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キャンプの楽しみのひとつが焚き火です。あたたかくゆらゆらと揺れる炎は心を癒してくれます。しかし、大きくて重いから荷物の邪魔になると感じる人もいるでしょう。そこで今回は、コンパクトサイズで手軽に使える焚き火台を紹介します。
 
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目次

コンパクトな焚き火台のメリット

ソロキャンプ 飯盒炊爨

焚き火は、コンパクトなものでも十分に楽しめます。コンパクトタイプは、収納してもかさばらず手入れが楽なので、良いこと尽くしです。

一般的な焚き火台は大きくしっかりしていても、持ち運びや取り扱うときに面倒だと感じてしまう場合もあります。その面倒な部分を解消してくれるのがコンパクトな焚き火台。ここではメリットを4つご紹介します。

  • 収納や持ち運びがしやすい
  • 場所を選ばない
  • 設営・撤収が簡単
  • 価格が安く気軽に購入できる

収納や持ち運びがしやすい

コンパクトな焚き火台は収納サイズが小さく、積載や持ち運びの負担も少なくなります。

一般的な焚き火台は大きくて重いものが多く、持ち運びや設営が大変なだけでなく、家での保管にも場所をとります。洗って手入れすることまで考えると、いろいろと手間がかかるアイテムです。

軽量でコンパクトな焚き火は設営の手間を軽減し、サイズも小さいのでお手入れも比較的楽といえます。

場所を選ばない

コンパクトな焚き火台は持ち運びが簡単なため、さまざまな場面で使用可能です。

テントなど道具が多いキャンプでも、場所を取らないのでレイアウトがしやすいのがポイント。自宅にいるときも庭やベランダで使用すれば、気軽にアウトドア気分を味わえるのも魅力のひとつ。場所を問わずいつでも焚き火が楽しめるのは、コンパクトな焚き火台ならではの魅力です。

ただし、屋外だからといって焚き火禁止エリアでの使用はできません。また風向きなどによって煙がまわりに広がりますので、周囲に迷惑がかからないようにしましょう。

設営・撤収が簡単

コンパクトな焚き火台は、収納された状態から簡単に組み立てができ、焚き火の準備が短時間で完了します。使い終わったあとも、折りたたんで収納するだけなので後片付けがスムーズです。

楽しいキャンプでも、ちょっと面倒に感じてしまうのが設営と撤収です。アイテムを増やせば、その分手間も増えます。

燃え残った薪や灰の片付けが必要な焚き火ですが、コンパクトな焚き火台なら、廃棄する灰の量が少ないので、撤収作業も短時間で終わるでしょう。

価格が安く気軽に購入できる

一般的な焚き火台と比べると小さくて軽量なため、製造コストが低く安価なモデルが多くあります。ソロや少人数用に人気モデルを小型化したものもあり、コンパクトな分、価格も安くなっているのが特徴です。

しっかりとした製品でも数千円から購入できるので、焚き火デビューを考えている人も気軽に購入しやすいのがメリットです。

コンパクトな焚き火台のデメリット

焚き火台 ソロ

コンパクトな焚き火台は手軽さが魅力のひとつですが、デメリットもあります。買ったあとで、こんなはずではなかったと後悔するのは、もったいないですよね。

先にデメリットを理解しておいて、自分にあった焚き火台を探すのがおすすめです。コンパクトな焚き火台のデメリットを3つ説明します。

  • 火力が弱い
  • 耐荷重が低い
  • 一度に複数の料理を作るのが難しい

火力が弱い

焚き火台にあわせて薪を細かく割る必要があり、その分普通の焚き火台と比べると、火力や燃焼時間では負けてしまいます

大量の調理をする場合に時間がかかったり、暖を取る際に物足りないと感じたりする場面もあるでしょう。

火力が弱いところは、調理の量や方法を変える、または暖を取るアイテムを別に用意するなど、足りない部分をうまくカバーするのが大切です。

耐荷重が低い

コンパクトな焚き火台は構造上、耐荷重が低いモデルが多くあります。鉄製の重いスキレットなどを乗せると、焚き火台ごと倒れてしまう場合もあるでしょう。

火が付いた状態で倒れると、周囲に火が燃え移り大変危険です。耐荷重をしっかり確認して、使用するクッカーも焚き火台にあわせるのが快適に使うポイントです。

一度に複数の料理を作るのが難しい

バーベキューをしながら同時に煮込み料理もしたいといった、複数の料理をするのには不向きです。コンパクトな焚き火台は使える面積が限られるので、いくつもの料理をするときには工夫が必要です。

