吸湿性がある登山用の靴下は、汗による不快感を減らせる重要なアイテム。メインの素材や機能性に注目することで、快適に登山ができます。今回は、吸湿性が高い登山用靴下を選ぶ際のポイントや、おすすめの商品を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

吸湿性がある靴下を登山で使う2つのメリット

吸湿性がある登山の靴下

吸湿性に優れている登山用の靴下をはくことで、快適に登山ができるでしょう。吸湿性がある靴下のメリットを把握して、積極的に取りいれてください。

①蒸れを軽減する

吸湿性に優れた靴下は、湿気を吸収しやすいので、不快な蒸れを軽減できます。汗をかきやすい暑い時期の登山で使えば、ドライな足元を保ちながら歩けるでしょう。

また、靴下のなかが蒸れると皮膚がやわらかくなり、靴ずれの原因になる場合があります。吸湿性がある登山用の靴下をはくことで、靴ずれを減らせるでしょう。

②ニオイをおさえる

吸湿性が高い靴下は、湿気を吸収して雑菌の増殖をおさえ、気になるニオイを軽減できるでしょう。長時間の登山をする人にとっては、非常にうれしいメリットといえます。

靴下の吸湿性が悪い場合、雑菌が増殖しやすくなるでしょう。角質・皮脂・垢などを雑菌が分解する際に、不快なニオイを発します。

 

吸湿性がある登山用の靴下の選び方

吸湿性がある登山の靴下

吸湿性がある登山用の靴下を選ぶ際は、メインの素材や機能性に注目することが大切です。吸湿性と機能性のバランスを考えて、自分にあった靴下を選びましょう。

メインの素材がメリノウールの靴下を選ぶ

吸湿性がある登山の靴下

吸湿性を重視して靴下を購入する際は、メリノウールの使用割合が高い商品を選びましょう。メリノウールとは、オーストラリアやニュージーランドなどで飼育されている「メリノ種」という羊の毛。メリノウールは、吸湿性にとくに優れているのが特徴です。

市販されている登山用の靴下は、天然素材と化学繊維の混紡品が主流といえます。メリノウールの割合が高いものを選べば、蒸れを感じにくく快適に過ごせるでしょう。また、吸湿性だけでなく、保温性にも優れているため、寒い時期の登山に向いています。

一方で、メリノウールの割合が高いほど、価格が高くなる傾向があります。また、虫食いや毛玉ができやすいため、洗濯や保管は適切な方法で行いましょう。

機能性から選ぶ

吸湿性がある登山の靴下

靴下を選ぶ際は、機能性に注目するのがポイントです。パイル編みの靴下は、裏地がタオルのようにフワフワとしており、汗を吸い取りやすいのが利点。また、保温性が高い点もメリットです。

さらに、防臭・抗菌機能がされた靴下なら、蒸れによるニオイを防ぎやすいでしょう。5本指ソックスを選べば、足の指ごとに効率よく吸湿できるといえます。

ほかにも、メーカー独自の機能や編み方が開発されています。商品の説明をよく読んで、自分にあったものを選んでください。

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Greenfield編集部

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