雪中キャンプの魅力
- 人&虫が少ない静かな環境がある
- 雪遊びを楽しめる
- 星が綺麗に見える
人&虫が少ない静かな環境がある
雪中キャンプの一番の魅力は、その静けさにあります。夏のキャンプシーズンとは異なり、冬はキャンパーの数が格段に少ないため、より静かでプライベートな空間を楽しめます。
また、寒いため虫がほとんどいないのも大きなメリットです。特に、虫が苦手な人にとっては、冬のキャンプは快適そのものでしょう。トイレやお風呂に行くたびに虫を気にすることなく、自然の中でゆったりとした時間を過ごせます。
日常生活の喧騒から離れ、自然に囲まれた穏やかな環境で過ごすことで、心身共にリラックスできるでしょう。
雪遊びを楽しめる
雪中キャンプでは、雪を使ったさまざまな遊びを楽しめます。雪合戦や雪だるま作り、イグルー作りなど、子どもや大人が幅広く楽しめるアクティビティが豊富にあります。また、スノーシューを使ったハイキング・スキー・スノーボードなど、冬ならではのスポーツも楽しめるでしょう。
雪遊びをとおして冬の自然をより深く体験し、普段とは異なる楽しみ方を見つけられます。雪の中で過ごす時間は、都市生活では味わえない貴重な体験です。
星が綺麗に見える
雪中キャンプでは、夏のキャンプよりも星空がより綺麗に見えるという魅力があります。
冬は大気中の水蒸気が少ないため、空気の透明度が格段に高まります。これにより、星々がより鮮明かつ明るく見えるのです。夜空に輝く無数の星を、普段の生活では感じられないほどの明瞭さで観察できるのは、冬ならではの貴重な経験といえるでしょう。
さらに、冬は日没が早くて日の出が遅いため、星を観察できる時間が長いのも魅力です。時間を気にせずに、星空をじっくりと観察できるでしょう。
また、星の光が大気層を通過する際の揺らぎも、冬の星空の美しさに寄与しています。揺らぎによって、星がきらめくように見えます。冬の澄んだ空気の中では、特に顕著に観察できるでしょう。
さらに、最も明るい一等星が多く現れるのも、冬の星空が綺麗に見える理由のひとつです。夜空の星々の輝きを観察したい人は、冬が狙い目です。
雪中キャンプをする際の注意点
雪中キャンプは、冬の自然の美しさを楽しむ絶好の機会ですが、事前に適切な準備が不可欠です。
- 水の準備をする
- 凍結防止
- 寒さ対策をする
- 事前に天候を把握しておく
- テントの換気は常にする
- 雪山近くのキャンプはなるべく避ける
水の準備をする
雪中キャンプでは、水の供給が大きな課題です。冬の低温では、キャンプ場の水道が凍結してしまうことがよくあります。そのため、十分な量の水の確保が非常に重要です。飲用水・調理用水・手洗いや簡易シャワー用の水などを考慮し、通常よりも多めに用意しましょう。
なお、水の凍結を防ぐためには、保温ボトルや断熱材を使用すると良いでしょう。車でのアクセスが可能な場合は、車内に水を保管しておくことで凍結を防げます。
凍結防止
雪中キャンプでは、キャンプ場の水道が凍結して使用できないことがあるため、通常よりも多めの水を持参することが大切です。
また、雪が降った場合テントに積もった雪が凍ったり、ロープが切れた入り口のファスナーが凍ったりする恐れがありますので、テントに防水スプレーをかけるなど対策を行うことが必要です。
テントの凍結は、雪中キャンプでしばしば危惧されます。
またテントを設営する際には、積雪が予想される場合、雪を払い落としやすいような位置に設置しましょう。夜間や早朝には定期的にテントの外側の雪を払い落とすことで、ファスナーやロープの凍結を防ぐことができます。
また自動車でキャンプ場に行く際には、雪道や凍結した道路に対応できるようにスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを用意しておくことが重要であり、万が一の状況に備えてシャベルや砂袋なども携行するといいでしょう。
寒さ対策をする
雪中キャンプでは、氷点下になることがほとんどなので必ず防寒対策を行いましょう。まずは、適切な防寒着を用意し、複数枚を着用することが重要です。これにより、体温の調節が容易になります。
焚き火やポータブルストーブは暖を取るための主要な手段ですが、使用時に注意する必要があります。テント内で使用する場合は、一酸化炭素中毒のリスクを考慮し、定期的な換気を行いましょう。また、一酸化炭素濃度を測定できる一酸化炭素チェッカーの併用もおすすめです。