バーナーと併用して調理をしたり、ほかのアイテムと組み合わせたりして、使い分けをしましょう。ソロキャンプなら一度にやろうとせず、調理にかかる時間も楽しみながら進めていくのも手です。

コンパクトな焚き火台の選び方

炊き台

焚き火台を選ぶときは、自分のやりたいこと、焚き火台の得意なことをしっかり確認しましょう。

焚き火台の使い方にも、向き不向きがあります。たとえば、料理をメインに使う、焚き火を楽しむために使う、両方ともこなしたいなど、使い方次第で選ぶべき焚き火台も変わるでしょう

ここでは、機能性だけでなく、素材やサイズなどチェックしておきたいポイントも紹介します。

素材

焚き火台は、使われている素材によって重さや値段が異なります。

ステンレス製はほかの素材に比べて重くなりますが、頑丈で錆びにくく価格も安いのでコスパのよい素材です。ハードにガシガシ使っていきたい人に向いています。

アルミはステンレスよりも耐久性が劣りますが、軽くて扱いやすい素材です。値段もステンレスより少し高いくらいなので、なるべく軽くてコンパクトにしたい人におすすめです。

チタン素材は、ほかに比べて値段が高いのが難点ですが、とても軽くて耐久性も兼ね備えているのがメリット。軽さを重視するライトパッキングを求める人にはぴったりの素材です

機能性

料理を楽しみたい人は、焚き火台の機能をチェックしましょう。

焚き火台によっては薪だけでなく炭も使えるものがあります。また、オプションとして、グリルやゴトクが付いているモデルなら、料理の幅が広がるでしょう。卓上で使えるモデルは、すぐ手の届く範囲で作業ができるので、焼肉などが手軽に楽しめます。

炭で料理を堪能したあと、焚き火をしたい人は、次のサイズとあわせてモデルを選ぶのこと大切です。

サイズ

一口にコンパクト焚き火台といってもその大きさはさまざまで、手のひらサイズから広げると幅が30センチを越えるものもあります。

大きめのサイズなら薪を細かくカットしなくても入れることできますが、その分深さもあって炭を使うには高さが足りないときもあるでしょう。

炭を使うなら小さいサイズを、薪を使うなら大きめを選ぶのがベストです。

組み立て方法

焚き火台はワンタッチで設営できるものから、板状のパネルを組み立てるものまでいろいろあります。

収納がコンパクトになるほど、組み立てには少し手順が必要なものも特徴です。とはいえ重量は軽いものなので、それほど苦に感じることはないでしょう。

パッキングはコンパクトな方がよい人は、組み立ての手間はあっても収納時はファイル状になるタイプがおすすめです。

【調理用】コンパクトな焚き火台おすすめモデル7選

炊き台 料理
キャンプにおける食事は、至福を感じる最高のひとときです。おいしい料理を作って食べたい人におすすめの調理に適した焚き火台を7つ紹介します。サイズだけでなくグリルや焼き網といったオプションにも注目です。

自分に合ったアイテムを選んで、充実した食事タイムを過ごしましょう。

ロゴス 「ピラミッドグリル・コンパクト」

約10秒で組み立てられる個性的なデザインの焚き火台です。スタンド部にあるロゴスマークがチャームポイント。灰受けがあるので卓上コンロとして利用でき、炭を使ったバーベキューも楽しめます。

