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キャンプツーリングでは、テントやシュラフなどが必要になり、いつものサイクリングよりも荷物が多くなります。多くの荷物を運ぶためには、サドルバッグやバックパックなどを利用するという方法がありますが、荷物を自転車で運ぶ方法はそれだけではありません。他に自転車で荷物を運ぶ方法としては、「サイクルトレーラー」という選択肢があります。今回はそんなサイクルトレーラーについて紹介します。

サイクルトレーラーとは?

サイクルトレーラーは、自転車の後ろ部分に取り付けて牽引するリヤカーのことです。

キャンプツーリングでは、荷物の積載にサドルバッグなど自転車本体に取り付けるタイプのアイテムを使う方が多く、サイクルトレーラーはあまり一般的ではありませんが、利便性については負けてはいません。

荷物の多いキャンプツーリングや、長期間にわたる長旅などで活躍されることが期待されます。

 

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サイクルトレーラーのメリット・デメリットは?

見た目にもインパクトがあるサイクルトレーラーですが、気になるのはメリットやデメリットですよね。

ここでは、サイクルトレーラーを使うときのメリットとデメリットを紹介します。

 

サイクルトレーラーのメリット① 大量の荷物を運べる

サイクルトレーラーの最大のメリットは、大量の荷物を運ぶことができる点です。

キャンプツーリングでは、サドルバッグやフレームバッグなど自転車に装着するものを使われる方が多いですが、その場合、荷物はコンパクトかつ少なくする必要があります。

そのため、荷物は必要最低限にしなければなりませんし、持って行ける物も制限されます。

サイクルトレーラーなら、大量の荷物を運ぶことができるので、持ち物の選択肢が増えます。

サイクリングだけでなく、キャンプ場などでさまざまなアクティビティを楽しみたいという方には、もってこいの選択肢といえるでしょう。

 

サイクルトレーラーのメリット② 荷物の形状をあまり考えなくてもいい

サイクルトレーラーの多くは、荷物を詰め込むというよりも、乗せるという感覚で積載を行うので、荷物の形状をあまり考慮する必要がなくなります。

もちろんサイクルトレーラーにはみ出すようなものは運べませんが、サドルバッグやフレームバッグよりも大きな荷物や、幅をとる荷物も運ぶことができます。

荷物の積載という面において、サイクルトレーラーは大きな力を発揮します。

 

サイクルトレーラーのデメリット① 走行性能は落ちる

サイクルトレーラーは大量の荷物を運べるよう設計されているため、どうしても車体が重くなってしまいます。

また、牽引することによって、ある程度走行性能は落ちると考えていいでしょう。

サイクルトレーラーは、速く走るためのアイテムというよりは、大量の荷物を運ぶためのアイテムですので、走行面に関してはある程度犠牲になります。

 

 

サイクルトレーラーの種類

サイクルトレーラーは、主に車輪の数と取り付け位置によって分類することができます。

まず、サイクルトレーラーのタイプには、1輪のものと2輪のものがあります。

2輪タイプは、より多くの荷物を積載することができ、安定感があるというメリットがあります。

1輪タイプは、比較的軽量なものが多く、走行性能について優れたものが多いです。

続いて、取り付け位置に関しては、自転車後輪のハブとシートポストに取り付けるタイプがあります。

後輪のハブに取り付けるタイプは、牽引するときの「サイクルトレーラー」の重心が低くなるので、スムーズに走ることができます。

シートポストに取り付けるタイプは、脱着が簡単というメリットがあります。

バーレー(Burley) サイクルトレーラー キャリア トラボーイ(TRAVOY) V2
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サイクルトレーラーを使うときの注意点

最後に気になるのは、サイクルトレーラーを使うときの注意点ですよね。

まず、自転車でサイクルトレーラーを牽引するときには、車道を走行しなければなりません。

通常の自転車のように、自転車通行可の歩道やサイクリングロードの走行は、道路交通法によって禁止されています。

また、牽引する荷物の大きさにも制限があります。

各都道府県の規則よって違いはありますが、東京都と大阪府での積載する荷物の制限は、

① 幅がトレーラーの左右から15㎝以内

② 長さがトレーラーの前後から30cm以内

③ 高さがトレーラーの高さを含めて2m以内となっています。

サイクルトレーラーを使用する場合は、ルールを順守して安全に使うことが求められます。

その他にも、荷物の落下を防ぐために、カバーを装着したり、後続車に見えやすいようにフラッグなどを取り付けることなども大切です。

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サイクルトレーラーは、大量の荷物を運ぶことができるアイテムなので、キャンプツーリングでも大活躍すること間違いありません。その他にも、自転車で多くの荷物を運ぶような場面にも役立ちます。サイクルトレーラーを使うことによって、また新たな自転車の楽しみを見つけることができますので、気になる方はぜひ検討してみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。