バス釣りでフロッグが使えるシチュエーション
フロッグルアーは基本カエルをイミテートしたものが多いですが、必ずしも使う際はその動きだけにこだわってアクションさせる必要はありません。
時には、エビ・ザリガニなどの甲殻類、ネズミ・モグラといったそのフィールドに生息していそうな未確認生物にリンクさせながら、動きをイメージして使ってみてください。
シチュエーション①リリーパッド
ハスの花が辺り一面に咲き誇るようなシーン・場所では、フロッグが一番適しています。
おもに初夏の野池やため池で見かけるシーンですね。葉っぱから茎に優雅に泳いで移動するカエルをイメージして使うと、ポケットから突如としてブラックバスがもんどりうってバイトしてきますよ。
シチュエーション②アシ際
アシやガマといった水生植物が生い茂るベジテーションエリアには、バスの餌となるベイトフィッシュが多いため大型の個体が居着いています。
早朝や夕暮れの時間帯は、回遊してくるバスのセカンダリーポイントにもなりますので、植物の際や隙間をめがけて丁寧にルアーを落とし込んでみてください。
1度入ったポイントに時間をおいて再度入り直してみるなどの工夫もアリ。
シチュエーション③レイダウン
水中に大木の根が複雑に絡み合う、水深の見込めるレイダウン(倒木)エリアなどもおすすめ。
小型のワームなどを用いた繊細な釣りでもアタリが出ない時などに、トップに釣り方を変えた瞬間に思わぬ大型の個体が釣れるなど、よくある場面です。
気温が高くなってくると魚の活性が上がると同時にフィーディングするレンジも高くなりますので、ボトムの釣り方よりも中層から上を狙った釣り方の方が反応がよい場面が多々あります。
シチュエーション④オーバーハング
木が水面を覆いかぶさっているオーバーハングを狙うなら梅雨時期の場合、ちょっとした晴れ間を狙ってフロッグをキャストしてみるのが良いでしょう。
湿気の多い長雨から一気に天気が回復してくると、強い日差しから逃れるようにバスが木陰に群れて浮いている光景を目にすることがあります。
キャストの際は、岸際を向いているバスに気づかれないように、少し離れたところから慎重に落としていきます。
おすすめのフロッグルアー
初夏のバス釣りを楽しむならフロッグゲームは欠かせません。
大きなフィールドはもとより一見すると水深の浅い、バスの生息に不向きなポイントでも釣れることがありますので、以下のルアーを参考にぜひチャレンジしてみてください。
ダイワ STEEZフロッグJr
まさに見た目がカエルの初心者でも扱いやすい入門用におすすめのフロッグ。高さのあるボディー形状で水押しが強く、アピール力は抜群です。
お尻の部分に空気穴が付属されていることでバスが咥えた時に中の空気が抜け、フックポイントがむき出しになり上顎を貫通します。
エバーグリーン キッカーフロッグ
一般的なフロッグと比べると少し小ぶりなサイズ感ではあるものの、ドッグウォークやテーブルターンといったキレのある抜群のアクションに秀でるフロッグです。
ブレードチューンが楽しめるコネクターアイも標準装備なので、チューンナップ好きなアングラーにも大変おすすめです。
アムズデザイン ダビート
細かなシェイクを加えた弱波動「波紋系虫アクション」から、フロントカップを使った強波動「ポッパー系アクション」まで多彩な使い方が出来ます。
プレッシャーの高いフィールドでも、カエルルアーで結果を出したい方に最もおすすめできる逸品です。
ディープフォレスト ミクラ
こちらも「内山幸也」氏推奨のルアー。ウィードレス効果が高く、ずば抜けた浮力に定評のあるポッパータイプのフロッグです。
逆三角形のカップ形状により、ばらしにくさ・かけやすさを高度な次元で両立。強度や耐久性にも優れる、いちおしのフロッグです。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。