サイズが約16㎝四方と小さいので、ソロキャンプの利用にも適しています。気が向いたときに庭でプチバーベキューをして、アウトドア気分を楽しむという使い方もあり。

アウトドアに限らず、いろいろなシーンで使いたいコスパ重視の人におすすめの焚き火台です。

Tokyo Camp 「Tokyo Camp 焚き火台」

旧車のデザインにインスピレーションをうけた、直線的な立ち姿の焚き火台です。見た目だけでなく、薪がしっかり燃焼するよう構造にもこだわって設計されています。折りたためば縦が約33cm、横は約22cmと薄いファイル状に収納できるのもポイント。

ホームセンターなどで売っている30~40cm程度の薪を割ることなく投入でき、安定感のあるしっかりしたつくりです。焼き網やウィンドスクリーンなどオプションも多く、キャンプのあらゆる場面で使える頼もしさが魅力です。

登場以来Amazonで人気上位に入り続けるベストセラーの焚き火台は、選び方がまだよくわからない初心者の焚き火デビューにもおすすめです。

Wolf&Grizzly 「ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフ」

直火に近い感覚で楽しめる低床タイプの焚き火台です。下から空気を通すジグザグの底面により、効率よく薪を燃焼できます。太めの薪を2本並べて、その間に調理道具を乗せるといった、ブッシュクラフト的なスタイルを楽しめるのも高評価です。

外枠のフレームを開き蛇腹状の底面を入れるだけという組み立ての簡単さも魅力で、収納時も幅約30cm、高さ約10cmと非常にコンパクトになります。ロースタイルのキャンパーにおすすめの焚き火台です。

PICOGRILL 「ピコグリル398」

コンパクトながらとても丈夫で、多くのキャンパーに人気の焚き火台です。オプションのスピット(串)をつかうと、クッカーやフライパンを乗せられるので、いろいろな焚き火料理を楽しめます。

おすすめのポイントは、横幅が長いので標準サイズの薪をそのまま投入できるところ。火力も強く焚き火を十分に楽しめます。

キャンプ好き芸人のヒロシさんも愛用しており、無骨なキャンプスタイルを求める人にぴったりの焚き火台です。

笑’s 「コンパクト焚き火グリル B-6君」

B6サイズのコンパクトさと多機能性が魅力の焚き火台です。パネルをはめ込みながら組み立てる作業はギア好きの心をくすぐり、これから焚き火を始めるぞと期待に胸が膨らむことでしょう。

台と灰受けがついているので、卓上で炭を使えるのもポイント。また、上にものを乗せたまま、正面の扉から薪を投入できる使い勝手のよさもうれしいところです。

オプションには焼き網やプレートだけでなく、熱燗セットもあり、お酒好きにはたまらないアイテム。個性的な外見にファンになる人も多く、機能面だけでなくデザインも含めて楽しんでほしい焚き火台です。

タシロ 「3WAYピザ窯」

焚き火台からピザ窯、スモーカーまでひとつで対応できる多機能焚き火台です。内部にプレート、上部にカバーパネルがある独特の形状です。

ピザや燻製は、ほかに専用の道具をそろえる必要がありハードルが高くなりがちです。それを1台でこなし、さらに焚き火も楽しめるなんとも贅沢なアイテムです。プレートを取り外すだけで焚き火仕様にチェンジできるのもポイント。

バーベキューに少し飽きてしまい、キャンプ料理の幅を広げたい人におすすめの焚き火台です。

ユニフレーム 「ファイアグリルsolo」

卓上サイズながら、どっしりとしたスタイルが頼もしさを与えてくれる焚き火です。頑丈なスタンドは安定感があり、耐荷重も約5kgあるのでミニサイズのスキレットも使えます。

約30cm四方の扱いやすいサイズで焼き網付き。焚き火だけなく炭火を使ったバーベキューも楽しめます食事も焚火も両方じっくり楽しみたい人におすすめです。

【鑑賞用】コンパクトな焚き火台おすすめモデル7選

焚き火 炊き台

ゆらめく炎を楽しみたい人向けのコンパクトな焚火台を7つ紹介します。

火を自在に操れると、焚き火ライフはさらに楽しくなります。キャンプ道具のなかにレギュラーとして加えておきたいアイテムばかりです。

オプションアイテムと組み合わせて調理に使えるモデルもあるので、食事のあとにゆっくり焚き火を眺めたい人はぜひ参考にしてください。

SOTO 「ミニ焚き火台テトラ ST-941」

総重量が約122gと、手のひらサイズの超軽量焚き火台。薪だけでなく小枝などでも焚き火を楽しめます。市販の固形燃料が使えるので、シェラカップでお湯も沸かせるときも便利です。