また、断熱効果の高いマットをテントの下に敷き、地面からの冷気を遮断しましょう。就寝時は、ダウン製の高品質な寝袋や湯たんぽを使用してください。夜間の低温から身を守り、快適に睡眠できるでしょう。
事前に天候を把握しておく
雪中キャンプを計画する際には、事前に必ず天候を確認し、積雪の状況を把握することが大切です。
降雪量が多い日は、テントが雪で埋まる可能性があるだけでなく、雪の重みでテントやタープが潰れるおそれもあります。
天候が悪い場合やキャンプ場にいて安全が確保できないと判断される場合は、必ずキャンプの計画を見直し、必要に応じては撤退を検討しましょう。
3月上旬など、雪が残っているものの降雪の心配が少ない時期にキャンプを計画するのも一つの方法です。雪中キャンプ中では、天候は予測が難しく、状況も急速に変化することがあります。
テントの換気は常にしておく
雪中キャンプでテント内でストーブを使用する際には、常に換気を心がけることが重要です。
石油ストーブ、ガスストーブ、薪ストーブなど火を使って暖を取る際には一酸化炭素中毒のリスクがあります。換気が不十分な状態では、一酸化炭素が蓄積し健康に危険を及ぼすだけでなく火の粉が飛んで火事を引き起こす可能性もあります。
もし電源が使用できるキャンプサイトであれば、電気ストーブやホットカーペットなど火を使わない暖房器具を検討するのも一つの方法です。
ストーブを使う際には、就寝時完全に消えていることを確認して火をつけたまま眠ることがないように注意しましょう。
雪山の近くのキャンプはなるべく避ける
雪中キャンプを計画する際には、雪山の近辺でのキャンプを控えることが賢明です。特に大量の雪が降るエリアでは、雪崩のリスクが高まります。
雪山が近い地域では、様々な要因が重なり雪崩が発生する可能性があるため、そういった場所でのキャンピングは避けたほうが安全です。
雪崩は予測が困難で、雪山近くではいつ起こるかわからないというのが実情です。そのため、雪山から離れた場所でキャンプを楽しむことをおすすめします。
雪中キャンプでのテント設営のコツ
雪中キャンプでのテントの設営は、通常のキャンプとは異なり、特別なコツが必要です。積雪の状況や低音に対応するための準備は、快適で安全なキャンプ体験に欠かせません。
以下に、雪中キャンプでのテント設営の際に覚えておきたい重要なポイントを紹介します。
- 地ならしをする
- ペグは必ず打ち込む
- 防水スプレーは必須
- ファスナーの雪対策も行う
地ならしをする
まず、地ならしを行って地面を整えることが重要です。これによって、凹凸だった地面を平らにすることができ、テントの設営がしやすくなります。地ならしをすることで、テントをより安定させることが可能になります。
ペグは必ず打ちこむ
雪の中ではテントが風ですぐに動いてしまうため、適切なペグを選ぶことと打ち込み方の工夫が不可欠となります。
雪中キャンプ専用のペグや長めのペグが良い固定力を提供し、ペグは可能な限り垂直に近い角度で打ち込むとよりしっかり固定されます。柔らかい新雪ではペグを深く打ち込み、硬い雪や氷の場合は穴を掘ってからペグを打ち込むと効果的です。
さらに、ペグを打ち込んだ上に雪を盛り、圧雪することで安定性を高めることもできます。
防水スプレーは必須
テント設営後に防水スプレーをテントの表面やファスナー部分に適用することで、雪や水分がテントに付着するのを防ぎます。これはテントの雪離れを良くし、内部が濡れるのを防ぐために非常に重要です。
特に、雪が積もりやすい地域や、天候が変わりやすい環境では、防水スプレーによる処理がテントを保護してくれます。
ファスナーの雪対策も行う
寒冷な環境では、ファスナーに雪や氷が付着し、開閉が困難になることがよくあります。これを防ぐために、防水スプレーをファスナーにも適用することが効果的です。防水スプレーは、雪や氷がファスナーに付着するのを防ぎ、スムーズに動かす手助けとなります。
さらに、ファスナーを保護するために、専用の潤滑剤を使用することも一つの方法です。
雪中キャンプに必要な持ち物
- コット
- 焚き火台
- シュラフ
- 防寒着
- ポータブル電源
- 湯たんぽ・カイロ
- グランドシート
- 雪かき用スコップ
- 冬用のテント
