、山小屋泊登山用のバックパックを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。正しい基準を理解することで、最適なバックパックを見つけられますよ。

山小屋泊登山用のバックパックを選ぶ際は、デザインやブランドだけで選ぶのではなく、実際の使用シーンや必要な機能なども考慮することが非常に重要です。

これらのポイントをおさえることで、機能的かつ快適な山小屋泊登山用のバックパックを選ぶことが可能になります。自分にあった山小屋泊登山用のバックパックを選択することで快適な登山を楽しめます。

山小屋泊登山用のバックパックを選ぶ際の5つのポイント
  • バックパックの容量を決める
  • 重視する機能を決める
  • フィッティングをして決める
  • 収納部分の入り口の形で選ぶ
  • パッキングのしやすさで選ぶ
  • クッション性で選ぶ

バックパックの容量を決める

バックパックの容量は、山小屋泊登山の準備における重要な要素の一つです。適切なバックパックの容量は、荷物の量や質、宿泊日数などに基づいて決定することが重要です。

容量が小さすぎる場合は、必要なギアや食料、衣服などを十分に収納できず、不足した物資で登山に挑むこととなります。一方で容量が大きすぎる場合は、バックパック自体の重さが多くなります。

加えてバックパックの中に余分なスペースが発生します。それにより登山の際に荷物が動いて重心が安定しません。これは特に、長距離の移動や急な斜面などで顕著です。このような障害は登山の楽しみを阻害することとなります。

目安として、1泊2日の山小屋泊登山においては30〜40Lのバックパックが推奨されます。30〜40Lだと、基本的なキャンプギアや食料、必要最低限の着替えを収納できます。過剰なスペースが生まれる心配がないので、持参する必要がない荷物を避ける意味でも役立ちます。

一方で多くの場合は、自分の登山スタイルや必要とする装備、天候や季節などによって必要な荷物が異なります。例えば季節が冬の場合、気温が低くなるためより多くの防寒着が必要となります。さらにどのような山を登るのかという点や、山小屋でどのようなことをするのかという点を考慮する必要があります。

登る山によっては、熊よけ鈴が必要になる場合もあります。また自炊を行う場合は調理器具や食材が必要になります。さらにカメラやスマホなどの撮影機材を持参する場合もあります。

30〜40Lというのは、あくまでも必要最低限の荷物を入れるための目安です。自分の登山スタイルや天候などを考慮して、最適なバックパックの容量を選択するようにしましょう。

さらに単純な収納容量だけでなく、バックパックの重量分散や収納の便利さなどを考慮することも大切です。大きなメインポケットのほかにも、サイドポケットや内部の仕切りなどを活用することで荷物を効率的に整理できます。

アイテムのアクセスを容易にすることに加えて、荷物のバランスを分散させて体への負担を軽減できます。

バックパックの容量の目安(1泊2日)

30L:必要以上の物は持たず、軽量化できるなら30Lで入る

35L:着替えや食料など、かさばりそうであれば35Lがおすすめ

40L:自炊のための調理器具や燃料を持つなら40L程度ほしいところ ※詰めれば2泊3日の荷物が入る

重視する機能を絞る

山小屋泊登山用のバックパックには様々な機能がついています。様々な機能は魅力的に見えると同時に、どの機能があるものを選べば良いのかわからなくなる場合があります。そのため山小屋泊登山用のバックパックの中でも重視する機能を絞り込むことが重要です。

山小屋泊登山における重要な機能とその理由を以下で説明します。機能について理解をし、最も重要だと思う機能を絞るようにしましょう。

背負い心地

山小屋泊登山ではバックパックを長時間背負うことになります。そのため背負い心地は重要な要素の一つです。山小屋泊登山用のバックパックには、登山での体への負担を減らすための様々な工夫が施されています。

