雨の日のダイビングは寒さ対策が重要
雨の日は気温も一気に低くなるため、陸上での防寒対策を忘れずに準備しておく必要があります。
とくに、雨だからといった理由で、濡れたままのウエットスーツをずっと着ていると、体温がどんどん失われていき、低体温症を引き起こすリスクがあります。これは水温の暖かい海でも同じです。
よくウエットスーツを腰まで下ろして、上半身だけパーカーやウインドブレーカーを着ている人を多く見かけますが、できればウエットスーツは全部脱いで乾いた服に着替えてしまうのがベストです。
また、いつもより替えタオルや着替えなど多めに用意したり、エキジット後すぐに暖を取れるように、温かい飲み物も用意したりしておくこともおすすめの対策です。
水中ライトがあると便利
雨の日のダイビングに役立つアクセサリーが、水中ライトやケミカルライトといったライト類です。
太陽が出ていないため、どうしても水中が暗くなります。状況を判断して必要であればナイトダイビングのように水中ライトを常時点灯させたり、タンクバルブにケミカルライトをつけたりします。
こうしておけば、バディを見失うことを予防できます。
また、外洋にあるボートポイントでは、雨が海面をはじくためボートクルーがダイバーを見つけづらくなります。そのためシグナルフロートや緊急アラートも忘れずに装備したほうがよいでしょう。
雨の日のダイビングを快適にするアイテム
楽しみにしていたダイビングが雨だと少し残念な気持ちになると思います。ですが、そんな雨の日のダイビングを少しでも快適にできるアイテムをご紹介したいと思います。
しっかりと準備を整えて雨の日のダイビングを楽しくしましょう。
簡単に着脱ができるレインポンチョ
さまざまなタイプのレインウェアがありますが、レインポンチョならウエットスーツの上から簡単に着脱ができるのでおすすめです。また、ダイビング以外のアウトドア活動でも手軽に使えて便利です。
雨が顔に当たりづらい防水キャップ
頭を覆うならレインウェアのフードでもいいのですが、雨が目に入ったり、左右の視界が悪くなったりすることがあります。つばのある防水キャップなら、雨が顔に当たりづらく視界も良好に保ちます。
やっぱり便利な折りたたみ傘
やはり雨の日は傘が1本あると何かと便利です。メッシュバッグに収納できるコンパクトな折りたたみ傘を用意しておくと便利です。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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