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梅雨が明けいよいよ夏本番!パドルスポーツが楽しい季節です。今回は頭のギア、帽子とヘルメットどちらを身に着けるのか、カヤック編・カヌー編と2回にわけてご紹介します。1回目はカヤックをする際のヘルメットの役割とおすすめについて解説します。

カヤック・カヌーでかぶるものがちがう?

カヤック ヘルメット

本格的な夏を迎えると、水辺のスポーツ・パドルスポーツが楽しい季節。パドルスポーツの代表格には、カヤックとカヌーがあります。

カヌーは川・湖といったフィールドを、ゆったりとツーリングするスポーツ、カヤックは川・海といったフィールドの、激流や波を果敢に攻めていくアクティブなスポーツといった違いがあります。

そのため、服装にもそれぞれ少し違いがあります。今回紹介するカヤックではヘルメットをおもに使います。

カヌーとカヤックの違いについて、詳しくはこちらの記事で解説していますのでご覧ください。

カヌーとカヤックの違いを徹底解説!川遊びをするならどちらがおすすめ?

 

カヤックにはヘルメット!その役割とは

カヤック ヘルメット

遊び方にもよりますが、カヤックは転覆したり、沈脱したりといったアクティブな楽しみ方が一般的。とりわけ、リバーカヤックはそれが醍醐味になってきます。

川の中には大きな岩があるのでひっくり返った際、あるいはカヤックから脱出した際に、頭をぶつけては大けがをしてしまいます。

思わぬ事故に繋がってしまうので、カヤックでは頭部をまもるヘルメットは必須です。

艇が安定している、シーカヤックやレイクカヤックではかぶらない場合もありますが、初心者はかぶった方がよいでしょう。

ヘルメットの素材は、軽くて丈夫かつ、衝撃を吸収してくれるものが使われているので、軽くても頭部を衝撃から守ってくれるのです。

ヘルメット選びのポイント

カヤック ヘルメット

ここからはヘルメットの選び方について見ていきましょう。

ヘルメット選びのポイント①ヘルメットのタイプ

ヘルメットには、おもに下記の2つタイプがあります。

ハーフカップタイプ 頭部部分だけを保護するタイプ
耳カバー付きタイプ 耳部分まで覆ったタイプ

どちらがいいという事ではないので、これはデザインの好みで選んでいいと思います。

ヘルメット選びのポイント②サイズ

ヘルメット選びで重要なのは、自分の頭にフィットするものを選ぶことです。かぶって頭を振った際に、グラグラ安定しないものは自分の頭にあっていません。

そのような場合はベルトを調整してフィッティングをしてみましょう。それでも安定しなければ、サイズやブランドを見直すのもよいでしょう。

一般的に欧米のブランドはスリムに、国内ブランドは丸く作られているものが多いようです。

ヘルメット選びのポイント③素材(耐久性・軽量性・防水性)

ヘルメットは岩にぶつけた時、外側で頭を守り、インナーで衝撃を和らげます。そのため、外側は丈夫な素材を使用し、インナーは柔らかくフィット感のある素材でできています。

加えて、カヤック用のものは軽量なものでインナーに防水加工が施されているものが一般的です。

ヘルメットが重いとパドリングの際、頭に重心が行き過ぎてしまいカヤックのバランスを崩しやすく、首も疲れてきます。

また、防水加工が施されているものは、水がたまるのを防ぎ快適に過ごすことができます。

このように、カヤック用ヘルメットには、水の中で過ごすための工夫が施されているので、カヤックではカヤック用のヘルメットを着用するようにしましょう。

ヘルメット選びのポイント④デザイン

ウォータースポーツのヘルメットには、快適に使うために機能的なデザインが施されています。カヤックで使うヘルメットは水抜き穴という穴が空いているものがあります。

水抜き穴が空いていると、転覆したときにヘルメットに水がたまるのを防ぎ、水上にいるときはヘルメットの中が蒸れにくくなるので、夏でも快適に過ごせます。

また、ツバ付きのキャップ型は日差しの強い日におすすめ。着脱可能なイヤーパッドがあるものもあります。

 

カヤック用おすすめヘルメットを紹介

カヤック ヘルメット

ここからは、カヤック用おすすめのヘルメットを紹介します。

プレデター(PREDATOR) ウオータースポーツ ヘルメット エフアールセブン ウォーター

カヤックのヘルメットで人気のあるブランドです。フィット感にすぐれ、軽量に作られているため、長時間使用しても快適に使用できます。

イヤーパッドは着脱式なので、好みにあわせて使い分けられます。CE EN1385(欧州安全基準)適合、日本ウェイクボード協会認定品です。

プレデター(PREDATOR) ウオータースポーツ ヘルメット エフアールセブン ウォーター
プレデター(PREDATOR) ウオータースポーツ ヘルメット エフアールセブン ウォーター

 

mont-bell ラピッド ヘルメット

アウトドアブランドのmont-bellではカヌー・カヤックのギアも多く扱っています。

日本人の頭の形をデザインに取り入れているので、日本人に馴染みやすいかぶり心地です。水抜き穴は11か所あるので、通気性がよく、水がたまるのを防いでくれます。

インナー部分の素材は保水しないタイプのものを使用しているので快適です。mont-bellの直営店か、下記mont-bellのオンラインストアで購入ができます。

mont-bellオンラインストア

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CSスポーツヘルメット EX ホワイト US-3201

こちらもアウトドアブランドで人気のCAPTAIN STAGから発売されているヘルメットです。

耐久性・フィット感・通気性と必要な機能を備えていながら、5000円台とリーズナブルな価格なのが魅力。はじめてのヘルメットにおすすめです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ヘルメット EX サイズ調整可能
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ヘルメット EX サイズ調整可能

 

PRO-TEC  Ace ウォーターヘルメット

アメリカ発祥のスポーツプロテクションギアのブランドで、カヤックのヘルメットも人気です。

水抜け穴も空いているため通気性もよく、水がたまることはありません。長期間使用していましたが、インナーも外装も凹むことなく使えました。

Pro-Tec Ace ウォーターヘルメット
Pro-Tec Ace ウォーターヘルメット

 

W.S.P. WATER WILD HELMET クエスト キングス

ウェイクボード用ギアが発祥のブランドで、日本ウエイクボードボード協会の公式大会でも使用されています。

もちろん、カヤックで使用するのにもピッタリ。特徴はなんといっても380gと超軽量なところがポイント。くわえてソフトな着用感のため、長時間の使用でも負担になりません。

サイズ調整はダイヤル式のアジャスターで簡単です。インナーは防水仕様のため水がたまらず快適です。

ウォータースポーツ用ヘルメット クエスト キングス JWBA認定品 超軽量 サイズ調整可
ウォータースポーツ用ヘルメット クエスト キングス JWBA認定品 超軽量 サイズ調整可

 

いかがでしたか?カヤックでは一見穏やかそうな川でも、大きな岩が水底に潜んでいることがよくあります。安全のためにも頭部を守るヘルメットはかぶっていきましょう。できれば、お店でフィッティングができるといいですね。体験ツアーなどではたいていは貸し出し用のヘルメットが準備してあります。体験ツアーを通して、カヤックに興味を持ったらお気に入りのマイヘルメットを探してみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。