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ロードバイクとクロスバイクは、どちらもスポーツサイクルですが、特徴や用途にさまざまな違いがあります。この記事では、両者の違いやおすすめのモデルを紹介します。違いを正しく理解し、自身の目的にあったスポーツサイクルを見つける参考にしてください。 
≫ 「機能性が高いロードバイク・クロスバイクおすすめモデル6選」を先に見たい方はこちら
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≫ 「初心者向けロードバイク・クロスバイクおすすめモデル6選」を先に見たい方はこちら

ロードバイクとクロスバイクの違いは?

ロードバイクとクロスバイクでは、ハンドル形状や適したタイヤの幅、価格などに違いがあります。ロードバイクがスピードに乗って走れるように設計されているのに対し、クロスバイクは普段使いにもサイクリングにもオールラウンドに使用できる設計になっているのが特徴です。

以下で、それぞれの特徴や違いを詳しく紹介します。

ハンドルの形状

ロードバイクとクロスバイクのもっともわかりやすい違いは、ハンドルの形状です。ロードバイクのハンドルはドロップハンドルと呼ばれ、下に湾曲して前傾姿勢がとりやすくなっています。空気抵抗を抑えた姿勢がとれるため、風の影響を軽減し、スピードを出しやすいのが特徴です。

一方でクロスバイクは、上体を起こして握るフラットバーハンドルが主流です。身体への負担を軽減して、街乗りやサイクリングが楽しめます。また、用途によって、ドロップハンドルやブルホーンハンドルなどにカスタマイズできるのも、クロスバイクの特徴です。

タイヤ幅

用途が異なるロードバイクとクロスバイクでは、使用されるタイヤ幅が違います。ロードバイクの一般的なタイヤ幅は25mm。道路との接地面積を減らして摩擦を軽減するために、細いタイヤが使用されてきました。主流となりつつあるディスクブレーキが搭載されている場合は、28mm以上のタイヤが装着されていることが多いです。

一方で、クロスバイクの一般的なタイヤ幅は28〜35mmとなっており、ロードバイクよりも太めなのが特徴です。幅広なタイヤは、多少のグラベルロードでもパンクのリスクが少なく、安定した走行が期待できます。加えて、「ママチャリ」の名で馴染みのあるシティサイクルよりタイヤが細いため、スピード感を味わえます。

価格

見た目が似ているロードバイクとクロスバイクですが、価格には大きな違いがあります。ロードバイクの値段相場は15万円〜数百万円と高価格帯であるのに対し、クロスバイクの価格帯は、5万〜10万円程度です。

これはロードバイクが車体を軽くするために軽量なカーボンを採用していることが多いから。また、レースに使用できるようハイスペックな機材を搭載している車体の場合は、さらに高価格帯になることがあります。

一方で、クロスバイクは乗り心地を重視し、多くの車体でアルミやクロモリが素材として採用されています。ロードバイクより重量は増すものの、初心者や、気軽にスポーツとして楽しみたい人には、はじめやすい価格帯が多いといえます。

用途・使用シーン

ロードバイクの主な用途は、ロードレースや長距離サイクリング、高勾配のヒルクライムやダウンヒルです。ハイスペックな機材とエアロな形状は、高勾配な山でのヒルクライムレースや長距離のロードレースに適しています。

また、上体を起こしたり深い前傾姿勢になったりと、さまざまな姿勢をとれるため、高強度かつ長距離のサイクリングではドロップハンドルが助けになるでしょう。

一方でクロスバイクの主な用途は、ゆったりした中距離程度のサイクリングや街乗りです。上体を起こした姿勢により安定感を得られリラックスして乗れるため、幅広い世代の人が使用しやすいでしょう。運動不足の解消や、通勤・通学に自転車を使用したいと考えている人にも向いています。

ロードバイク・クロスバイクを選ぶポイント

ロードバイクとクロスバイクのどちらを選んだらよいか悩んでいる場合は、まず用途を考えてみましょう。用途にあわせてスポーツサイクルを選び、それにあうサイズや重量、タイヤ幅などを検討してみてください。

用途

まずは、自身がどのようなシチュエーションでスポーツサイクルを使用したいのかを決めましょう。ロードバイクとクロスバイクの大まかな用途を以下にまとめました。

ロードバイク クロスバイク
  • 長距離ツーリング
  • 競技レース
  • 高勾配のあるヒルクライム
  • カジュアルな街乗り
  • ゆったりしたサイクリング
  • 未舗装路の走行

ロードバイクは高速域を得意としており、長距離サイクリングやツーリングに適しています。長い距離の移動があり、さらに高勾配な山道を通るケースでは、性能のよい機材や握る位置を変えられるハンドル形状がぴったり。また、レースへの出場を検討している人は、機能性が高くスピードに特化したロードバイクがおすすめです。

