インカムってどんな時につかう?
インカムというのは、ヘッドフォンとマイクがひとつになった機器。複数人で連絡を取り合えることから、グループライドをする人に人気のアイテムです。
休憩時間や場所の確認に便利
道がわからなかったり、休憩の時間はいつ取るのかなど、ライド中の仲間に確認したいときがあります。しかし、距離が離れていたり、風の音が大きくて会話ができないなんてことも。
そんなとき、インカムがあれば離れていても複数人でラクラク会話ができます。
ちょっとしたおしゃべりにも
基本的にライド中の会話は、休憩のときだけという人も多いと思います。しかし休憩時間や場所などの確認のほかにも、たとえば「景色がすごくキレイだね」とか「ちょっとお腹が減ってきたね」など、ライド中にたわいない会話もできますよ。
ロードバイク・自転車用インカムの種類は?
インカムは大きくわけると
- イヤホンタイプ
- 骨伝導タイプ
などがあります。
イヤホンタイプ
イヤホンタイプは、耳に装着して使用します。走行中も周りの音が聞こえるように片耳タイプが多いです。
骨伝導タイプ
骨伝導タイプというのは骨の振動によって音を聞くタイプのインカムです。耳のこめかみ付近につけるだけで、音を聞くことができます。耳をふさがないため、環境音もしっかりと聞こえます。
また、ヘルメットにイヤホンを装着するタイプも。骨伝導タイプのように耳をふさがずに使用できます。
どれを選ぶにしても両耳をふさがず、外や周りの音が聞こえるようにしておくことが大切です。
サイクリング中のインカムは違法?
グループライドのときなど、サイクリング中に意思疎通するのは、安全確保の面でも有効です。
しかし、イヤホンやヘッドホンなど耳をふさいで周囲をの音が聞こえなくなってしまうものは、道路交通法で禁止されていますよね。
安全確保のためにインカムを装着する場合は、法律上どういった扱いになるのでしょうか?
警察庁の見解は?
警察庁の見解としては、条例によって異なるため、各自治体の条例に基づいた利用を推奨しています。
つまり、イヤホンやヘッドホン、インカムなどは、地域ごとの特性に基づいて定められている条例で定められているため、地域によってルールが変わるというわけです。
例えば東京都の場合、「イヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。」という記載があります。
一方神奈川県では、「イヤホンやヘッドホンの使用形態や音の大小に関係なく、安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態であれば、違反となります。」と記載されています。
周囲の音が聞こえない状態で運転してはいけないという大筋は同じですが、表現としては微妙に違うも感じられますよね。
骨伝導だから、オープンイヤーだから、というわけではなく、周囲の音が聞こえない危険な状態での運転を規制されているので、必ずしも「この製品だからOK」ということはないことをよく理解して利用してくださいね。
音楽を聴くなどの用途には要注意
今回は通話、会話に適した商品を紹介しますが、音楽を聴く場合にはよく注意が必要です。
音楽を聴くということは、周囲の音ではなく、音楽を楽しむという趣旨が強くなりますよね。
この場合は周囲の音に注意して運転する意識がおのずと薄れるので、万が一警察官に止められたときにいい印象を与えません。
また、万が一事故を起こしたときに、イヤホン等の使用は過失割合に悪影響があるともいわれていあす。
単純に、自分にも周囲にも危険でもあるので、いちサイクリストとして、音楽を聴きながらの走行はなるべく避けてほしいと願っています。
ロードバイク・自転車用インカムを選ぶポイント
ロードバイク用インカムを選ぶ際、次のポイントをチェックしましょう。
スマートフォン接続するのか
スマートフォンに接続が必要なタイプと、不要なタイプがあります。スマートフォンにつながない無線接続だけのほうが手軽ですが、無線距離が短く近い距離でしか会話ができないということも。
イヤホンをスマートフォンとつなげることで、インターネット通信になるので距離が離れてしまっても会話が途切れることがありません。グループ内で2つに分かれることが多いような場合は、スマートフォンを接続するタイプがおすすめです。
バッテリー持続時間
ライドする時間を考慮し、インカムをどのぐらい連続でつかえるかもチェックしましょう。連続通話時間は5時間以上、待機時間は少なくとも3日ぐらいあると便利です。
会話人数
インカムによって、会話できる人数はタイプによってことなっています。ライドのときに、いつも何人ぐらいかということを考えて、その人数で会話ができるものを選ぶといいでしょう。
防水機能
ライドのときに、突然雨が降ってくることもあるので、防水機能があると便利です。生活防水になっているものもありますが、雨の量が多いと故障してしまう場合もありますので、きちんと防水機能があるものを選びましょう。
骨伝導タイプのロードバイク・自転車用インカムおすすめ6選
骨伝導タイプのインカムは、耳が完全に開放されているので、周囲の音が非常に聞きやすい状態で使用できます。
また長時間の使用でも、耳が蒸れることもないので快適ですね。
SLuB Bluetooth 骨伝導 ヘッドホンBluetooth5.0
僅か35gの超軽量ボディーがヘッドホンを装着している事を忘れるほど軽く、長時間装着していても圧迫感を与えません。
高性能ポリマーリチウムバッテリが内蔵、8時間連続再生ができて、通勤&通学タイムをより楽しくします。
AfterShokz Aeropex
Aeropexは従来モデルより優れた中高音を実現しながら、振動をより小さく抑えることに成功しました。
極限とも言える軽さと小ささで、一日中装着していても快適。比類なき体験をもたらします。
