梅雨にキャンプへ出かけたあとに困るのが、キャンプ用品のメンテナンス方法です。雨で濡れたまま放置してしまうと、カビが発生する原因になる場合が。そこで今回は、梅雨にキャンプ用品をメンテナンスする際のポイントや、役立つアイテムを紹介します。

キャンプ用品をメンテナンスする際の3つのポイント

梅雨のキャンプ用品 メンテナンス

梅雨に使うキャンプ用品は、湿気によるカビの発生に注意が必要です。メンテナンスする際のポイントを3つ紹介します。

①しっかりと乾かしてから収納しよう!

梅雨のキャンプ用品 メンテナンス

梅雨時は、テントやタープ、寝袋などのキャンプ用品を、よく乾燥させてから収納するのが鉄則です。

キャンプ場で乾かす

キャンプで撤収するときに天気がよければ、キャンプ用品はできるだけ乾燥させてから持ち帰りましょう。

ポールや木にロープを張ると、物干し代わりに使えますよね。テントやタープ、寝袋をかけて乾かします。キャンプ場の木にロープを張るときは、木に負担をかけすぎないように気をつけてください。

自宅で乾かす

キャンプ場でキャンプ用品を乾かす時間がないときは、帰宅後のお手入れが肝心。ベランダの手すりにかけたり、カーポートに吊るしたりして、しっかりと乾かしたあと、収納してください。

屋内で乾燥させる際は、浴室乾燥機を使用するのがおすすめです。浴室乾燥機に加え、サーキュレーターで空気を効率的に循環させると、短時間で乾きやすくなります。

小さいキャンプ用品は、専用のスペースを設けて、除湿器で乾燥させるのもよいでしょう。

なお、テントの乾燥サービスを提供している業者もあります。以下の記事では、濡れたテントの撤収方法や乾燥方法を具体的に紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてください。テントだけでなく、タープや寝袋にも活用できますよ。

濡れたテントの乾かし方はこれ!撤収時・帰宅後の干し方や乾燥サービスとは?
雨キャンプでの撤収方法と帰宅後メンテナンスとは?

②テントや寝袋などは吊るして保管しよう!

梅雨のキャンプ用品 メンテナンス

スペースに余裕がある場合は、テントやタープ、寝袋を広げたり、吊るしたりして保管するのがおすすめです。湿気がこもりにくくなり、カビの予防につながります。

乾燥機を使用したスペースで保管する際は、テントや寝袋を一度圧縮するのがポイントです。内部の湿った空気を外に出し、乾いた空気を吸わせるようにすると、湿気がこもりにくくなるでしょう。

③はえてしまったカビにはカビ除去スプレーを使おう!

梅雨のキャンプ用品 メンテナンス

テントやタープ、寝袋の表面にはえてしまったカビは、カビ除去スプレーを使用することで除去が可能です。

カビがはえている部分に薬剤を噴霧して、しばらく待つとカビがなくなります。カビ除去スプレーは、カビの菌糸も除去するので、再びカビがはえにくくなる効果も期待できるでしょう。

なお、薬剤の使用後は、においと成分をとばすため、きちんと乾燥させるのがポイントです。また、事前に薬剤を使える素材かを確認してくださいね。

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Greenfield編集部

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