一方で、クロスバイクは、乗り心地やカジュアルさが特徴のため、通勤・通学などの街乗りや、ゆったりとしたサイクリングに適しています。また、幅が広いタイプのタイヤを用いればパンクのリスクが抑えられ、多少の未舗装路でも申し分なく走行できるのが魅力です。服装を選ばないため、カジュアルに乗りたい人に向いています。

重量

ロードバイクより、クロスバイクのほうが重いのが一般的です。高勾配の多い地域や、長距離のサイクリング、レースなどを楽しみたい人は、軽量なロードバイクを選びましょう。ロードバイクでは、カーボン素材を使用した10kg以下の軽量なモデルが販売されています。軽くて持ち運びが簡単なため、輪行する人にもおすすめです。

一方で、クロスバイクの多くは、アルミ素材やクロモリ素材が使用されるため、10kgを超える重量のモデルがポピュラーです。重さがありスピードが出にくい分、安定した走行が期待できます。初心者でも操作が容易なので、シティサイクルの代わりに買い物や、通勤・通学で使用したい人に適しています。

タイヤ幅

レースや本格的なサイクリングなど、高速域で走行する可能性がある場合は、タイヤ幅の細いロードバイクを選びましょう。接地面積が少なく転がり抵抗が低いため、スピードが出しやすくレースに向いています。一方で、未舗装路を走行する人やパンクのリスクを減らしたい人は、タイヤ幅の広いクロスバイクが適しています。

どちらの場合も、使用する目的や走行距離、道路の舗装状況などでタイヤを選ぶようにしてください。

フレームの素材

ロードレースに興味がある人やヒルクライムに挑戦したい人は、軽量なカーボン素材のフレームがおすすめです。ロードバイクでは、カーボンフレームが主流でエアロな形状が人気です。

一方で乗り心地を重視するならクロモリ素材が適しています。クロスバイク・ロードバイクの両者とも、クロモリ特有のしなやかな乗り心地を感じられるでしょう。

カーボンフレームは高すぎるし、クロモリフレームは重すぎると考える人には、重量や価格、しなりなどの性質が中間のアルミ素材のフレームが適しています。クロスバイク・ロードバイクの両者とも、アルミフレームのモデルは数多く販売されています。

オプション

車体にカゴやスタンド、リアキャリアなどのオプションがつけられるかどうかも、チェックしましょう。

ロードバイクはスポーツとしてのサイクリングや、レースなどのために開発されており、基本的にカゴやスタンドは装着しません。ツールケースやサドルバックなどに必要最低限の持ち物を入れるのが一般的です。

クロスバイクの場合は、カゴなどを取り付けられるタイプが多く、買い物や通勤・通学時の荷物入れとして活躍します。メーカーによってはバイク本体とセットになっていたり、オプションとして購入したりできる場合も。シティサイクルのように活用したい人は、便利なオプションが多いクロスバイクがおすすめです。

以下の記事では、ロードバイクとクロスバイクの選び方に注目して紹介しています。特徴による違いや、選ぶポイントを知りたい人は参考にしてください。

ロードバイク クロスバイク
ロードバイクとクロスバイクどっちがいい?特徴から最適な自転車を選ぼう

機能性が高いロードバイク・クロスバイクおすすめモデル6選

ここでは、おすすめのロードバイクとクロスバイクをそれぞれ3つずつ紹介します。まずは、機能性に着目してピックアップしました。スポーツサイクルとして使用したい人は、こちらのラインナップをチェックしてください。

ロードバイク

機能性が高いロードバイクのおすすめは、以下3つのモデルです。

  BIANCHI/VIA NIRONE 7 SHIMANO105 11sp GIOS/FENICE FUJI/NAOMI DISC
サイズ(cm) 41・44・47・50・53・55・57 45・48・50・52・54 42・46・49・52・54・56
重量(kg) 10.3 10.2
カラー CK16/Titanium Silver Full Glossy・Serial Black/Titanium Silver Full Glossy Gios Blue・Black・Dark Green Glitter Grey・Matte Black
フレーム素材 アルミ クロモリ アルミ
価格(税込) 228,800円 135,300円 170,500円

上記のロードバイクは、レースやツーリングへの参加を検討している人におすすめです。ギアやフレーム、ブレーキなどを紹介します。

BIANCHI(ビアンキ)/VIA NIRONE 7(ビアニローネ 7)

安定したハンドリングで、コントロール性能に優れたモデルです。長めのヘッドチューブ設定で、前傾姿勢になりすぎず、アップライトな姿勢で乗れるのが特徴です。また、太いアルミフレーム設計により衝撃吸収性が期待でき、長時間の走行でも快適に過ごせるでしょう。

BIANCHIのなかではエントリーモデルですが、コンポーネントを「SHIMSNO105・MICROSHIFT R9・SHIMANO SORA」の3種類から選択できるのはうれしいポイント。自身の乗り方にあわせて、自由にカスタマイズできます。価格を抑えた、機能性の高いロードバイクをお求めの人におすすめです。

BIANCHI(ビアンキ)/VIA NIRONE 7(ビアニローネ 7)
BIANCHI(ビアンキ)/VIA NIRONE 7(ビアニローネ 7)

