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キャンプは夏しかしたことがない人はもったいない!いつものキャンプ道具に冬用アイテムをプラスして、冬キャンプを楽しみましょう。一気に全部揃える必要はありません。用意できそうなものがあれば取り入れて、是非冬キャンプデビューしてみてください。

冬キャンプ前に初心者が準備しておくこと

冬キャンプ 初心者 アイテム・知識

冬キャンプは、春夏とは違い十分な知識と装備が必要です。

ブームだからと気軽に出かけるのはとても危険ですので、しっかりと準備をしていきましょう。

冬キャンプの寒さってどれくらい?

関東近郊で冬キャンプが楽しめるキャンプ場はいくつかありますが、暖かいところでは平均最低気温はおよそ5℃から0℃。

寒いところでおよそ-5℃から-10℃です。

そんななか、長い時間外にいるのですから、並大抵の装備では危険です。

はじめて冬キャンプに挑戦する方や寒さに不安を感じる方は、なるべく気温が高めの地域を選ぶことをおすすめします。

冬でも安心のキャンプ場を選ぼう

冬期営業しているキャンプ場には、温泉がついていたり室内でひと休みできるような施設があったりと、冬キャンプに対応した設備が充実しています。

重要なのはAC電源付きサイトを選ぶこと。

暖房器具を使用できるので真冬でも凍えずに過ごすことができます。

また、女性グループやお子さんがいるご家族などは、無理せずにキャビンやバンガローに宿泊するのもいいでしょう。

冬のキャンプ場の雰囲気を楽しみながら、暖かい室内で過ごせるので一石二鳥ですね。

雪対策は万全に!

雪の降らない地域でキャンプをする予定でも、その道中で雪に遭遇することは珍しくありません。

春夏のキャンプでも言えることですが、遠出をする前には車の点検をしていくことはもちろん、冬ならばスタッドレスタイヤに履き替えるかチェーンを持参するといった準備をしましょう。

万が一、車に雪が積もることも考えて除雪用の道具を積んでおくといいでしょう。

増える荷物にもひと工夫

暖房器具や防寒アイテムなど、冬はなにかと荷物が増えます。

かさばりがちな毛布や防寒着はなるべく薄手で暖かいものを選びましょう。

普段のキャンプ道具は必要最低限にし、寒さ対策を第一に考えて荷物の準備をしてくださいね。

冬キャンプの必需品

テント

冬キャンプ アイテム&装備

冬キャンプでは、フライとインナーテントの間に空気の層を作れるダブルウォールテント、リビングと寝室がつながった2ルームテント、結露しにくいコットンテントがおすすめ。

スカート付きのものだと冷気が入ってきにくいので暖かいですよ。

また、テント内でガスや石油の暖房器具を使う場合は、換気できるベンチレーターは必須です。

もともとダブルウォールを使っているよという方はそれでOKですが、シングルウォールテントやポップアップテントしか持っていないという方は、冬キャンプはキビシいですね・・・。

まずはテントから揃えましょう。

 

暖房器具

石油ストーブ

冬キャンプ アイテム&装備

出典 kutikomi

ある程度の広さの幕があるなら、石油ストーブを導入するのが一番手っ取り早く暖かく過ごせます。持ち運びしやすい小型のタイプを選びましょう。

石油ストーブを使用する際は、一酸化炭素中毒を起こさないよう必ず換気すること。また、ストーブは幕に触れないよう、テントの中央に設置してください。

トヨトミ 対流式石油ストーブGEAR MISSION RR-GE25
トヨトミ 対流式石油ストーブGEAR MISSION RR-GE25

ホットカーペット

石油ストーブを使うのはちょっと不安・・・という方は、電源サイトを選んでホットカーペットを持っていきましょう。

ストーブは就寝時に必ず消さなければいけませんが、ホットカーペットなら付けたままでOK!

一番下に銀マット、その上にホットカーペット、さらに大判ブランケットを敷けば、寝るときもポカポカです。

パナソニック ホットカーペット ヒーター本体
パナソニック ホットカーペット ヒーター本体

焚き火台

冬キャンプ アイテム&装備

寒い時期の楽しみといえば、焚き火。暖を取るのはもちろん、料理に使うこともできます。キャンパーなら所持している方の方が多いかもしれませんが、持っていないなら必ず用意してください!

