筆者は毎年どこかのマラソン大会に出場している市民ランナーです。運動不足を解消するためにはじめたランニングにのめり込み、マラソン大会に出場するまでになりました。筆者の経験を振り返りながら、ランニングシューズの選びかたについて解説していきます。

ランニングシューズの重要性

ランニング シューズ 選び方

筆者がランニングをはじめた当初は、ランニングシューズを持っていなかったので登山靴で走っていました。笑い話のようですが、周囲からは奇妙なランナーがいると思われていたに違いありません。

やがて登山靴を履いて走っているうちにランニングシューズの重要性を思い知らされることになります。

ランニングシューズの重要性:足をケガから守る

ランニングシューズの大きな役割は、さまざまなケガやトラブルから足を守ることです。ランニングに適さないシューズを使用していると、足だけではなく膝や腰、背中など身体全体のトラブルにつながる恐れがあります。

登山靴は走るためのシューズではなく、ゆっくり歩いて山に登るために設計された靴です。そのため、ランニングでは大きな負荷が足や膝にかかってしまいます。

筆者は、ランニングをはじめた当初、登山靴でランニングしていて膝を傷めた経験があります。ランニングするときにはかならず自分の足にあったランニングシューズを履くようにしましょう。

ランニングシューズの重要性:体力の消耗を減らす

ランニングシューズは、少ない力で快適に走れるように設計されています。ランニングシューズを履いて走ることで、体力の消耗をおさえながら、より遠くまで走ることができます。

ランニングシューズの重要性:より早く走れる

ランニングシューズのなかには、反発性能を持たせることでストロークが大きくなり、より早く走れるように設計されたものがあります。

ただし、高い機能をそなえたシューズでも自分にあってなければケガやトラブルの原因になるかもしれません。自分にあっていて、なおかつその機能が走りに効果をもたらすランニングシューズを選ぶことが重要です。

 

ランニングシューズの種類

ランニング シューズ 選び方

ランニングシューズは

  • クッション系
  • トレーニング系
  • レース系

上記3つの種類にわけることができます。

初心者向け:クッション系

クッション系のランニングシューズは、靴底にクッション性能を持つ素材を組み込んでいます。クッション性能が走るときの衝撃をやわらげて、ケガやトラブルを防いでくれるので、ランニング初心者のかたにおすすめです。

ただし、クッション系には例外もあります。たとえば、ナイキのヴェイパーフライやエアズームなどは厚底ですが、上級者向けに設計されたランニングシューズです。

中級者向け:トレーニング系

トレーニング系のランニングシューズは、クッション系よりもやや薄い靴底をしており、中級レベルのかたにおすすめしたいシューズです。

ランニングをはじめて半年ほど続いたら、そろそろクッション系からトレーニング系に切り替えて、本格的な走りのトレーニングをするとよいでしょう。

上級者向け:レース系

レース系のランニングシューズはマラソン大会などに出場して、高タイムを出すことなどを目的に設計されています。

一般的にレース系ランニングシューズはレース中のランナーの体力消費をおさえるため、靴底を薄くしてシューズの重量を軽くしています。

そのため、衝撃を吸収する能力が低く、膝や足への負担が大きいためランニング初心者のかたには向いていません。

固定ページ: 1 2

この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。