日本は自然災害の多い国。
いざという時、災害や不測の事態に備えるための知識や技術があると心強いのではないでしょうか。
一般社団法人「危機管理リーダー教育協会」とは
一般社団法人「危機管理リーダー教育協会」の代表理事は、「Japan Bushcraft School」を主宰している川口拓氏が務めています。
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川口氏は10年以上にわたって自衛隊や消防士、警察官、警備員などへの危機管理指導を行ってきました。危機管理のテクニックや知識は日々進歩し続けています。
普通に暮らす一般の私たちは、自然災害に遭遇した場合や登山などで遭難した際には、自衛隊の方や消防士さん、警察官の方に「命を守ってもらう」ことが当たり前だと考えてはいないでしょうか。
自衛隊や消防士、警察官のようなハードな体力トレーニングや精神的鍛錬とまでは行かなくても、せめて私たちも不測の事態に遭遇した場合に、どのように対処するべきなのか、ある程度の知識や技術を持つことが大切です。
一般社団法人「危機管理リーダー教育協会」では、実際に機能する理論を知ってもらうこと、ほんの少しの技術を覚えてもらうことを目的にして、危機管理リーダー「災害対策アドバイザー・災害対策リーダー」の育成を行っています。
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災害対策アドバイザー、災害対策リーダー検定について
災害対策アドバイザー、災害対策リーダー検定では以下のようなカリキュラムを用意しています。
- 普段から災害に備えていつでも対処できる心構えと災害時の情報処理能力を養う
いつ起こるかしれない自然災害に対しての心構え、防災に関する情報収集の方法などを学びます。
- 日常生活における危機管理対策のプランを作成する
自宅や職場で不測の事態に遭遇した場合の、リスク対策、危機管理対策のプランを作成するなどして、防災対策のコンサルティング能力を養います。
- 不測の事態に遭遇した際にパニックにならないコツを学ぶ
自然災害に遭遇したときに最も危険だといわれるのがパニックです。パニックは冷静な判断力や感覚を奪い、二次遭難を誘発します。パニックにならないためのコツを学びます。
- 災害や緊急事態に遭遇した際の対処方法をシミュレーションする
とっさに自然災害に遭遇した場合、どうしていいかわからなくなります。身体がこわばり思うように動かくなくなります。そういうことにならないように身体の動かし方を学びます。
- 命を守る行動を引き出すための法則
突発的な事態に遭遇した際「命を守ること」を導き出す法則を学びます。
- 72時間生き延びるための方策を知る
自然災害に遭遇した場合には、72時間が生命存続のタイムリミットとされています。72時間以上生き延びるための知識や技術を学びます。
- 自然災害時にはどのくらいの食料や水の備蓄が必要なのか
自然災害に備えて、会社や家庭の人数規模にあわせた食料や水の備蓄量を学びます。
- 非常時の持ち出し袋には何を入れておけば良いのか
非常時の持ち出し袋には、何をどのような優先順位で入れておけば良いのか、いざという時に役立つ持ち出し袋の作り方を学びます。
「災害対策リーダー」養成セミナーカリキュラムは以上のような項目のカリキュラムで構成されています。このカリキュラムは、実際に自衛隊員、消防隊員、警察官の方々にも指導している実践的な内容です。
危機管理リーダーとしての活動内容
上記のカリキュラムを終了して、「災害対策アドバイザー」「災害対策リーダー」の資格を取得した方には、一般社団法人「危機管理リーダー教育協会」が企画監修したさまざまなセミナーのインストラクターとして活躍していただけます。
具体的には
- 「災害対策リーダー」資格発行セミナー
自然災害などの不測の事態に備えて災害対策リーダーを育成するセミナーです。
- 災害時行動プラン作成セミナー
災害に備えて行っておかなければならないプランの作成を指導するセミナーです。
- 非常用持ち出し袋作成セミナー(家庭や職場における)
命を守るための「非常用持ち出し袋」を作成する知識や技術を指導するセミナーです。
- 非常用持ち出し袋を使った防災キャンプの体験セミナー
自作の非常用持ち出し袋を使って、実際に防災キャンプを体験してもらうセミナーです。
上記以外に、さまざまな企業や自治体などで危機管理リーダーとして講演やセミナーが開催できます。
最近では各部署に「危機管理リーダー」を置く企業も登場しており、今後ますます「危機管理リーダー」の存在価値が高まると予想されています。
アウトドアの業界や山岳ガイドの職場でも「危機管理リーダー」の知識を役立てることができます。
災害が起きたときに「危機管理リーダー」はとても頼りになる存在です。
自分の命だけでなく家族や会社の仲間をさまざまな災害から守るリーダー「危機管理リーダー」の存在にこれからも注目が集まりそうです。