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「仁淀ブルー」の名で知られる仁淀川。日本一の透明度を誇る水質と、豊かな森が造る美しい景観は、近年様々なメディアで紹介され話題になっています。カヌーやカヤックを愛するアウトドアマンや旅行好きの間では、「今一番行きたい場所」といわれることも多いんですよ。今回は、知られざる仁淀川の魅力を余すことなくお伝えします!

水質日本一!うわさの仁淀川とは

仁淀ブルー 仁淀川

仁淀川は、愛媛県を源流とし高知県を流れ、太平洋へ注ぎ込む一級河川。全長124km、流域面積1560平方kmの、吉野川、四万十川、次ぐ四国第三の大河です。

四万十川の知名度に押されあまり知られていませんが、水質の良さは全国1位を誇ります。青く光る神秘的な風景は、2012年にNHKスペシャル「仁淀川 青の神秘」で、「仁淀ブルー」として全国に紹介され、一躍話題になりました。

あまりにもフォトジェニックなその姿に、多くの写真家やアーティスト、コアな旅行者が魅了され続けています。

「山の川」ともいわれている仁淀川。流域面積のほとんどは、山の中を流れています。

旧柳谷村のあたりから仁淀川町にかけては、「仁淀峡谷」と呼ばれる標高差が数百メートルもある険しいV字の谷が続きます。

この地域は短期間に大量の雨が降るため、その雨が深い谷を刻み、現在の仁淀川を形成しているのです。

また、仁淀川の川底や河原の石はとてもカラフル。赤、青、緑、紫、黒など、その種類の多さも国内有数といわれています。これは仁淀川が複雑な地質帯を貫いているから。

坂本龍馬の銅像があることで有名な桂浜の「五色石」のもとになる石は、ここから運ばれたものです。

 

美しく荘厳な渓谷たち

仁淀ブルー 仁淀川

仁淀川には、思わずため息の出るような美しい渓谷が存在します。その1つは、仁淀川支流の安居川の上流にある安居渓谷。

豊かな山岳に囲まれたこの渓谷は、夏の終わりから冬にかけて、「究極のブルー」といえる圧巻の青い景色を見ることができ、多くのカメラマンの撮影スポットになっています。

安居渓谷には多くの滝もあり、遊歩道から眺めることができます。初夏の鮮烈な緑や紅葉の美しさは、言葉ではとても表せないほど。夏には河原で水遊びやバーベキューをする人々で賑わいます。

春にはアマゴ(地元ではアメゴと呼ばれる)の放流も行われ、渓流釣りのポイントとしても人気です。

仁淀ブルー 仁淀川

安居渓谷と同じく有名なのが、支流である中津川流域の中津渓谷。「四国の水辺八十八カ所」に選ばれた素晴らしい景観です。

何千年もかけて造られた深い谷は、圧倒的な自然の力を感じることができます。

渓谷には遊歩道が整備され、「紅葉の滝」「雨竜の滝」「竜宮淵」などの景勝を間近に見ながら散策が楽しめます。

 

仁淀川の遊び方

仁淀ブルー 仁淀川

仁淀川は、子どもから大人まで川に親しむ人がとても多く、川の利用率も全国トップクラスといわれています。

川が地域住民の生活に深く根付き、愛されているからこそ、日本一の綺麗さを維持することができるんですね。

上流域では美しい渓谷の中で、トレッキングや川遊び、渓流釣りなどを楽しめます。

中流〜下流にかけてはカヌーやラフティングなどのアクティビティ、キャンプなど、ファミリーでアウトドアライフを満喫できるスポットや施設がいっぱいです。

仁淀ブルー 仁淀川

この中流域に位置する越知町の横倉山は、「光る森」としても有名。光る物体の正体は、シイノトモシビタケというキノコや特殊な落ち葉、そしてホタルです。

初夏から夏にかけては、光るキノコとホタル、上を見上げれば満点の星空という幻想的な空間を体験することができます。

また、河口部は国内でも有数の波が立つサーフスポットとして、サーファーにも知られているんですよ。 

アクティビティツアーに参加してみよう

魅力的な仁淀川を存分に満喫するなら、是非ウォーターアクティビティに挑戦してみてください。SUPやカヌーの上から見る、透き通った仁淀川は格別ですよ。

また、上流の渓谷を遊び尽くせるキャニオニングもおすすめです。仁淀川で気軽に参加できるアクティビティツアーをいくつか紹介しますね。

SUP

  • スッゴイスポーツ

詳しくはこちらをご覧ください。

スッゴイスポーツ

 

カヌー

  • リバークルーズ

詳しくはこちらをご覧ください。

リバークルーズ

ソフトラフティング

  • 越知町観光協会

詳しくはこちらをご覧ください。

越知町観光協会

キャニオニング

  • グッドリバー

詳しくはこちらをご覧ください。

グッドリバー

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青く透き通った仁淀ブルー。一度はこの目で見てみたいですよね。清流の「清」の字は、さんずいに「青」と書きます。仁淀川はまさに、「清流」という言葉が見事に当てはまるのではないでしょうか。どの季節も美しい仁淀川ですが、究極の「仁淀ブルー」を楽しみたいなら、藻が繁殖していない8月半ば~1月半ばまでがおすすめです。温泉や高知グルメも堪能できる仁淀川に、是非訪れてみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。