GIOS(ジオス)/FENICE(フェニーチェ)

ジオスブルーで知られるGIOSから販売されているクロモリ製のロードバイクです。ソフトでしなやかな乗り心地が特徴のクロモリフレームと、同じくクロモリを使用したフロントフォークにより、衝撃吸収性と安定した走りが期待できます。

変速には2段×8段変速のSHIMANO CLARISを搭載し、長距離のサイクリングや通勤通学に好適です。メンテナンスを怠らなければ、長期間乗れるのもクロモリロードバイクの魅力のひとつ。乗り心地のよいクロモリロードバイクを探している人は、検討する価値ありです。

GIOS(ジオス)/FENICE(フェニーチェ)
GIOS(ジオス)/FENICE(フェニーチェ)

FUJI(フジ)/ NAOMI DISC(ナオミ ディスク)

軽量なアルミ製が人気の「ナオミ」に、ディスクブレーキを採用した新モデルのロードバイクです。制動性に定評があるディスクブレーキと、SHIMANOのSORA(R3000)コンポーネントの組みあわせによって、安定した高速コーナリングを期待できます。

また、ケーブル類をフレームに内蔵したエアロ形状は、スピードに乗って走りたい人に最適です。オールラウンドの性能をもつNAOMI DISCは、レースやサイクリングなど、幅広いジャンルの使い方に適しています。ロードバイクに決めたものの、まだ用途について悩んでいる人は、候補に加えてみてはいかがでしょうか。

FUJI(フジ)/ NAOMI DISC(ナオミ ディスク)
FUJI(フジ)/ NAOMI DISC(ナオミ ディスク)

クロスバイク

機能性が高いおすすめのクロスバイクは、以下3つのモデルです。

  BRIDGESTONE/TB1 TAG label by amadana(タグレーベル・バイ・アマダナ)/amadana(アマダナ) SBB707 THIRDBIKES/FESCROSS D
サイズ(cm) 42 45 47
重量(kg) 15.1 12.2 13.5
カラー E.Xブラック・ T.Xマットグレー(ツヤ消しカラー)・M.Xオーシャンブルー・ P.Xスノーホワイト・F.Xピュアレッド ブラック・ホワイト ブルー・マットブラック・レッド・カレッジブルー・ホワイト・ネイビーブルー
フレーム素材 アルミ クロモリ アルミ
価格(税込) 65,000円 36,800円 49,500円

上記のクロスバイクは普段使いに加えて、趣味としてのカジュアルなサイクリングにも適しています。シティサイクルよりスピードを出しやすく、ロードバイクより乗りやすい、機能面に優れたクロスバイクを紹介します。

BRIDGESTONE(ブリヂストン)/TB1(ティービーワン)

日常生活で使いやすいクロスバイクです。泥よけやサイドスタンドが標準装備されているため、別途購入する必要がなく通勤・通学などにも活用できます。

また、暗くなると自動で点灯するライトが装備されているのもポイントです。JSI耐久疲労テストを10万回クリアしたアルミフレームとパンクに強いタイヤを採用し、耐久性は申し分ありません。必要があれば、TB1のデザインにぴったりの前カゴや両立スタンドをオプションとしてつけられるため、使いやすさ重視の人におすすめです。

BRIDGESTONE(ブリヂストン)/TB1(ティービーワン)
BRIDGESTONE(ブリヂストン)/TB1(ティービーワン)

TAG label by amadana(タグレーベル・バイ・アマダナ)/amadana(アマダナ) SBB707

クロモリフレームの軽量なクロスバイクです。重量は12.2kgとクロスバイクとしては比較的軽いモデルで、フレームにはしなやかな乗り心地のクロモリ素材を採用。体重の軽い人でも扱いやすいのが特徴です。

シフト段数は7段、さらにポーツタイプのサドルが付属しているため、中距離のサイクリングにも適しています。またブレーキシステムには、一般的なキャリパーブレーキを搭載。クロスバイクを使って少し遠出したい人や、乗り心地のよいクロスバイクを探している人は、ぜひ検討してみてください。

TAG label by amadana(タグレーベル・バイ・アマダナ)/amadana(アマダナ) SBB707
TAG label by amadana(タグレーベル・バイ・アマダナ)/amadana(アマダナ) SBB707

THIRDBIKES(サードバイクス)/FESCROSS D(フェスクロスD)

FESCROSS Dは、坂道に強いクロスバイクです。21段変速の装備は、坂道のある通勤通学路の強い味方です。シティサイクル同様に空気入れのバルブが英式のため、専用の空気入れを購入する必要がありません。

また、厳しい安全基準と、環境負荷物質使用削減を定めた自転車業界の自主基準「BAA」を取得しているのが特徴。変速機能も優れているので、通勤・通学時にややハードな道路を走行する人に一考してほしい商品です。

THIRDBIKES(サードバイクス)/FESCROSS D(フェスクロスD)
THIRDBIKES(サードバイクス)/FESCROSS D(フェスクロスD)