荷物が多い人や体への負担をできる限り軽減させたい人にとっては重要視すべき要素です。

効率的な収納性

効率的に荷物を収納できるというのも重要な機能の一つです。大きなメインポケットのほかに、多くのポケットや仕切りがあるモデルは荷物を整理しやすくなります。

加えて荷物を綺麗に収納することで必要なアイテムを素早く取り出せます。外部ポケットは、水筒や地図、雨具などのすぐに使うアイテムの収納に適しています。

このような機能は、荷物を頻繁に取り出す人におすすめの機能です。また荷物を綺麗に収納したい人や、荷物の種類や量が多い人にとって重視すべき要素です。

軽さ

長距離の登山や困難な山道の登山を行う場合、バックパックの軽さは非常に重要な機能の一つとなります。バックパックは大容量を収納できる反面、それ自体の重量が増加します。そのためできる限り重量をおさえるのが大切です。

しかしながら軽量なバックパックは通常、余分なポケットや重量分散などの機能が省かれています。それによってバックパックの軽量化が実現されています。

そのため軽量化を追求した際は、背負い心地や効率的な収納性などの機能が犠牲になっている場合があります。バックパックを選ぶ際は軽さを確認し、軽さの理由に注意するようにしましょう。機能の削減によって軽さが実現している場合は、それをしっかりと理解した上で検討するようにしましょう。

軽さという要素は特に、最小限の荷物で行動する登山者や、体力に自身のない初心者、スピードハイキングなどに取り組む人などにとって重要な要素です。

撥水機能

山の天気は非常に変わりやすいため、予期せぬ悪天候に備えることは非常に重要です。その中で便利な役割を持つのが、レインカバーと高撥水性を持つバックパックです。

バックパックにレインカバーがついていれば、突然の雨から荷物を素早く保護できます。バックパック全体をレインカバーで覆うことで水の侵入を防げますが、肩の裏側などの完全には保護できない部分もあるため、完全な防水ではないことを理解しておくことも重要です。

さらにバックパックの素材自体の撥水性にも注目しましょう。登山用バックパックの多くには耐久撥水加工が施されており、軽い雨ならば水滴を弾けます。

どのようなバックパックを使用していても完全に水を避けることは難しいため、本当に濡らしてはいけないものは防水スタッフサックやドライバッグに入れましょう。

フィッティングをして確認する

バックパックの購入を検討する上でフィッティングは必要不可欠な要素です。バックパックをフィッティングせずに選ぶと、自分の体型にあわないバックパックを選んでしまう可能性があります。

自分の体型にあわないバックパックを選択すると、十分な背負い心地などを実現できなくなる可能性があります。これは長時間の登山での体の痛みや疲れを引き起こす原因となります。そのため購入前には、バックパックをフィッティングすることが非常に重要です。

フィッティングでは、実際の登山時にできる限りあわせることが重要です。登山時と同程度の重りをバックパックに入れることで実際の環境を再現できます。その際に確認すべき点は、バックパックが快適に背負えるかどうかです。

バックパックが自分の体にしっかりとフィットしているかどうかを確認する必要があります。場合によっては、適切な長さに調整することも必要です。これにより、荷物の重さが適切に分散され、負担を軽減できます。

また実際の環境にあわせるもう一つの手段として、バックパックを背負った状態で歩いたり、しゃがんだりすることがあげられます。動きやすさも確認するようにしましょう。パックパックが体にしっかりとフィットして余計な動きをしないかどうかを確認するようにしましょう。

収納部分の入り口の形で選ぶ

バックパックを選ぶ際は、収納部分の開口タイプがどのような形になっているかを確認しましょう。中型の登山用バックパックは、多くがトップローダータイプの構造をしています。トップローダータイプとは、バックパックの上部に開口部分が位置する形のバックパックです。

このデザインのバックパックは、雨水の侵入を防ぎやすく、荷物を上から圧縮しやすいため多くの荷物を運搬するのに適しています。一方で容量が30L前後のやや小さめのバックパックのなかには、トップローダー以外にジッパー形式(パネルローダー式)の開口部を持つ商品もあります。

