キャンプビギナーの焚火台選び
焚火台はいろいろなメーカーから発売されていて、大きさや形も様々です。初めて焚火台を買うという方は、どれを選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
実際に私が購入を検討するときは、次のことを条件に選びました。
- 設営が簡単
- 撤収がラク
- 初心者でも簡単に火を起こせる
- 3人以上で使える大きさ
- 1万円以内
- カッコいい
この条件で絞ったのが、ユニフレームのファイアグリル、スノーピークの焚火台S、コールマンのファイアーディスクの3つでした。
一番安くて、使いやすいと周りの評判も良かったユニフレームですが、持ってる人が多すぎる。
憧れのスノーピークは、Sサイズだと2人以上では小さそうで、Mにすると予算オーバー。
そんなわけで、コールマンに白羽の矢が立ったのです。
初見から、衛星アンテナみたいな丸いデザインがいいなぁと思っていましたし、2016年に発売されたばかりなので、人とかぶることも少なそう。
何よりも、「ビギナーが簡単に焚火ができることに特化したオールインワンモデル」と謳っているところが安心できます。
ツルッとしていてお手入れもラクそうだし、値段も予算内で、これしかない!と購入に踏み切りました。
コールマンファイアーディスクとは
四角い形の多い焚火台の中で、異彩を放つ丸い形状は、無駄がなくカッコいいですよね。それもそのはず、ファイアーディスクはグッドデザイン賞を受賞しています。
空気をたくさん取り込めて、どの方向からも薪を焼べることができるオーバルデザインは、焚火の原点である直焚火の良さを伝えるコンセプト。
オールステンレスのボウルの裏側には、3本の折りたたみ式の足が付いています。これを広げて置くだけ、まさに3秒で設営完了です。
撤収も簡単で、足を折りたたむだけ。折りたたんだ厚さは10cm程で、スリムに収納できます。重さは1.6kgなので、2.7kgのユニフレームファイアグリルと比べるとかなり軽いですね。
BBQ用の網と、収納バッグ付き。網を置いたままで横から炭が入れられる仕様になっています。
使ってみた
高原のキャンプ場で実際に使ってみました。キャンプ場に到着したのが夕方になってしまい、かなり日が傾いていたので焦りましたが、流石はファイアーディスク。
一瞬で組み立て完了!
このように井げたに薪を組み、真ん中に着火材に火をつければあっという間に燃え上がります。
予想以上に簡単に火がついて拍子抜けしたほど。
見た目はかなりいい感じです。そして360°まんべんなく暖かい。
この日は風が強く、浅めのボウル状だと空気が入りすぎるのかよく燃えすぎて、思っていたより薪を消費した印象です。
(初心者なので加減が分からず燃やしすぎたという説も・・・)
実はこの日、隣のサイトのファミリーもファイアーディスクを使っていて、「薪余ってませんか?」と聞かれたので、よく燃えることに間違いはなさそうです(笑)
足が細いので風で倒れないかと少し不安でしたが、それも大丈夫でした。
メーカーサイトでは重さ30kgまで耐えられる、スタンドを使えばダッチオーブンもOKということなので、見た目以上に頑丈みたいです。
翌日の片付けも、灰を捨てて水で流せばいいだけなのでかなり楽チンでした。
燃やしたあとはこんな感じになっていきます。
グリルとしては・・・
今回はBBQグリルとして使ってないので何とも言えないですが、形状を見ると真ん中に炭が偏り、火力の調整が難しそうだなと思いました。
また、横から炭を入れられるとのことでしたが、あまり深さがないので入れにくそうです。ただ、洗うのが非常に楽なので、仮にお肉を焼いて油が付いても簡単に落ちてくれそう。
次回はグリルとしても試してみようと思います。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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