四万十川ってどんなところ?
高知県の西部を流れる四万十川は、全長196km、四国最長の一級河川です。本流に大規模なダムが建設されていないことから、「日本最後の清流」と呼ばれ、環境を守る活動が続けられています。
また、柿田川、長良川とともに、「日本三大清流」のひとつとしても知られています。
「名水百選」「日本の秘境100選」にも選ばれている四万十川。美しい自然と景勝に恵まれ、源流から河口にいたるまで全てが魅力的です。
「四万十川」と聞いて思い浮かぶのは、雄大な山々と青い川の流れのなかに、「沈下橋」が架かっている景色ではないでしょうか。
その長閑な風景はしばしば映画の撮影にも使われ、観光スポットにもなっています。
水質のいい四万十川では、貴重な天然のウナギや天然アユ、テナガエビ、ツガニ(モクズガニ)などが獲れ、青海苔の産地としても有名です。四万十に訪れた際は、ぜひ川の恵みをいただきたいものですね。
四万十川でどうやって遊ぶ?
四万十川は、季節や流域によりさまざまな楽しみ方ができ、わたしたちを飽きさせません。上流には無数の支流や渓流があり、いたるところでキャンプや温泉を楽しめます。
とくに春から夏にかけては、釣り人やキャンパーがアウトドアライフを満喫しています。
水量が多く川幅が大きくなる中流域は、言わずと知れたカヌーやカヤックのメッカです。ラフティングやSUPも人気があり、気軽に参加できるツアーもたくさんあります。
市街地を南下して太平洋へ注ぐ下流域は、屋形船やトンボ自然公園など、観光名所や見どころがいっぱい。有名な「佐田の沈下橋」もあります。
河口近くでは、サーフィンを楽しむ人たちの姿も見られますよ。
川の周辺には乗り捨てできるレンタサイクルがあるので、四万十を自転車で旅してみるのも面白そうですね。
春には川沿いに1,000万本の菜の花、秋には真っ赤な曼珠沙華が川を彩り、訪れる人々を魅了します。
5月の鯉のぼりの川渡し、夏には四万十川を泳ぐ水泳マラソン大会や花火大会があります。また10月には四万十ウルトラマラソンなどもあり、一年を通じてイベント盛りだくさんです。
おすすめアクティビティツアー
四万十川リバーサップ
近年話題のSUPは、大きなボードで安定感があり、誰でもすぐに乗ることができます。カヌーやカヤックよりも目線が高く、水のなかをじっくり見られるのが魅力です。
四万十川でSUPを体験させてくれるのはSORAMILというスクール。こちらのツアーは「1DAY」と「ハーフDAY」からお選び頂けます。
「1DAY」にはランチも含まれています。1日のんびり四万十川を満喫しても、午前だけSUP、午後は観光してもいいですね。お子さんと一緒に、二人で乗ることもできますよ。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
四万十川カヌーツーリング
四万十川といえばやっぱりカヌーに乗りたいですよね。「四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ」は、キャンプやカヌーが楽しめる施設。
カヌーは1人乗りカヤック、2人乗りのタンデムカヤック、カナディアンカヌーからお好きなものを選べます。
ワンちゃんも一緒に乗れますよ。家族みんなで最高の思い出を作りましょう。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
四万十川ゆったりラフティングツアー
ラフティングというと、急流下りのイメージがありますよね。しかしこちらは穏やかなコースなので、びしょ濡れになることもありません。
子どもでもお年寄りでも安心して参加できますよ。8人乗りのボートで、ゆったり2時間かけて四万十川を下ります。
ラフティングの途中で、ガイドや地上部隊が撮影した写真や映像を無料でプレゼントしてくれる特典もあります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
四万十りんりんサイクル
サイクルルートマップ片手に、魅力溢れる四万十を自転車で探検してみましょう。四万十川りんりんサイクルでは手軽に自転車を借りることができます。
なんと、四万十川周辺8カ所のターミナルで自由に借りたり返したりできるんです。サイズは26インチのマウンテンバイクのみです。
詳しくはこちらをご覧ください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。