このタイプは、メインの収納部分がジッパーによる開閉式のため荷物の出し入れがしやすいのが特徴です。

特にU字型に大きく開くデザインのものは、スーツケースのように荷物を整理しやすく、軽いハイキングや旅行に向いています。またロールトップ式は、開口部を巻き上げてバックルで固定するデザインです。軽さや容量の調整のしやすさ、荷物の取り出しやすさ、防水性などが利点です。

トップローダー・ジッパー式・ロールトップ式の各開口タイプには長所と短所があります。登山用バックパックを初めて購入する場合は、多目的に使用できるトップローダーモデルのバックパックがおすすめです。

パッキングのしやすさで選ぶ

パッキングのしやすさは、活動前の準備だけでなく実際の活動中の利便性にも大きく影響します。荷物の出し入れや整理が難しいバックパックだと準備段階でストレスを感じるでしょう。特に泊まりがけの登山で頻繁に荷物を取り出す必要がある場合、その問題はさらに顕著になります。

トップローダー式のバックパックであれば、様々な形状のアイテムをスムーズに収納できます。トップローダー式は、底部にあるアイテムの取り出しが難しくなります。しかしサイドやフロント部分にポケットがついているものがほとんどなので、小物や頻繁に使用するアイテムを収納するのにも困りません。

ジッパー式やロールトップ式のバックパックでも、小物の整理に便利な仕切りやポケットなどがついているものを選びましょう。

クッション性で選ぶ

荷物を長時間背負う登山やハイキングでは、背面パネル・ショルダーストラップ(ショルダーハーネス)・ヒップベルト(ウェストハーネス)の厚みと質が背負い心地に影響します。

理想的なバックパックの場合、約80%の荷重が腰に分散し、残りの荷重がショルダーストラップや背中に均等に分散します。クッションが柔らかすぎると、重い荷物を支える際にサポートしきれません。逆に硬すぎると不快感や擦れを引き起こす可能性があります。

そのため中長期のトレッキングや重装備を必要とする登山では、しっかりとサポートする適度な硬さのクッションを選ぶ必要があります。

さらにバックパックの試着時には、全体の荷重分散を確認することが重要です。バックパックの重量が主に腰部にかかるように調整できるかどうかをチェックしましょう。

さらにショルダーストラップは体にフィットするが過度な圧迫感を感じないか、ヒップベルトはしっかりと腰を支えるが締め付けすぎないかといった点に注意しましょう。

山小屋泊登山用のバックパックの種類

登山用のバックパックは大きく分けて、トレッキングパック・クライミングパック・アタックザックの3種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。

トレッキングパック

トレッキングパックは、一般的な登山道を歩くことを目的として設計されています。数多くのポケットがついています。また体に触れる部分には厚みのあるクッション材が使用されていることが多いため体への負担が軽減されます。トレッキングパックは、山小屋泊のような複数日にわたる登山に適しています。

クライミングパック

クライミングパックは、岩壁登りなどのクライミングを主な用途として設計されています。トレッキングパックと比較してポケットの数が少なめで、ショルダーストラップが薄いため非常に軽量です。クライミングを行う際に動きやすく、特に技術的な登攀(とうはん)を伴う活動に適しています。

アタックザック

アタックザックは、主に山小屋を起点としての短い登頂や日帰り登山に使用される小型のバックパックです。大きなメインバックパックに入れて持ち運べるため、山小屋泊登山でのサブバッグとして重宝します。

必要最低限の荷物で山頂を目指す際に役立ちます。ただし背面にフレームがないため、他のタイプと比べると背負い心地はやや劣ると言えるでしょう。

小屋泊登山用の中型バックパック5選

小屋泊登山 バックパック

ここでは、1泊2日の小屋泊登山用におすすめな中型バックパックを5つご紹介します。容量や重視する機能を絞って最適なバックパックを見つけましょう。

カリマー|リッジ30プラス

リッジ30プラスの特徴は、安定感のある背負い心地と、荷物の整理がしやすい収納性です。腰ベルトが幅広く厚めに作られているので、荷物の重さを腰でしっかり支えられます。また天蓋(トップリッド)や腰ベルトのポケット、フロントポケットなどの小分けにして入れられる収納があるため便利です。