おしゃれなロードバイク・クロスバイクおすすめモデル6選

見た目を重視したおしゃれなモデルを3つずつ紹介します。街乗りや通勤通学向けに、おしゃれなスポーツサイクルを探している人は、こちらのラインナップをチェックしてください。

ロードバイク

おしゃれなロードバイクのおすすめは、以下の3つのモデルです。

  BIANCHI/SPRINT Raychell/ 700C RD-7021R LOUIS GARNEAU/CR07
サイズ(cm) 44・47・50・53・55・57 47 38・42・46・50・54
重量(kg) 11 14 10.1(42)・10.2(46)・10.5(50)
カラー BLACK FULL GLOSSY・GRAPHITE RACE GLOSSY アイビーグリーン・ネイビーブルー GLOSS LG RED・GLOSS WHITE,・GLOSS LG BLACK
フレーム素材 カーボン スチール アルミ
価格(税込) 385,000円 69,300円 84,700円

趣味として乗る場合は、デザインにもこだわりたいものです。個性的なロードバイクを探している人は、ぜひ参考にしてください。

BIANCHI(ビアンキ)/SPRINT(スプリント)

BIANCHIのブランドカラー「チェレステ」が、街並みに映えるオールラウンドモデルのロードバイクです。シンプルでありながら、BIANCHIの透かしロゴが記載された美しい塗装のフレームは軽量なカーボン素材です。コンポーネントにはSHIMANO105が採用され、本格的なサイクリングやレースなど、幅広いジャンルで活躍します。

また、独自規格のパーツが少ないため、ホイールやハンドルなどを好みのモデルに変更できます。チェレステカラーに惹かれる人や、自分好みにカスタマイズして楽しみたい人にぴったりの一台です。

公式サイト:BIANCHI

Raychell(レイチェル)/700C RD-7021R

フレームやバーテープのクラシカルなカラーがおしゃれなロードバイクです。振動吸収性に優れたスチール素材のフレームにはネイビーやグリーンが施され、街にもなじむデザインです。

また、シフトやフロントディレイラーをはじめ、変速にいたるまですべてSHIMANO製を採用しており、機能面も充実。とくにSHIMANOWレバーシフターは扱いやすいので、初めてロードバイクに乗る人にも適しています。

ダウンチューブにはドリンクを入れるのに便利なボトルケージボス付きで、サイクリング時に手軽に水分補給できるのがポイント。オールドスタイルのロードバイクで、街乗りやサイクリングを楽しみたい人におすすめです。

Raychell(レイチェル)/700C RD-7021R
Raychell(レイチェル)/700C RD-7021R

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)/CR07(シーアールゼロナナ)

おしゃれなロゴデザインが街に馴染む、本格派のロードバイクです。トップチューブ後方の高さを下げたスロープ形状のフレームは、おしゃれなだけでなく、またぎやすさや足付き性能にも優れています。また、最小で身長145cmの人が乗れるサイズを展開しているのが特徴で、重量は10kg台と小柄な人にも扱いやすいでしょう。

価格が10万円以内に抑えられているのもうれしいポイント。価格を抑えながら、確かな機能をもったおしゃれなロードバイクを探している人は検討してみてください。

公式サイト:LOUIS GARNEAU

クロスバイク

おしゃれなクロスバイクのおすすめは、以下3つのモデルです。

  BRIDGESTONE/マークローザ7S SAKAMOTOTECHNO/700c オールストリート6S OOTOMO(オオトモ)/LIG MOVE(リグムーブ)
サイズ(cm) 45 42 44
重量(kg) 16.6 12.3 12
カラー T.Xダークアッシュ・T.XHカーキ・T.Xマットブルーグレイ・E.Xグレイッシュミント・E.Xコバルトグリーン ビジュアルホワイト・ブラック・ブルー・レッド・カーキ・バナナイエロー ブラック・ホワイト・ホワイト スカイブルー・ホワイト レッド・ネイビーレッド
フレーム素材 アルミ アルミ アルミ
価格(税込) 66,000円 59,400円 84,700円

街乗りを得意とするクロスバイクには、デザイン性の高いモデルが数多くあります。以下で紹介するおしゃれなクロスバイクに乗れば、通勤・通学やショッピングがより楽しみになるでしょう。

BRIDGESTONE(ブリヂストン)/マークローザ 7S

普段着で乗りやすいのが、BRIDGESTONEから販売されているマークローザ7Sです。ゴム素材のスポーティーすぎないサドルや、マットなカラーリングが街によくなじみます。小柄な人でもまたぎやすいトップチューブを下げたフレームと26サイズのタイヤの採用により、シティサイクルのような感覚で乗り降りできます。

荷物が多くなりやすい人は、純正オプションの前カゴを一緒に購入すれば、デザインも損なわず快適にショッピングできるでしょう。クロスバイクに乗って私服でショッピングしたい人に、ぜひ選んでほしい一台です。