コット
コットとはキャンプで就寝時に利用する簡易ベッドのことで、冬のキャンプにおいて重要なアイテムです。
特に雪中キャンプでは、テント内に雪が入り込み、床が濡れることがよくあります。コットがあれば、このような床の浸水被害の影響を受けずに済みます。高さによってローコットとハイコットの2種類がありますが、雪中キャンプでは地面からより離れているハイコットが特に役立ちます。
さらに、コットの上にマットやブランケットを敷くことで、保温性をさらに高めることができます
焚き火台
焚き火台を用いることで、夜はもちろん日中も暖を取ることができ、防寒対策として効果的です。
焚き火台の利点は、火の起こしやすさにあります。コンロと比較して、通気性が優れており、安定して酸素を送り込むことができる構造となっています。これにより、冬の寒風の中でも火を維持しやすく、火種があれば自然に燃え続けることが期待できます。
また、焚火台は炎を大きく燃やすことが可能です。寒空の中で大きな炎を燃やすことで、焚き火料理や観賞用としての楽しみも増え、キャンプの雰囲気を一層盛り上げます。
このように、焚き火台は雪中キャンプにおいて、暖を取る手段としてだけでなく、キャンプの楽しみを拡げるためにも欠かせないアイテムです。
シュラフ
シュラフには様々な種類のものがありますが雪中キャンプにおいては、マミー型シュラフの使用が強く推奨されます。このタイプのシュラフは、頭から足先まで体をすっぽりと覆うデザインで、体のラインにフィットする形状をしています。
シュラフを選ぶ際には快適温度を参考にすることが重要で、冬キャンプや雪中キャンプに慣れていない場合は、表記の快適温度よりも5℃高い温度で使用することをおすすめします。
例えば、快適温度が-10℃のシュラフなら、-5℃程度の環境で使用すると良いでしょう。さらに、限界温度を参考にする際も、表記されている温度よりも5℃高めを目安にすると安心です。
温度の表記については国やメーカーによって異なることがありますが、基本的には快適温度と限界温度を把握しておけば問題ありません。
防寒着
雪中キャンプでは、テントの外でも寒くない防寒服を用意しましょう。
防寒着を選ぶ際のポイントは、撥水防水加工が施されていることで、これにより雪解けによる湿りを防ぎます。
また、雪中キャンプでは火を使う機会が多いため、燃えにくい素材、例えばウールやコットンのアウターを選びましょう。化学繊維は燃えやすく、火の粉で穴があく可能性があるためおすすめできません。
体を動かすことが多いため、作業しやすい伸縮性のある素材を選ぶことが重要です。
最後に、雪や雨で衣類が濡れることによる低体温症を防ぐためには、防水機能を備えたアウターが必要です。
ポータブル電源
冬のキャンプ中にポータブル電源を持っていれば、水蒸気を発生させない電気ストーブで寒さを和らげつつ、テント内の結露対策も行うことができます。また、電気毛布やホットカーペットを使えば、より快適に睡眠をとることが可能です。さらに、電子レンジや電気ケトルを用いて温かい食事を簡単に作ることができ、キャンプの楽しみが一層広がります。
さらに、スマートフォンを常にフル充電状態に保つことができるため、万が一の緊急事態が発生した際に電源が切れていた、という事態を防ぐことができます。
湯たんぽ・カイロ
防寒対策として湯たんぽとカイロの持参は必須です。冬のキャンプでは寒さで眠りにくくなることがよくありますが、湯たんぽをシュラフの足元に入れることで体全体を温め、快適な睡眠を得ることができるでしょう。
焚き火やストーブは起きている間は暖を取るのに役立ちますが、寝ている時に使用すると一酸化炭素中毒や火災のリスクがあります。これに対し、湯たんぽは安全性が高く、コストパフォーマンスも良いため、寝る時の防寒対策として最適です。膝に置いて使用することもでき、持ち運びに便利なサイズなので、どこでも手軽に温まることが可能です。
お湯を用意できる環境であれば、湯たんぽは何度も繰り返し使えるため、経済的でもありす。足元に置いたり、身体に抱えたりすることで、全身をポカポカと温めることができます。
また、荷物の量を減らしたい場合は、使い捨てカイロや貼るカイロを持参するのも良い選択肢です。
グランドシート
