※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。

エシカル消費とは、環境や社会のことを考えてものを選び、大切に使うこと。わたしたちの生活のなかで取り組めることが数多くあります。難しい知識やスキルは必要ありません。手軽にはじめられる、エシカル消費のアイディアを紹介します。

 

エシカル消費とは?

エシカル消費 例

人や自然環境に配慮した消費活動のことです。たとえば、環境にやさしい商品を選ぶことや、購入した商品を長く使うことなどが、エシカル消費に当たります。

エシカル消費が注目を集めている背景には、現代の生活スタイルにともなって発生している数々の問題があります。大量生産・大量消費の影で、地球温暖化をはじめとする環境問題や、格差の拡大といった社会問題が深刻化。

私たちがこれから先も生活を続けていくためには、今までの消費活動をあらためる必要があるとされています。エシカル消費は、これまでのような大量消費を見直し、より環境や社会に配慮した社会の実現を目指す運動です。

 

エシカル消費のアイデア6選

エシカル消費 例

エシカル消費には、わたしたちが今日からすぐにはじめられる取り組みが数多くあります。専門的な知識やスキルは必要ありません。手軽に生活に取り入れられる、エシカル消費のアイデアを紹介します。

使い捨てをさける

使い捨て容器の使用を、なるべくさけるようにしましょう。使い捨て容器に使われているプラスチックは、海洋プラスチックをはじめとして、さまざまな環境問題の原因になることが知られています。

レジ袋の有料化にともなって、注目を集めているエコバッグ。急な買い物に備えて、小さくたためるものを携帯しておくとよいでしょう。

また、外出先や仕事中にいつもペットボトル飲料を購入している方は、マイボトルに切り替えてみるのがおすすめ。環境にやさしいだけでなく、飲み物の購入費用を抑えられるのも嬉しいポイントです。

エネルギーを大切につかう

エシカル消費 例

エネルギーを大事に使うことも、エシカル消費につながる行動のひとつです。わたしたちが毎日当たり前につかっている資源は、すべて限りあるもの。こまめにスイッチを切るなどして、エネルギーを大切に使いましょう。

また、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーを取り入れるのも、エシカルな取り組みといえるでしょう。自宅で太陽光発電を取り入れたり、再生可能エネルギーによって発電を行う電力会社を選択したりする方法があります。

自宅で利用するのが難しい方は、再生可能エネルギーで作られたものやサービスを利用するのがおすすめです。再生可能エネルギーをつかって製造された商品には「グリーンエネルギーマーク」がついていることがあります。

グリーンエネルギーマークについては、以下の記事でも詳しく解説しています。こうした目印も参考に、環境にやさしいエネルギーの使い方を心がけましょう。

グリーン エネルギー マーク
グリーンエネルギーマークとは?環境にやさしいエネルギーを広げよう

必要な量だけ購入する

買い物のときには、必要なものを、必要なぶんだけ買うようにしましょう。商品の製造や運搬には、たくさんのエネルギーや資源が必要です。

衝動買いしたものを、結局捨ててしまったという経験を、多くの方が持っているのではないでしょうか。ものを買う前には、本当に必要かどうか、考えるようにしましょう。

また、食べ物を買う前には、必要な量やタイミングを把握することも大切です。買い物に行く前には、冷蔵庫やパントリーを確認し、ストックを確認しておくといいでしょう。

フェアトレードの商品を選ぶ

フェアトレードには、「公正な取引・貿易」という意味があります。発展途上国で働く人々を支援するため、適正な値段でおこなわれる貿易のことです。

日本で販売されるフェアトレードの商品は、コーヒーやチョコレート、紅茶、コットン製品などがあります。

オンラインショップのほか、わたしたちの身近にあるコンビニやスーパーでもフェアトレード商品を取り扱っています。まずはどのような対象商品があるのか、調べてみるだけでも楽しいはず。

フェアトレードの商品については以下の記事でも詳しく解説しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

フェアトレード 紅茶
人と環境に優しいフェアトレード紅茶とは?

地産地消を意識する

エシカル消費 例

地産地消とは、地元でとれた食べ物を、その土地で消費するという考え方。輸送の際のエネルギーの使用量や、二酸化炭素の排出量を減らすことができます。消費者にとっては、新鮮なものをリーズナブルな値段で購入できることもメリットです。

また、地元のお店や小売店を積極的に利用することは、地域活性化につながります。地産地消を意識した買い物は、輸送による環境への影響を削減できるだけでなく、身近な人々の生活も応援できる取り組みです。

地元で取れた農作物や特産品を扱う、スーパーや小売店を利用を探してみましょう。

認証マークがついた製品を選ぶ

認証マークは、環境や社会に配慮して作られた製品であることの証明です。代表的なものには、オーガニック認証マークやエコマーク、海のエコラベルと呼ばれるMSCなどがあります。

認証マークは、エシカルな消費活動を行ううえで重要な目安になります。認証マークのついた製品を選択すれば、持続可能な産業を応援することにつながるでしょう。

認証マークについては以下の記事でも解説しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

msc認証 海のエコラベル
MSC「海のエコラベル」で豊かな海を未来につなげよう!MSC認証の役割とは
エコマーク とは
エコマーク認定の基準や対象となる商品はコレ

エシカル消費には、わたしたちの生活に手軽に取り入れられる取り組みが多くあります。まずは今持っているものを大事に使うことから始めてみましょう。買い物の際には、どこでどのように作られた商品なのか確認するのも大切です。フェアトレードやオーガニックの商品を選べば、人と環境にやさしい農業やもの作りを応援できます。エシカル消費を心がけた生活で、わたしたちの未来をより良く変えていきましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。