今回はランニングソックスの役割と選びかたについてくわしく解説していきます。ランニングをしている人はぜひ参考にしてください。
ランニングソックスの役割
ランニングソックスの役割①ランナーの足のサポート
普段履いているソックスともっとも違うところはテーピングとしての機能があることです。
テーピングとは、足の筋肉や関節部分にテープを巻き固定することで、肉離れや関節の痛みといったケガやトラブルを回避してくれます。
素材や縫製などにこだわったソックスは、テーピングのようにランナーの足をサポートしてくれる役割があるのです。
また、長い距離を走ったことがあるかたは経験していると思いますが、長距離を走ると膝関節をはじめとする節々が痛くなってきます。これはさまざまな部位の筋肉が硬直して勝手気ままな方向に関節を引っ張るために起こる現象です。
整体の分野ではこれを「筋肉が散らかる」と表現することがありますが、ランニングソックスを履くことで、筋肉の散らかりを防ぐことが期待できます。
ランニングソックスの役割②靴擦れ予防
靴擦れの原因はシューズだけではありません。自分の足にあったランニングソックスを履くことでシューズにフィットし、ランニング中の靴擦れを防ぐことができます。
ランニングソックスの役割③疲労を最小限に
ランニングソックスを履いて適度に動きを制限をすることで、余計な動きが減るため、ランニング時の疲労の軽減につながります。
足首の周囲、とくにアキレス腱を適度に固定することで、蹴りだしのブレがなくなり、無駄のないスムーズなフォームで走れるようになります。
ランニングソックスの役割④ケガやトラブルの予防
クッション性能を持つ厚めのものを履くことで、着地するときの衝撃を吸収してくれて、ケガやトラブルの予防につながります。
ランニングソックスの選びかたは?
ランニングソックスの選びかたを紹介します。
ランニングソックスの選びかた①自分にあったサイズを選ぶ
ランニングソックスに限ったことではありませんが、自分にあったサイズを選ぶことが第1条件です。
ランニングソックスの選びかた②テーピング機能がある
適度にテーピングとしての役割があるランニングソックスを選ぶことで、ランニング中の疲労やケガなどのトラブルを回避することができます。
ランニングソックスの選びかた③クッション性(厚み)がある
とくにランニング初心者のかたは、足首やふくらはぎ、膝などへの負担が大きく、ケガなどの要因になるため、クッション性を持つ厚めのランニングソックスを選ぶことが大切です。
ランニングソックスの選びかた④つま先の形状が5本指
地面をつかんで走るという表現がありますが、足の指も手の指と同じ役割を果たしています。5本の指で地面を踏みしめてバランスをとりながら走るためには、つま先が5本指のランニングソックスがおすすめです。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。