BRIDGESTONE(ブリヂストン)/マークローザ 7S
BRIDGESTONE(ブリヂストン)/マークローザ 7S

SAKAMOTOTECHNO(サカモトテクノ)/700c オールストリート6S

タイヤ・サドル・ハンドルにホワイトパーツを採用したクロスバイクです。ハンドルバーやシートポスト、クランクなどにはアルミ素材を使用しているため、重量は12.3kgと軽量なところもGOOD。

さらに、SHIMANO製の6段変速により、勾配にあわせてギアを調整できるのも魅力です。爽やかなデザインと確かな性能は、シティサイクルからクロスバイクに乗り換える人や、クロスバイクに挑戦したい人に向いているでしょう。

SAKAMOTOTECHNO(サカモトテクノ)/700c オールストリート6S
SAKAMOTOTECHNO(サカモトテクノ)/700c オールストリート6S

OOTOMO(オオトモ)/LIG MOVE(リグムーブ)

ホイールのリムやロゴに差し色を用いた、個性的なデザインのクロスバイクです。5色のカラー展開は、どれも前後でアシンメトリーになっていて、チェーンにはデザインにぴったりのゴールドカラーが使用されているのがこだわりポイントでです。

また、フロントとリアブレーキには、強力な制動力のデュアルピポットキャリパーブレーキが採用されています。ちょうどよいブレーキ加減は、転倒のリスクを軽減する効果が期待でき、太めの28cのタイヤを装着しているLIG MOVEにもぴったり。個性的なデザインとスピード感を好む人に適したモデルです。

OOTOMO(オオトモ)/LIG MOVE(リグムーブ)
OOTOMO(オオトモ)/LIG MOVE(リグムーブ)

初心者向けロードバイク・クロスバイクおすすめモデル6選

最後に、初心者向けのモデルを3つずつ紹介します。スポーツサイクルが初めての人はこちらで紹介するラインナップを参考にしてください。

ロードバイク

初心者向けのおすすめロードバイクは、以下3つのモデルです。

  TREK/Domane AL 2 THIRDBIKES/FES ROAD Khodaa Bloom/FARNA CLARIS
サイズ(cm) 44・49・52・54・56・58 46.5 43・46.5・50
重量(kg) 10.55 11.8 9.5
カラー Matte Lithium Grey・Plasma マットブラック・レッド ブルー・ブラック
フレーム素材 アルミ アルミ アルミ
価格(税込) 164,890円 77,000円 118,800円

ロードバイクが初めての人には、ハイエンドなレース向きのモデルよりも、オールラウンドに使用できるモデルがおすすめです。また、メーカーによっては、エントリーモデルと呼ばれる初心者向けのモデルが発売されているため、参考にするとよいでしょう。

TREK(トレック)/Domane AL 2(ドマーネ AL 2)

Domane AL 2は、人気ロードバイクメーカーのTREKから販売されている走破性の高いロードバイクです。コンポーネントにはSHIMANOのCLARISを搭載。さらにグリップ性に優れたディスクブレーキを採用し、悪天候においての機能面はばっちりです。

パンクのしにくさに定評のあるBontragerの32mmタイヤを装着しているため、グラベルロードを走行できます。クロスバイクでは物足りないと感じる人や、本格的なロードバイクに挑戦したい人におすすめです。

公式サイト:TREK

THIRDBIKES(サードバイクス)/FES ROAD(フェスロード)

幅広タイヤとほどよい性能で、初めての人が乗りやすいエントリーモデルです。ロードバイクのなかでは幅広な28Cのタイヤを装着しているため、多少のグラベルや段差での転倒リスクを軽減します。アルミのクランクセットは多少重みがありますが、車体を安定させてスピードに乗りやすく、ロードバイクが初めての人に適しています。

また、ロードバイクにはめずらしい、チェーンリングカバーやキックスタンドがついているのも魅力です。日常使いやサイクリングなど、さまざまな用途に使いやすいモデルです。

公式:THIRDBIKES

Khodaa Bloom(コーダーブルーム)/FARNA CLARIS(ファーナ クラリス)

FARNA CLARISは、使い方にとらわれない、エンデュランスタイプのロードバイクです。溶接部の凹凸を手作業で研磨し軽量化となめらかさを追求しているのが特徴。軽さと強さの両方を兼ね備えたフレームを実現した一台です。

また、欧米人に比べて小柄な日本人にフィットするように設計されているのも魅力のひとつです。コンポーネントにはSHIMANOノのCLARISが搭載されており、サイクリングやツーリングへの性能は申し分ありません。価格と性能のバランスがとれたFARNA CLARISは、初めての1台にぴったりです。

Khodaa Bloom(コーダーブルーム)/FARNA CLARIS(ファーナ クラリス)
Khodaa Bloom(コーダーブルーム)/FARNA CLARIS(ファーナ クラリス)

