7月から8月にかけてはバス釣りのトップシーズンといわれ、一年でもっとも魚の活性が高く、釣りやすい時期といわれています。今回は、関東地方で有名なスモールマウスバス釣りの3大フィールドを例にあげ、釣り方や魚の探し方をご紹介します。
 

スモールマウスバスとラージマウスバスの違い

現在、国内のバス釣りではおもに2種類のブラックバスをターゲットした釣りが展開されています。

ラージマウスバスの魚体は、若干黄色がかった黒味を帯びた模様をしており、対するスモールマウスバスはトラ模様で琥珀色に魚体が輝いて見えるのが特徴的です。

生息域の違いでいうと、ラージマウスバスの場合、個体数の多くが野池や流れの緩やかな河川の下流域に身を潜めているのに対し、スモールマウスバスの場合は流れの強い上流域にも多く見られます。

 

スモールマウスバス釣り関東のおすすめフィールド【茨城県 小貝川】

スモールマウスバス釣り 関東

関東地方でスモールマウスバス釣りが楽しめるもっとも有名なフィールドといえば、茨城県の小貝川。数々の雑誌やメディアで取りあげられ、バスプロも取材で訪れる魚影の濃いフィールドです。

スモールマウスバス釣りの醍醐味にふれたい方は、ぜひいちど訪れてみてください。

ジャングルリバー小貝川

小貝川は、茨城県から栃木県まで続く全長約100キロにも及ぶ巨大なジャングルリバーです。

ショアラインには、アシやガマといった冠水植物が多く生い茂り、いまだにアングラーを寄せ付けることがない難攻不落のポイントが数多く存在するフィールド。

20年ほど前は、ラージマウスバスの生息しか確認できませんでしたが、現在では釣れてくるそのほとんどが、スモールマウスバスに特化しています。(茨城県下流域を除く)

小貝川の特徴と夏の釣り方

川幅が広く、釣れるポイントを絞る作業は容易なことではありませんが、河川全域に魚が入っているため、基本的にはどこのポイントでもキャッチすることができます。

小貝川の魚は、消波ブロックやブッシュのシェード際についていることが多く、ピンポイントで狙えば高確率で魚をキャッチできます。

ジャークベイトやクランクなどのハードベイトを流れに乗せてドリフトさせたり、ジャークアクションを駆使して弱った小魚を演出してみてください。

なお、豊田堰・岡堰・福岡堰といった3つの堰提は、デカバスの実績が高い好ポイント。

ただし、いずれのポイントも積極的に釣りを推奨している場所ではありませんので、最低限のルールやマナーを守って釣りを楽しみましょう。

オーエスピー ベントミノー 86F
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JACKALL ブロックリッパー48MR
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Greenfield編集部

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