※このページにはアフィリエイトリンクが含まれています。
ロードバイクにフェンダー(泥除け)を取り付けると、ぬれた路面を走るときに泥跳ねをカバーできます。つねに装備しておく必要はありませんが、とくに雨の日には重宝するでしょう。今回は、ロードバイク用のおすすめフェンダーや種類について紹介します。

ロードバイク用のフェンダーは2種類

ロードバイク用泥除け(フェンダー)

ロードバイク用のフェンダーは、簡易タイプとフルフェンダーの2タイプ。それぞれ紹介しますので、みていきましょう。

簡易タイプ

簡易タイプは、工具がなくても取り付けできたり、ワンタッチで着脱したりと、気軽に使えるのが魅力。前後セットではなく、別々に販売されているのが一般的です。

また、細身でスポーティーなデザインが多く、車体の雰囲気を崩しません。取り付け位置やサイズもさまざまあり、幅広い車種に対応するでしょう。ネジの締め付けに注意が必要な、カーボン素材のロードバイクに対応している製品もあります。

フルフェンダータイプ

シティサイクルの泥除けのように、タイヤ全体を覆うタイプです。基本的に、前後セットで販売されています。

簡易タイプより、カバー力は高いのですが、ロードバイクらしい雰囲気はやや損なわれがち。フルフェンダーは、砂利道や未舗装の道路を走るときに向いています。グラベルロードバイクのような、タイヤが太いモデルにおすすめといえるでしょう。

ロードバイクにフェンダーが必要な理由については、以下の記事もあわせてご覧ください。
ロードバイクこそ必要な泥除け!ロード向けのおすすめ泥除けをご紹介

 

ロードバイク用とクロスバイク用のフェンダーの違いは2つ

ロードバイク用泥除け(フェンダー)

ここでは、ロードバイク用とクロスバイク用の泥除けの違いを紹介します。

対応しているタイヤの幅

フェンダーが対応しているタイヤ幅が異なります。一般的に、ロードバイクのタイヤ幅は25C前後なのに対し、クロスバイクは30C前後と太め。クロスバイク用のフェンダーは、30C以上に対応している幅広いタイプが多いです。

なお、フェンダーの幅が広くても、取り付けができないわけではありません。しかし、ロードバイクのタイヤサイズに適したアイテムのほうが、見た目がスマートで、無駄に重量を増やさないでしょう。

取り付け方法

クロスバイクの場合は、フレームに空いている穴(ダボ)にフェンダーを取り付けます。一方で、ロードバイク用は、シートポストやサドル下に取り付けるタイプが一般的でしょう。

ちなみに、取り付け方法がご自身のバイクに対応していれば、ロードバイク、クロスバイクのどちらでも使用できます。

クロスバイク用のフェンダーの選び方については、以下の記事を参考にしてみてください。
【2023年版】クロスバイク用の泥除け5選

ロードバイク用おすすめフェンダー7選

ロードバイク用泥除け(フェンダー)

ロードバイクにおすすめのフェンダーを紹介します。簡易タイプや前後セットタイプなど、さまざまなタイプをピックアップしました。

①LEDライト付き簡易フェンダー/TOPEAK「ディフェンダー iグロウ」

25Cまで対応のLEDライト付き簡易フェンダー。シートポストにベルトで固定するタイプで、ワンタッチで着脱ができます。

LEDライトが付いているため、夜間走行時の視認性がアップするだけでなく、雨が降ったときの視界不良にも対応。少しでも目立つ仕様は、走行時の安全対策としてもうれしいところです。

通勤通学やロングライドなど、日が沈んでからも乗る人に使ってほしい商品です。

TOPEAK  ディフェンダーiグロウ
TOPEAK  ディフェンダーiグロウ

②クイックリリース方式の簡易フェンダー/BBB「ロードプロテクターBFD-21R リア用」

ブレーキに台座を固定して使用する、クイックリリース方式の簡易フェンダーです。28Cまで対応しており、フェンダー部分は、根元のレバーでかんたんに着脱できます。ただし、ディスクブレーキのロードバイクには、取り付けできませんのでご注意ください。

細身だけどカバー力のあるフェンダーをお探しの人、スムーズに着脱できるタイプがよい人に最適です。

BBB   ロードプロテクターBFD-21R リア用
BBB   ロードプロテクターBFD-21R リア用

③シートチューブにも装着できる簡易フェンダー/MagicOne「ASS SAVERS FENDOR BENDOR-4 REGULAR BLACK」

工具を使わずに取り付けができるタイプで、シートポストやシートチューブにも装着が可能です。シャープな形がロードバイクにぴったり。使用しないときは、三つ折りにして持ち歩ける設計も便利です。

また、長さがあるので、泥跳ね部分をしっかりカバーできるでしょう。カーボン素材の車体や、シートポストがエアロ形状など、取り付けできるフェンダーが限られている人は、こちらのフェンダーをチェックしてみてください。

ASS SAVERS FENDOR BENDOR-4 REGULAR BLACK
ASS SAVERS FENDOR BENDOR-4 REGULAR BLACK

④カラーがアクセントの簡易フェンダー/ZEFAL「SHIELD LITE XL シートフェンダー」

アクセントカラーが目を惹く、簡易フェンダーです。MTBにも使用できる幅広タイプで、サドルレールに取り付けて使用します。丸めてコンパクトに持ち運べるところもGOOD!

30C以上の太いタイヤ用として、持ち歩けるフェンダーを探している人は、選択肢のひとつになるでしょう。

ゼファール  後フェンダー
ゼファール  後フェンダー

⑤前後セットの簡易フェンダー/TOPEAK「ディフェンダー RC1/RC11 セット」

前後セットタイプで、ロードバイクに似合うかっこいいデザインが魅力。ベルクロストラップ式で、かんたんに着脱できます。また、前側はフロントフォークに固定するため、ダボがなくても取り付けOK!25Cまで対応しており、ディスクブレーキにも使用できます。

フェンダーを前後に取り付けたいけど、シティサイクルのような見た目にしたくない人は、このアイテムでスタイリッシュに雨の日を楽しみましょう。

トピーク ディフェンダー RC1/RC11 セット
トピーク ディフェンダー RC1/RC11 セット

⑥30Cに対応する前後セット簡易フェンダー/RBRL「700C ロードバイクフェンダーセット」

ロードバイクの雰囲気に、よくマッチするシャープなデザインながら、タイヤサイズ30Cにも対応。前後セットタイプの簡易フェンダーです。25C用では細すぎて、泥跳ねをカバーできない車体に向いているでしょう。

RBRL 700cロードバイクフェンダーセット
RBRL 700cロードバイクフェンダーセット

⑦分割式フルフェンダー/SKS「レースブレード ロング〈フロント・リアセット〉」

25Cまで対応している、ロングサイズの分割式フルフェンダーです。リムブレーキに装着が可能で、クイックリリース部分を利用して固定するタイプです。泥跳ね部分がしっかり覆われるため、大雨でも汚れを気にせず走れるでしょう。

フルフェンダータイプを探している人や、服や車体を汚したくない人に、ぜひ使ってほしい商品です。

SKS レースブレード ロング
SKS レースブレード ロング
 
ロードバイクにフェンダーを取り付けると、泥跳ねによる不快な思いをせず、走りに集中できます。雨の日には、ぜひ用意しておきたい便利アイテムです。見た目を気にするなら、細身の簡易タイプ、しっかりカバーしたいなら、フルフェンダータイプがおすすめです。レインジャケットと併用する場合は、コンパクトな簡易フェンダーもよいでしょう。使うシーンにあうフェンダーを取り付けて、快適な走行を楽しんでください。

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。