クロスバイク

初心者向けのおすすめクロスバイクは、以下3つのモデルです。

  cyma/FERIADO NESTO/UNIFY BRIDGESTONE/LB1 DX
サイズ(cm) 記載なし 42・48 53
重量(kg) 12 14.1 16.5
カラー ブルー・マッドブラック マッドシルバー・マッドブラック T.Xクロツヤケシ・T.Xサンドベージュ・P.Xサファイヤブルー
フレーム素材 アルミ アルミ アルミ
価格(税込) 34,078円 73,700円 49,000円

基本的にクロスバイクは初心者の人でも乗りやすくなっていますが、なかでも、安定した走行ができるモデルや、はじめから便利なオプションが標準装備されているモデルがおすすめです。

cyma(サイマ)/FERIADO(フェリア―ド)

FERIADOは、インターネット専門の自転車総合通販サイト「cyma(サイマ)」で販売されているクロスバイクです。フレームや各種パーツにはアルミ素材が使用され、軽量なモデルを取り扱っています。

また、クロスバイクのなかでは、細めの28Cタイヤが装着されているのがポイント。高い走行性能とキャリパーブレーキによるコントロールのしやすさが、快適な乗り心地をサポートします。

3万円台と購入しやすい価格設定になっていて、ダイエット目的や通勤・通学向けに検討している人にも最適。あまり予算がない人には魅力的な選択肢となるでしょう。

公式サイト:cyma

NESTO(ネスト)/UNIFY(ユニファイ)

オールマイティに使用できるのが、NESTOのUNIFYです。最大の特徴は、フルフェンダー(泥よけ)、常時点灯ライト、馬蹄錠(かぎ)など、街乗りに便利なアイテムがほとんど標準装備されている点です。同じく標準装備となっている前カゴは、フレームと同じアルミ素材で作られており、クロスバイクになじむデザインも魅力です。

また、前カゴを乗せることを想定し低重心で設計されているため、通勤・通学や買い物など、さまざまな用途に使いやすいでしょう。購入してすぐに乗れるUNIFYは、初めてのクロスバイク生活にぴったりです。

NESTO(ネスト)/UNIFY(ユニファイ)
NESTO(ネスト)/UNIFY(ユニファイ)

BRIDGESTONE(ブリヂストン)/LB1 DX(エルビーワン デラックス)

LB1 DXは、安定した乗り心地と操作性の高いクロスバイクです。重量は16.5kgと軽いとはいえませんが、アルミ製のベルや鉄の前カゴ、ライト、施錠、泥よけなど、装備の充実度をみれば納得の重さ。走行中も安定感を感じられ初心者の人も乗りやすいでしょう。

スカートやズボンの巻き込みを防止するチェーンケースが装備されているのもうれしいポイントです。好みの服装で乗れるため、スポーティーな服装に抵抗がある人は、検討の価値ありです。

BRIDGESTONE(ブリヂストン)/LB1 DX(エルビーワン デラックス)
BRIDGESTONE(ブリヂストン)/LB1 DX(エルビーワン デラックス)

一緒に購入すると便利なアイテム

ロードバイクやクロスバイクに乗る際に、持っていると便利なアイテムを紹介します。事故を防ぐために必要なアイテムや、ないと困るアイテムなどがあるため、使用方法を確認して、必要なものを一緒に購入してください。

ベル(警音器)

ベル取り付けは、道路交通法第54条において義務付けられており、公道を走るすべての車両に必要とされています。付属のベルがない場合は、別途購入して取り付けましょう。自転車ベルというと、シティサイクルに使うような大きなものを想像しがちですが、スポーツサイクル向けに、ベルにみえないスタイリッシュなタイプも販売されています。

なお、「警笛ならせ」の標識がある場所や、鳴らさなければ危険が及ぶ場合以外での使用は禁止されていますので注意しましょう。

ライト

ベルと同様に、ライトの装着も法律で義務付けられています。夜間に走行しないからといって取り付けないと、罰則の対象となる可能性があるため、必ず購入して取り付けましょう。

フロントライト(ハンドル周り)とテールライト(サドル周り)に装着するのが一般的ですが、前方にカゴを取り付けたクロスバイクの場合、ライトが装着しづらくなる恐れがあります。自分がどのオプションをつけるか考えたうえで、適したライトを選択してください。

前カゴ

買い物や通勤、通学にクロスバイクを使用する人は、前カゴが便利です。た目が気になる人は、クロスバイクに合うように横幅が広く、前幅が狭いタイプがおすすめです。また、取り付けには専用の取り付けパーツや、フロントキャリアが必要なため、あわせて購入するのを忘れないようにしましょう。

ヘルメット

ヘルメットは、自転車における怪我を防止する基本アイテムです。2023年4月1日より、改正道路交通法が施行され、自転車を利用するすべての人に着用が「努力義務化」されました。

ハイスペックでエアロ形状のロードバイクに適したタイプや、クロスバイクでの街乗りに適したカジュアルなタイプなど、さまざまなヘルメットが販売されているため、用途を考えたうえで、気に入ったデザインを見つけるとよいでしょう。

サイクルコンピューター(サイコン)