Aftershokz OpenMove
決して落ちない安定感 OpenMoveは、29gの超軽量。
OpenMoveは、どんなに大きなアクションをしても、頭からはずれにくい構造となっています。
そのため音楽を聴きながらのエクササイズやジョギングはもちろん、さまざまなアクティビティに対応します。
骨伝導イヤホン Bluetooth 5.3
イヤホンには防水機能が備わっており、雨や運動中の汗などの湿った環境でも使用できます。
また、本製品は130mAhバッテリーが持ち、最大約11時間連続使用可能です。わずか数分の充電で長時間使用でき、非常に耐久性があります。
Shokz OPENRUN
超軽量ボディで、スポーツでの使用にぴったりのモデルです。汗をかいても雨でもOKの防汗設計。急速充電に対応、10分の充電で1.5時間の使用が可能、1.5時間の充電では8時間の使用が可能です。
専用ポーチがついているので、持ち運びにも便利です。
DRESSIC 骨伝導イヤホン
スタイリッシュなデザインが魅力の骨伝導イヤホン。
価格が安いのもうれしいですね。
オープンイヤータイプのロードバイク・自転車用インカムおすすめ3選
オープンイヤータイプは、機能的には普通のイヤホンと変わりませんが、周囲の音が聞きやすいよう構造的に工夫されています。
例えばインカム本体に穴が開いていたり、耳元にスピーカーを置くようなイメージで周囲の音を遮らないタイプです。
骨伝導に比べると周囲の音に音声が邪魔されるリスクはありますが、骨伝導に比べると違和感が少ないのでおすすめです。
ウイルコム PDG PDGBT110-01BK
片耳タイプのオープンイヤーハンズフリーホン。
防水性能がやや弱いですが、かなり価格が安いので、ポタリング時などライトユースにいかがでしょうか。
SONY ワイヤレスオープンイヤーステレオイヤホン SBH82D
ソニーが最近力を入れているオープンイヤー型のイヤホン。
耳に入れながら周囲の音を阻害せず、フィット感が高いのが魅力ですね。
SONY Xperia Ear Duo XEA20JP
左右独立型のオープンイヤーホン。
コードがないので、万が一取れた場合にも、ホイールに巻き込まれるリスクが少ないです。
片耳タイプのロードバイク・自転車用インカムおすすめ2選
BONX BOOST
発話検知機能で雑音を拾わないため、雪山はもちろん、ロードバイク、デスクレスワーク、リモートワークでご利用いただけます。
防風フィルター、延長マイク、イヤーフックのオプションパーツでどんなシーンでも利用可能!
Boytond ワイヤレスイヤホン
フィット感抜群の左右耳兼用のヘッドセット。
前バージョンに比べ、Bluetoothシステム、バッテリー駆動時間がアップしています。1.5時間の満充電の場合、通話約10-12時間、音楽再生ならばおよそ10-12時間の連続再生が可能です
高級感のあるLEDバッテリー残量表示の充電ケース付きですから、残量がひとめで分かります。
ヘルメット装着タイプのロードバイク・自転車用インカムおすすめ2選
サイクリングではヘルメットを装備するので、そのヘルメットにスピーカーを設置できるタイプのインカムが便利です。
ものによってはヘルメットが干渉して耳にかけられないものもあるので、ヘルメットに取り付けられるものが安心ですね。
Beair ヘルメットイヤホン
フルフェイスヘルメット向けのコンパクトインカムです。
耳まで隠れるエアロタイプのヘルメットや、オフロード系自転車のヘルメットにもベストですね。
Sound-b バイクヘルメットヘッドフォン
同じくフルフェイスヘルメット向けのコンパクトインカム。
スピーカー部が大きいので、工夫してあご紐ベルトに固定できれば、一般的な自転車ヘルメットにも使用できそうですね。
スマホを使わず通話できるロードバイク・自転車用インカムおすすめ3選
これまで紹介したインカムはスマホなど送受信機を通して通話するものが多く、バッテリーが気になります。
インカム単体で使用できれば、スマホの充電を減らさず、万が一のときにもスマホを使えるので安心ですね。
LEXIN LX-B4FM
バイク用の小型インカム。ヘルメットの外に取り付ける設計になっているので、走行中も邪魔になりませんね。
大容量800mAhのバッテリーで、2時間でフル充電で、 連続待機可能時間350時間、連続通話可能時間は15時間を実現。
RWC 自転車用インカムB-1
今回紹介した中でもイチオシ商品です。
ロードバイク用のスポーツタイプのヘルメットに合わせてスピーカーの位置が調整されていて取り付けも楽ですね。
連続通話時間10時間も申し分なしです。
FODSPORTS バイクインカムM1-S Pro
多機能なバイク用小型インカム。
送信範囲が広いので、仲間とはぐれてしまったときも安心です。
ロードバイクNEWS
ロードバイクの本場ヨーロッパで人気の北欧メーカー「SWIX社」が展開する「バイク ケアライン」がついに日本初上陸!
サイクリング後はSWIXバイクケアラインでロードバイクのメンテナンスをしてあげましょう。
バイクウォッシュ
自転車を清潔に保つ、ボディ全体に使える強力で優しいクリーナー。
低温でも問題なく利用できます。
ディグリーザー(脱脂剤)
効率的なチェーンクリーナー。
自転車チェーンとギア、シャフトなどのための非常に強力な脱脂剤。
バイク ルーブ ルブリカント(潤滑油)ウェット
水と汚れに強い耐久性!
オイルに適下することで、悪天候の過酷な条件下に対する耐久性をアップ。
自転車チェーンのすべらかな運行を助けます。
バイク ルーブ ルブリカント (潤滑油)ドライ
ほこりや乾燥した天候下でのより良いシフティングのために。
自転車チェーンに使うことで、摩擦係数を下げるスプレーです。