雪や氷の上にテントを設営する際、グランドシートは地面からの冷気や浸水を防ぐ役割を果たします。特に雪が溶け始めると、テントの床が濡れたり汚れたりする可能性が高まりますが、グランドシートを使用することで、これらの問題を効果的に防ぐことができます。
さらに、グランドシートは湿気やテント自体の汚れからも保護してくれるため、キャンプ場での快適さを大きく向上させます。雪中キャンプでは、特に「防水仕様のグランドシート」の選択が重要です。耐水圧が高いグランドシートを選ぶことで、より高い保護効果を得ることができます。
雪かき用スコップ
キャンプ場によっては除雪が行われていない場合が多く、テント設営のためのスペースを確保するためには自ら雪かきをする必要があります。特に大量の雪が積もっている場合、スコップがなければテント設営は大変でしょう。
また、荷物の負担を減らしたい場合は、折りたたみ式のスコップがおすすめです。これらのスコップはアウトドア専門のショップなどで簡単に入手することができ、使用しないときはコンパクトに収納できるため非常に便利です。
冬用のテント
気温が極端に低下する冬のアウトドアでは、単なるタープでは十分な保温をすることは困難です。快適なキャンプを実現するためには、厚手で高い防水性を備えた冬用テントが必需品となります。
TC素材やコットン素材のテントは、ナイロンに比べて風をよく防ぎ、火気に対しても強いという利点があります。冬のキャンプでは火を使う機会が多いため、安全なキャンプを楽しむためにもこれらの素材を使用しているテントを使うことがおすすめです。
さらに、冬用テントを選ぶ際には「スカート」の有無も重要なポイントです。スカートはフライシートの裾から地面まで伸びる生地のことで、これがあるとテント内の暖かい空気が漏れにくくなり、外からの冷気や雪、雨の侵入を軽減します。
雪中キャンプにおすすめのキャンプ場10選
ここでは、雪中キャンプにおすすめの、関東甲信越エリアのキャンプ場を紹介します。
北軽井沢スウィートグラス 群馬
雪中キャンプといえばここと言えるほど、メッカ的な存在の北軽井沢スウィートグラス。自然豊かな浅間山のふもとで、オーナーが自ら作り上げてきた独特の世界観は圧巻です。ここでは、雪と星が降り注ぐ冬に、最高の雪中キャンプを体験できます。
薪ストーブであたたかく過ごせる個性豊かなコテージやキャビンを提供しており、大自然の中での快適な滞在が可能です。大型コテージの「MUJI」や「グルマン」は、本格的な石窯や暖炉を備えており、ファミリーや複数のグループに特に人気が高いといえます。
電源付きのノーマルサイト・星降る雪原の星見広々サイト・薪付きで焚火し放題の狼煙サイトなど、バラエティに富んだサイトラインナップも見逃せないポイントです。フィールド状況が悪い時には、テントの下に敷くスノコを貸し出してくれます。
山小屋気分を味わえる「アサマヒュッテ」では、あたたかいコーヒーやスイーツを楽しんだり、本を読んでまったりしたりと、思い思いの時間を過ごせます。雪遊びで冷えた体をあたためられるヒュッテのような場所があると、初めての雪中キャンプでも心強いでしょう。家族でゆっくり入れる貸し切り風呂「薪焚きのゆ」もぜひ利用してください。
冬のスウィートグラスでは、楽しいイベントも数多く開催されています。積雪時には、雪の大地を滑走する冒険が待っています。「星空ツアー」では、ガイドと共に満天の星を眺められるでしょう。
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塩原グリーンビレッジ 栃木
那須塩原の塩原温泉郷にある高規格オートキャンプ場です。25,000坪もの広大な敷地には、雪中キャンプを楽しめるオートキャンプサイトのほか、キャビンやコテージ、レストランがあります。さらに、テニスコート・ミニフットサルコート・ちびっこ釣り堀など、遊べる施設も充実しています。
オートキャンプサイトは、ほとんどの区画で電源が使用可能です。ホットカーペットやヒーターで暖をとれるので、雪中キャンプ初心者でも快適に楽しめるでしょう。
また、キャンプ用品のレンタルが可能なので、キャンプ道具を持っていない場合に非常に便利でしょう。なんらかの事情で既に持っている用品が使えない時なども慌てる必要がありません。
塩原グリーンビレッジ最大の魅力は、自家源泉掛け流しの天然温泉です。