サイクルコンピューター(サイコン)はロードバイクにおすすめのアイテムで、走行データを記録できる機械です。距離、ペダルの回転数(ケイデンス)、心拍数、速度などをリアルタイムで確認でき、走行後にはデータとして残るため、効率的にサイクリングをするのに役立ちます。

また、モデルによってはナビ機能を搭載しているサイコンがあり、ロングライドの強い味方になります。自転車の必需品ではありませんが、効率的なトレーニングをしたい人や、楽しみ方の幅を広げたい人は、ぜひ購入を検討しましょう。

【通勤通学・買い物】ロードバイク・クロスバイク選び

通勤・通学や買い物にはクロスバイクがおすすめです。その理由や、一緒に用意すると便利なアイテムも紹介するので、参考にしてください。

クロスバイクがおすすめ

通勤・通学には、普段使いしやすいクロスバイクがおすすめです。パンクの心配が少なく、乗り心地のよいクロスバイクは、多少のグラベルをともなう通勤・通学に適しています。タイヤに幅があるため、悪天候時に走行するときも、スリップのリスクが少ないところが魅力です。

また、前カゴなど、通勤・通学に便利なオプションが豊富なのもポイントです。ロードバイクほど前傾姿勢にならないため、初めての人でも乗りやすいでしょう。

タイヤ幅

通勤・通学でクロスバイクを使用する場合におすすめのタイヤ幅は、35mm前後です。段差や砂利道があると想定される街乗りでは、安定感があり、パンクしづらいタイヤを検討するとよいでしょう。また、空気入れのバルブはシティサイクルに使われる英式タイプが多いため、もともとシティサイクルに乗っていた人はそのまま使用できるのも便利です。

オプションパーツ

クロスバイクは、通勤、通学に適したオプションが豊富です。普段使いに便利なアイテムとしては、前カゴやキックスタンド、泥よけ、鍵などがあげられます。

メーカーによっては標準装備されていたり、デザインがぴったりなオプションが用意されていたりと、自身で探す手間が比較的少ないのが特徴。装着できないなどのリスクが軽減できるのも、クロスバイクの魅力といえるでしょう。

【サイクリング】ロードバイク・クロスバイク選び

 ロードバイク クロスバイク

サイクリングには、ロードバイクが適しています。快適なサイクリングに必要な要素を含めて説明します。

ロードバイクがおすすめ

サイクリングには、ロードバイクがおすすめです。ロードバイクはスピード性能に特化しているため、1日に長い距離を走行できます。重量が軽くスペックの高いロードバイクであれば、本格的なサイクリングを快適に楽しめるでしょう。仲間とのツーリングにも向いています。

ギア

快適なサイクリングには、ギアが重要です。ロードバイクはギアの変速数が多く、操作がしやすいように設計されています。変速にはSTIレバー(デュアルコントロールレバー)を使用し、ブレーキレバーを内側に押し込んだり、シフトレバーのみ内側に押し込んだりしてギアを変更します。

また、ブレーキレバーにあるボタンでギアを変更できるモデルもあり、手の負担を軽減できる点が魅力です。勾配やスピードにあわせてギアを調整すれば、快適なサイクリングへとつながるでしょう。

フレームの素材

フレーム素材は、サイクリングの強度や距離で選ぶとよいでしょう。ロードバイクのフレームには、クロモリやアルミ、カーボン素材があります。軽量なカーボン素材は高速での走行や高勾配のルートを得意としており、クロモリ素材は乗り心地がよくカジュアルな走行ができるのがメリットです。

アルミ素材は両者の中間ポジションにあたります。長距離で山道も含むような本格的なサイクリングであればカーボン素材、リラックスしたサイクリングであればクロモリ素材、どちらも選び難い場合はアルミ素材と、シーンに合わせて選ぶとよいでしょう。

ハンドル形状

ロードバイクは、サイクリングに適したハンドル形状です。数多くのロードバイクに採用されているのが、ドロップハンドルで、腕、脚、体幹など身体のあらゆる部分に力を分散させて走行できるため、長距離のサイクリングでも疲れにくいのが特徴です。

クロスバイクでもカジュアルなサイクリングはできますが、長距離のサイクリングをしたい人は、ロードバイクをチョイスしましょう。

【ダイエット・運動】ロードバイク・クロスバイク選び

ダイエットや運動が目的の場合の選ぶコツと、着目すべきポイントを説明します。

ロードバイク・クロスバイクどちらも使える

ダイエット目的であれば、ロードバイク・クロスバイクのどちらでもOKです。効率よくダイエットするならロードバイクが適しています。スピードを出せるロードバイクは比較的短い時間でロングライドができるため、運動量が多い傾向にあります。

一方で、クロスバイクは少し運動量が劣るものの、シティサイクルに乗れる人であれば簡単に操作できます。通勤・通学に電車や車を利用している人は、クロスバイクに変えるなど、日常生活に取り入れることでダイエット効果が期待できるでしょう。