大量の薪も忘れずに。

スノーピーク(snow peak) 焚火台
スノーピーク(snow peak) 焚火台

 

湯たんぽ

原始的だけどめちゃくちゃ温かい湯たんぽ。シュラフの足元に入れれば、朝まであたたか♪座るときに、腰やおなかに置いておくのもおすすめです。

使用の際はタオルで包むなどして、低温やけどをしないよう注意してください。

北陸土井工業 トタン湯たんぽ2.6型
北陸土井工業 トタン湯たんぽ2.6型

寝具

冬用シュラフ

冬キャンプ アイテム&装備

たいていのシュラフには、快適使用温度(コンフォート)と限界使用温度(リミット)が記載されています。

リミットが-5℃以下のものを選ぶと、冬でも快適に使用できるはずです。(個人差あり)

リミット温度が下がれば下がる程値段も高くなりますが、「寒くて眠れない」というのはキャンプで一番つらいことなので、他の出費は抑えてもシュラフだけは妥協しないほうがいいですよ。

ただし、ホットカーペットと併用する場合はもう少し薄いものでも大丈夫です。

形は夏に使うような封筒型ではなく、すっぽりと覆われるマミー型が温かくて断然おすすめ。中綿も、化繊ではなくダウンを選びましょう。

テントシューズ

寝るときは足元から冷えるので、テントシューズを持っていると安心です。テントシューズとは、ダウンや化繊の靴下のこと。寒がりな方や、手持ちのシュラフで不安な方は用意しておきましょう。

ナンガ テントシューズ
ナンガ テントシューズ

ブランケット

冬キャンプ アイテム&装備

ブランケットは数枚あると便利です。ヒザ掛けや羽織代わりにも使いますが、寝るときにシュラフの中に入れると保温力がグンと上がります。

ダウンを着込んで寝るよりも、薄着でブランケットを入れて寝た方が寝心地も良いです。

efim エフィム マルチ カバー
efim エフィム マルチ カバー

マットorコット

マットなら持っているよという方も、とにかく底冷えする冬キャンプには、マットをもう一枚プラスしましょう。銀マットを持っているなら、ウレタンやエアマットを上に敷くのがおすすめ。

また、地面との間に隙間ができるコットを入れるのも良いですね。夏は涼しく、冬は暖かいので、この機会に導入してみては?

コールマン(Coleman) コット トレイルヘッドコット
コールマン(Coleman)  トレイルヘッドコット

 

防寒着

機能性インナー

冬キャンプ アイテム&装備

冬キャンプでは、とにかく防寒が大切!かといって、ブクブクに着膨れるのも動きにくい。そんなときに重宝するのが、機能性インナーです。

コスパの良いヒートテックを着ている人が多いですが、アウトドアメーカーのベースレイヤーは、ちょっとお高めだけどその分温かいので、寒がりさんはお試しください。

Swix レディース RaceX ボディウェア
Swix レディース RaceX ボディウェア

中間着

インナーの上には、保温力の高い中間着を着ましょう。トレーナーやセーターよりも保温性があり、軽くて着心地の良いフリースがおすすめ。

チャンピオン フルジップジャケット
チャンピオン フルジップジャケット

ダウンジャケット・パンツ

冬キャンプ アイテム&装備

冬キャンプにダウンジャケットは必須です。さらに、ダウンパンツがあれば最強です。焚き火の火の粉で穴が開かないように注意してくださいね。

ミズノ アウトドアパンツ ブレスサーモ ダウンパンツ
ミズノ アウトドアパンツ ブレスサーモ ダウンパンツ

ハードシェル

ダウンの上に、風を通さないハードシェルを羽織ればさらに完璧。ダウンと同じく火の粉で穴が開く可能性があるので、使わなくなった2軍のシェルをキャンプ専用にすると気兼ねなく使えます。

あたたか小物

ネックウォーマー、ニットキャップ、ウールの靴下、手袋、腹巻きなどなど。特にネックウォーマーは服1枚分くらい温かさが違うので、必ず持っていきましょう。

コロンビア ポップルポイントネックゲーター
コロンビア ポップルポイントネックゲーター

スノーブーツ

中がボアになっているスノーブーツは、冬キャンプの強い味方。冬キャンプはテントと外を行き来することが多いので、脱着しやすいタイプのものを選ぶと良いですよ。

[ソレル] スノートレーニングシューズ
[ソレル] スノートレーニングシューズ

冬キャンプのおすすめ便利グッズ

ホッカイロ

とにかくホッカイロを持っていきましょう。おなかや腰に貼ると体が温まります。

保温ポット

沸かしたお湯は保温ポットに入れて、いつでも温かい飲み物を飲めるようにしておくと便利。お茶やコーヒーだけじゃなく、お酒のお湯割りにも。

サーモス アウトドアシリーズ ステンレスボトル
サーモス アウトドアシリーズ ステンレスボトル

ガソリンランタンやバーナー

気温が下がってくると、ガス製品は火が付きにくくなり、火力も落ちます。ガソリンランタンやバーナーは、寒さに強いのであると安心です。

ソト(SOTO) MUKAストーブ
ソト(SOTO) MUKAストーブ

マッチ

ライターやガスバーナーなども、寒いと全然使えないときがあります。マッチを持っておくと、いざというときに役立ちますよ。

タイタン ストームプルーフマッチ
タイタン ストームプルーフマッチ
敷居が高そうな冬キャンプですが、防寒対策をしっかりすれば初心者でも楽しめます!雪上になるとまた装備が増えてきますが、雪がなければ今回紹介したものだけで大丈夫です。一度冬キャンプを体験すれば、きっとその魅力にハマってしまうはず♪是非挑戦してくださいね!

Greenfield編集部

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。