カリマー リッジ 30プラス
カリマー リッジ 30プラス

ミレー|サースフェー30+5

サースフェー30+5の特徴は、破れにくい丈夫な生地と、容量の可変ができる天蓋(トップリッド)です。210デニールの丈夫なコーデュラナイロンを本体部に使用し、耐引き裂き性と耐磨耗性が優れています。天蓋(トップリッド)を上に伸ばすことで5L分容量を増やせますよ。

ミレー サースフェー30+5
ミレー サースフェー30+5

モンベル|キトラパック35

キトラパック35の特徴は、抜群のフィット感による背負いやすさと使い勝手のよい収納性です。3Dフィット・ステーによってバックパックが体の動きに追随するため、常にフィットする快適な背負い心地を感じられますよ。

多数のポケットがついた収納性と、2気室と1気室を使い分けられる利便性があります。さらに防水のアクアバリアサックを内蔵しているため、雨天時にレインカバーをかぶせる手間がかかりません。

モンベル | オンラインショップ | キトラパック 35 (montbell.jp)

オスプレー|ケストレル38

ケストレル38は、1泊の小屋泊登山や荷物が多いときの日帰り登山、ハイキングに適したトップロード式バックパックです。立体的な背面パッド形状によって通気性や快適性が高められています。また背面調整可能なエアスケープバックパネルにより、自分の体格にあった背面長に調整できますよ。

オスプレー ケストレル38
オスプレー ケストレル38

グレゴリー|ズール40

ズール40は、フリー・フロート・サスペンションによって背面長が調節可能なバックパックです。またフィット感と通気性を両立していますよ。さらに速乾性と通気性に優れるバックパネルにより行動中の背中のムレを軽減できます。

グレゴリー ズール40
グレゴリー ズール40

 

中型バックパックの性能比較

小屋泊登山 バックパック

上記でご紹介したバックパックを表にまとめて比較しました。どのモデルも快適な背負いやすさを考えて作られています。

名称 リッジ30+ サースフェー30+5 キトラパック35 ケストレル38 ズール40
メーカー カリマー ミレー モンベル オスプレー グレゴリー
容量 35~38L 30~35L 35L S/M:36L
M/L:38L
40L
サイズ 高さ64×幅28×奥行き23cm 高さ64×幅27×奥行き17cm 高さ60×幅35×奥行き25cm 高さ75×幅31×奥行き29cm(M/L) 高さ66×幅31.1×奥行き27.9cm(M/L)
背面長 S:42cm
M:47cm
S:43cm
M:47cm
L:51cm
52cm S/M:41~48cm
M/L:48~58cm
S/M:38~46
M/L:46~56
重さ 1.49㎏ 1.45㎏ 1.26㎏ S/M=1.46kg、M/L=1.54kg 1.33㎏
レインカバーの有無
※防水のアクアバリアサック内蔵
カラー展開 ・ブラック
・K.ブルー
・K.オレンジ
・シルバーグレー
・BLACK – NOIR
・DEEP RED
・GOLD CUMIN
・SAPHIR
・ネイビー
・ワインレッド
・ピコリーヌグリーン
・ブラック
・ラックブルー
・エンパイアブルー
・オゾンブラック
・オリーブグリーン
他の容量の展開 40L、50L 40+5L 30L、40L 48L 30L、35L

小屋泊登山におすすめな中型バックパックを5つご紹介しました。容量や重視する機能を絞ることで自分に適したバックパックを選べるでしょう。候補の商品を決めたら、実店舗でフィッティングをするのがおすすめです。自分にあったバックパックを手に入れ、さらに登山を楽しんでいきましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。