日帰り温泉施設として一般客も利用できる「福のゆ」は、宿泊者は半額で入浴が可能です。さらに、宿泊者専用の露天風呂「野点のゆ」は、無料で何度でも入れます。
温泉に入り放題なら、雪中キャンプも快適に楽しめそうですね。ソリなどのレンタルもあるので、子どもの雪遊びにも最高のスポットです。
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ミヤシタヒルズオートキャンプ場 長野
美ヶ原高原・霧ヶ峰などの雄大な自然に囲まれたオートキャンプ場です。手入れの行き届いた施設や細やかな対応に定評があり、快適な雪中キャンプができるスポットとして人気です。
キャンプサイトは、白樺が美しい林間サイトと、星がキレイに見える草原サイトをあわせた50区画あります。そのうちの12区画ではAC電源が使えます。
全てのサイトにスノコがついているのも嬉しいポイントです。必要な設備がひととおり揃っているうえ、レンタル品や売店の品揃えも充実しています。
場内には小川が流れているため、子供たちが水遊びを楽しめるでしょう。また、イワナやカジカ、ヤマメなどを釣って楽しめます。
車で15分ほどの道の駅には、本格的な温泉施設「長門温泉やすらぎの湯」が併設されています。こちらの施設もおすすめです。
冬期間は、近くのスキー場を利用したり、あたたかく過ごしたりできるキャビンやコテージに泊まって拠点とするのもよいでしょう。雪中キャンプを楽しむために必要な設備や環境が整っているため、滞在型のキャンパーに人気が高いキャンプ場です。
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スノーピーク ヘッドクォーター 新潟
スノーピーク本社やストアと隣接しているキャンプ場です。小高い丘陵地帯に位置し、約5万坪の広大な敷地を有しています。もともとは牧場だった草原では、春から秋にかけては緑豊かな景色を、冬には一面の雪景色が楽しめます。人工的な明かりが少ないため、夜空に輝く星々を観賞できるでしょう。
近隣の粟ヶ岳(あわがたけ)や守門岳(すもんだけ)の美しい姿が望めるのも魅力のひとつです。豪雪地帯であることから、冬はあたり一面が雪に覆われ、白銀の世界が広がります。
ストアでは、スノーピーク商品のラインナップをすべて販売しています。さらに、スノーピーク製のキャンプ用品のレンタルも行っています。
「冬期・雪中手ぶらプラン」なら、初心者でも不安をそれほど感じずに雪中キャンプを楽しめるでしょう。必要な道具を用意してくれるだけでなく、テントやタープの設営方法なども丁寧に教えてくれます。夕・朝の食材と防寒着だけを持って行けば問題ないでしょう。
また、ソリやスノーシューを無料で貸し出しています。さらに、スノーラフティングなどのアクティビティイベントやワークショップなども随時開催しているので、キャンプ以外でも存分に楽しめるでしょう。
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PICA 富士西湖 山梨
富士五湖のひとつ「西湖」のほとりにある、PICAグループの高規格キャンプ場です。場内には、キャンプサイトやコテージのほか、ドッグランやマウンテンバイクパーク、ファミリーで楽しめる釣り堀などもあります。
キャンプサイトのほぼすべてが電源付きです。また、暖房便座付きのトイレやお湯が使える炊事場があるため、冬でも快適に過ごせるでしょう。お風呂は、シャワーだけでなく湯船にも浸かれます。
ゲストハウスの中にある「焚火プロショップBonfire」は、焚火に関するアイテムを数多く取り揃えています。見るだけでも楽しめますが、その場で購入してすぐに使うのもよいでしょう。
初心者だけど雪中キャンプをしてみたい人には、「キャンプスタートパック 冬」というプランがおすすめです。テントやタープ、調理用具などのキャンプ用品一式にくわえ、夕・朝の食材がセットになっているので、防寒着さえあれば手ぶらでOKです。
薪割り・焚火レクチャー・コーヒー直火焙煎体験付きなのも嬉しいポイント。キャンプ場のスタッフが、設営や料理を全面的にサポートしてくれるでしょう。
キャンプ場の詳細を知りたい人は、こちらもぜひチェックしてみてください。
ちばむらオートキャンパーズリゾート
出典:https://norn.co.jp/camp/chibamura/