価格

一般的に、ロードバイクよりもクロスバイクのほうが安価なケースが多いため、スポーツサイクルを使ってダイエットはじめたい人にはクロスバイクのほうが手に入れやすいでしょう。ロードバイクの相場は10万円〜数百万円、クロスバイクの人気な価格帯は、5万〜10万円程度です。

予算が少ない人にはクロスバイクがおすすめですが、どうしてもロードバイクを購入したい人はエントリーモデルをチェックしてみてください。どちらの場合も予算を考えて選ぶのがポイントです。

ギア

ダイエット目的の場合、SHIMANOであればClarisやSORAなど、中等度くらいまでのギアがおすすめです。DURA-ACEなどのハイエンドモデルは、レースや高強度なサイクリングをする人向けに開発されているため高価格です。

また、ギアの設定は軽めにして乗るのがポイント。ダイエットには20分以上の有酸素運動がよいとされており、自転車においての運動量を増やせるよう、あまり強すぎない負荷で脂肪燃焼効果を促すのがおすすめです。そのため、長時間漕ぎ続けられる軽めのギア設定を心がけてください。

以下の記事では、クロスバイクやロードバイクのどちらがダイエットに向いているか紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

ロードバイク クロスバイク ダイエット
ロードバイクとクロスバイク、ダイエットに向いているのはどっち?

マウンテンバイクとの違いは?

ロードバイク クロスバイク

ロードバイク・クロスバイクと同じスポーツサイクルのカテゴリーには、マウンテンバイクも含まれます。ロードバイク・クロスバイクとの大きな違いは、サスペンションの有無とタイヤの太さです。

マウンテンバイクは、フロントフォーク下に取り付けられたサスペンションと頑丈なフレームにより、耐衝撃性に優れているのが特徴です。そのため、基本的には荒野や山岳地帯などの未舗装道路の走行を得意としています。

また、タイヤの太さは50mm以上のケースが一般的です。耐パンク性と安定性が抜群なメリットがある一方で、クロスバイクやロードバイクほどスピードが出ないデメリットがあります。

マウンテンバイクでも街乗りは可能ですが、車体が大きいため駐輪スペースを確保できなかったり、車両や歩行者の邪魔になったりするケースもあり、あまりおすすめはできません。スポーツサイクルの違いを把握したうえで用途にあうバイクを検討しましょう。

ロードバイク・クロスバイクのメンテナンス方法

最後に、ロードバイクとクロスバイクのメンテナンス方法を紹介します。メンテナンス方法はどちらの車種でも違いはありません。以下を参考に、走行の前後に取り入れてみてください。

走行前は適正空気圧の確認

自転車に乗る前に、必ず空気圧をチェックしましょう。空気圧は、乗り心地や安定性を大きく左右します。とくにスピードを出して走るロードバイクの場合は、クロスバイクよりもシビアに調整する必要があります。また、空気圧が適正でないと、タイヤの変形やパンクのリスクが高くなり危険です。

適正空気圧はPSIやBARといった表記になっており、タイヤ側面に記載されています。また、クロスバイクとロードバイクでは空気を入れる際のバルブ方式が異なるため、覚えておきましょう。一般的に、ロードバイクには仏式バルブ、クロスバイクにはシティサイクルと同様の英式バルブを使用しますので、対応した空気入れを用意してください。

走行後はフレームの拭き取り

走行後は、乾いた布でフレームについた汚れや水滴を拭き取りましょう。放置すると傷やサビの原因につながります。とくにサビやすい金属部分は、よく拭き取ってから乾燥させましょう。

なお、汚れがひどいときには、そのまま拭き取るとかえってフレームを傷つけてしまう可能性があるため、水洗いしてから拭き取るのがおすすめです。水洗いをしたあとは、自転車を逆さにして水抜きすることを忘れないでください。さらに、金属部分には定期的に注油するとよりサビにくくなります。

定期的なオーバーホール

定期的に専門店にオーバーホールをお願いするのもおすすめです。セルフでメンテナンスするのはもちろん大切ですが、部品の細部まで点検し、正確にメンテナンスするのは難しいものです。専門店でのオーバーホールでは、パーツを分解して、メンテナンスや劣化、変形している部品がないかなどをチェックしてくれます。

必要であれば部品の交換をして、ベストな性能を維持できるのがメリット。自転車の寿命を伸ばす効果も期待できるので、お気に入りの愛車を長く使用するためにも必要不可欠といえます。車の車検のように義務や決まりはありませんが、思わぬハプニングを防ぐためにも、定期的に専門店にメンテナンスをお願いするのとよいでしょう

クロスバイクとロードバイクは、見た目は似ていますが、得意分野が違います。未舗装道路の走行が可能であり、街乗りなどのカジュアルな用途を得意としているクロスバイクに対し、ロードバイクは舗装道路においてスピードが出しやすく、レースや長距離サイクリングなどに向いています。どちらを選べばよいか悩んでいる人は、スポーツサイクルの用途、好みのデザイン、予算をよく考えて、ぴったりの一台を探してください。

 

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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