渡航の目的は、旅行や留学だけではありません。ボランティア活動をするために海外に行く人もいます。今回は、海外で植林ボランティアを経験した筆者が、植林ボランティアに参加するメリットや、活動の内容、参加するまでのながれについて紹介します。

植林ボランティアとは?

植林 ボランティア

植林ボランティアとは、木を植えるなどして、自然を保護するボランティアです。苗木を植える以外に、雑草とりやごみ拾い、種まきなどの活動もします。さまざまな活動があり、森や植物が好きな方なら楽しくボランティアができますよ。

 

海外の植林ボランティア

植林 ボランティア

私が海外の植林ボランティアで体験した、生活の様子や活動のながれについて紹介します!

生活の様子

平日はボランティア活動をし、土日は休みになることが多いです。ボランティアに参加している間は、ほかの参加者と生活をともにします。

ボランティア団体によって異なりますが、コテージや一軒家などで共同生活をすることが多いでしょう。料理や掃除などの家事は参加者で分担し、お互いに助け合いながら生活をします。

活動のながれ

午前9時ごろに指導員が活動場所に連れていってくれます。到着後、その日におこなう内容や注意事項を聞き、作業を開始。野外の活動が多いため、2〜3時間ごとに小休憩をとりながら作業をします。夕方ごろに活動を終了し、片付けを終えたら帰宅というながれです。

帰宅後はみんなで料理をしたり、自由な時間を過ごしたりします。

 

海外の植林ボランティアに参加する5つのメリット

植林 ボランティア

私が体験して感じた、海外の植林ボランティアに参加するメリットを5つ紹介します。

①英語を学べる

ボランティアに参加しながら英語を学べます。海外ボランティアでは、指導員や参加者のほとんどは外国人です。そのため、英語でコミュニケーションをとらなければなりません。

日常の会話で、英語を話したり聞いたりする時間が増え、英語力の向上につながりますよ!

②海外の文化に触れられる

日常から海外の文化を感じられます。ボランティアは旅行と違い、海外で生活を送る必要がありますね。自分でご飯をつくったり、買い物に行ったりすると、日本と異なる海外の価値観に触れられるでしょう。

また、ボランティアの参加者はさまざまな国から集まります。積極的に交流すれば、多くの国の文化を知れますよ。

③旅行に行ける

ボランティア活動がない日は観光地に行けて、プライベートな時間を楽しめます。 ボランティア活動は、週に2日ほどお休みがあるのが一般的。お休みの日は自由時間なので、旅行に行くのもよいでしょう。

旅行に出かけるときは現地から出発するため、日本からは行きにくい場所にも足を運べます。指導員や現地の人におすすめの観光地を聞いて、穴場スポットに行くのも楽しいですよ。

④自然に触れられる

豊かな自然を感じながら、ボランティアができるのもメリットです。木を植えていると、たくさんの植物に出会えます。日本の慌ただしい日常から離れ、自然のなかに身を置いて植物に触れていると、とてもリラックスした気持ちになれるでしょう。

⑤グローバルな環境問題に貢献できる

海外の植林ボランティアに参加することで、グローバルな環境問題に貢献できます。木を植えれば森が育ち、自然の環境を整えられます。たいへんな作業ですが、地球温暖化などの環境問題に役立てるのはうれしいですね。

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この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。