赤谷湖が望める絶好のロケーションに位置している、アクセスの良さが大きな魅力のキャンプ場です。ユネスコエコパークとして認定されており、自然豊かな環境の中でキャンプを楽しめます。
冬季は、ほどよい雪が積もるため、初心者でも雪中キャンプを楽しみやすいでしょう。キャンプ場内には、車をサイトの横に停められるオートサイトがあるため、荷物の搬入が非常に楽です。また、近隣には温泉施設や道の駅があるので、食材の買い出しや入浴が可能です。
冬季は、雪上にテントを張った本格的な雪中キャンプを期間限定で体験できます。また、ラフティング・キャニオニング・レイクカヌー・スタンドアップパドル・パックラフトなど、さまざまなアクティビティーが充実。アウトドアアクティビティに積極的に挑戦してみたい人は要注目のキャンプ場です。
川井キャンプ場 東京
出典:https://www.okutamas.co.jp/kawai/
東京都心から約2時間の距離にある、アウトドアを気軽に楽しむのに向いたキャンプ場です。このエリアは東京では珍しく雪が多く降るため、雪中キャンプを楽しめます。
広々とした河原で、川遊び・釣り・バーベキュー・さまざまな体験プログラムを楽しめる点が大きな魅力です。また、JR川井駅から近く、電車でアクセスしやすいのも嬉しいポイントです。公共交通機関や徒歩をメインとするキャンパーにうってつけのキャンプ場でしょう。
テントサイト・ログハウス・バンガローがあり、季節によってはお得な割引サービスが提供されています。冬季は特に、石油ストーブなどの防寒に関するレンタル品やサービスが充実しています。また、全国的に珍しい直火ができるのもポイント。焚き火が好きな人にぜひ訪れてもらいたい場所です。
花の森オートキャンピア 山梨
花の森オートキャンピアは山梨県道志村に位置する、自然豊かなキャンプ場です。このキャンプ場では、フィンランド製のログハウスやキャビン、杉丸太を使用したハンドカットのログコテージなど、おしゃれで快適な宿泊施設が提供されています。
キャンプ場内には入浴施設があり、温水ジェットプールやジャグジーも完備されているため、リフレッシュするのに最適です。四季を通じて営業しているため、自然のさまざまな表情を楽しむことができます。
冬には、薪ストーブがテントサイトで利用可能です。
この薪ストーブは、リビングテントやロッジテント、メッシュテントの中で使用することができ、暖を取るだけでなく料理にも使用できるため便利です。
花の森オートキャンピアは、快適な宿泊施設と豊富なアメニティで、どんな天候の中でも楽しめるキャンプ場としておすすめです。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場 静岡
出典:https://www.nap-camp.com/shizuoka/11863
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場は、静岡県の山間に位置し、壮大な自然と富士山の絶景を背景にしたキャンプ体験が楽しめる場所です。標高900mの高原に広がるこのキャンプ場は、370平方キロメートルに及ぶ広大な敷地を誇り、自由にテントを設営できるフリーサイトが特徴です。
冬季には、空気が澄み切っているため、富士山の眺めが特に美しく、雪に覆われた山々とのコントラストが圧巻です。
また、キャンプ場内には「富士の天然水」を提供する施設もあり、おいしい水を利用した料理や飲み物を楽しむことができます。
青木湖キャンプ場 長野
出典:https://kanko-omachi.gr.jp/spot/aokikocamp/
青木湖キャンプ場&アドベンチャークラブは、その名の通り、北アルプスの鏡とも称される神秘的な青木湖の西岸に位置しています。冬季には、このキャンプ場はまさに魔法のような変貌を遂げます。積雪が200cmを超える美しい白銀の世界が広がり、周囲の唐松林は粉雪に覆われ、まるで絵画のような景観を創り出します。
冬の青木湖キャンプ場では、さらにスキー場のゲレンデが色とりどりのファッションショーのように楽しめます。キャンパーは、雪中でのキャンプの楽しみに加え、スキーやスノーボードでのアクティビティも満喫することができます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。