コロナ禍の海外旅行で変化したところは?
まだまだコロナ禍が続いていて、海外旅行はいつから行けるの?なんて思っている人も多いでしょう。とくに気になる、入国の手続きや現地の様子などを、まずはご紹介します。
今回訪れたギリシャ入国には以下のことが必要になります。
ワクチン摂取か陰性証明が必要
ギリシャ入国には、つぎのいずれかひとつの証明書の提示が必要です。
- ワクチン摂取証明書
- 出発前72時間以内のPCR検査の陰性結果証明書か、48時間前以内簡易テスト(抗原定性検査)の陰性結果証明書
- 180日以内の新型コロナウィルス疾患、または感染証明書
筆者はイタリア在住で、ワクチン摂取は1回目のみ完了していたため、出発の48時間以内に簡易テストを受けて、陰性証明書をもらいました。
ヨーロッパ圏内では、グリーンパスといって、上記の人に証明書を発行するシステムが導入されています。
またワクチンだけでなく、PCR検査または簡易テストを受けた人も登録が済むと、スマホにコードが送られてくるので、指定のサイトにアクセスしコードを入力するだけで、証明書が発行されます。
旅行者追跡フォームの登録
入国する旅行者は、そのほかに到着前日までにギリシャ政府ウェブサイトから、旅行者追跡フォームのオンライン登録をする必要があります。
登録して、出発24時間前に送信されてくるQRコード付きのメッセージを入国時に提示しなくてはいけません。
飛行機やホテルのレストランはマスクが必須
飛行機内は、マスクが必須ですが、イタリアからクレタ島は直行便だと2時間半と短時間のためか、席を空けて座るということは、とくにありませんでした。
今回泊まったホテルのレストランは、ビュッフェ形式(室内)ですが、イートスペースは屋外でした。
食べ物を取るときのみマスクをし、使い捨ての手袋を着用するスタイルです。
また、厳しい人数制限がされていますので、時間によっては長い列になってしまうこともありました。
海外旅行に便利なコロナ対策グッズ
今回旅行に持っていった対策グッズは、マスクと携帯用消毒液、そしてマスクを入れるように、ジップロックの袋を数枚持参しました。
これらの物は、ギリシャでも購入できますが、携帯用などは少ないので、いつも使っているものを持っていくのがいいと思います。
海でもソーシャルディスタンス厳守
海ではパラソルとビーチベッドを、有料でつかうことができます。これも、例年に比べると、パラソルとパラソルの距離が広く取られていました。
ギリシャでは、屋外でのマスク着用義務はありませんので、観光客を含め、ほとんどの人は外でマスクはしていませんでした。
しかし、その分ソーシャルディスタンスは、きちんととれるように工夫されているようです。
マリンスポーツの変化はあったのか
コロナ禍で、マリンスポーツでの変化についても、少しあげてみましょう。
基本的にマリンスポーツは、屋外で行いますし、海や湖など密になりにくい状況なので、大きな変化というのは、あまり見受けられません。
しかし、バナナボートなど、人と人の距離が近いものに関しては、扱っているところ自体が少なかったり、やっていても、通常8人乗りのところを4人など、人数制限をしていました。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。