たった6枚のパネルを組み合わせるだけで組み立てられるので、焚き火をしたいと思ったらすぐに使えるのもうれしいところ。

調理用とは別に、近くにおいて鑑賞用、登山キャンプのお供、防災バックに入れるなど、アイデア次第でさまざまな使い方ができる焚き火台です。

スノーピーク 「焚火台 S [1-2人用]」

独特の機能美をもつスノーピークの焚き火台です。組み立てもただ開くだけとワンステップで完了します。本体からスタンドまで厚手で耐熱性のある高品質ステンレスを使用しており、手入れさえしておけば長年使えてコスパ抜群です

逆ピラミッドの形状により燃焼効率もよく、火を楽しみながら薪をしっかり燃やしつくします。オプションの炭床とグリルを使えば調理も可能な多機能さも魅力。

スノーピークファンだけでなく、力強く燃え上がる焚き火を楽しみたい人に長く使ってほしいアイテムです。

ディーオーディー 「ライダーズファイアクレードル」

懐かしさを感じるトライポッド型の焚き火台です。組み立てる際は、ポールをつなぎあわせてメッシュシートを取り付けるだけと簡単です。

上から吊るされたチェーンの耐荷重は約8kgあり、鍋を吊るしたまま火を眺めるなど、調理と鑑賞を同時に楽しめるのが特徴です。

製品名にライダーズとあるとおり、ソロキャンプメインのライダー向けですが、軽量で細長い筒状に収納できるので、コンパクトなパッキングや登山キャンプにも役立つでしょう。

コールマン 「ファイアーディスク ソロ」

独特の円形デザインが人気のコールマンファイアーディスクの小型版です。耐荷重が約25kgもあり、重い薪を数本入れてもしっかり安定します。

ボウル型の形状は見た目だけでなく、空気を循環させて薪を効率よく燃焼させる効果も見込めます。

足を開くだけの3秒設営という手軽さも見逃せません。コールマンファンだけでなく、手軽に焚き火を楽しみたい人にもおすすめです。

MONORAL 「ワイヤフレーム ライト」

特殊耐熱クロスを使用した軽量でコンパクトな焚き火台です。荷重がかかると底が少し沈んだボックス状になり、灰の飛散や落下を防ぐ構造です。

重量は約650gと軽量で、折りたためばジャケットのポケットに入ってしまうコンパクトさも魅力。料理用のオプションはありませんが、焚き火だけを楽しみたいこだわり派向けのアイテムです。

cyrus9 「Flame in the Wind」

風防やリフレクターとして使える独特の円筒形デザインが特徴で、焚き火を存分に楽しめるアイテムです。

組み立ても簡単で、風にあおられにくい重量感のある構造。開口部を上に向けて網を置けば、コンロとして調理にも使えます。

風を気にせず焚き火をしたい、ほかとは違うデザインの焚き火台がほしい欲張り派にもおすすめのアイテムです。

UPI 「SOLO STOVE LITE / ソロストーブ ライト」

手のひらサイズのコンパクトな焚き火台です。円筒の二重構造により燃焼効率がよく、小さな枝なども灰になるまできれいに燃やせます。

上部から吹きあがる火を楽しむだけでなく、軽量のクッカーも乗せられるので簡単な調理も可能です。別売りの「ソロストーブ ポット900」のなかにぴったり収納できるのでセットでコンパクトに持ち運べます。

キャンプのサブとして使えるだけでなく、防災用としても頼りになる焚き火台です。

ソロキャンプでも焚き火は欠かせません。以下の記事ではソロキャンプ向きの焚き火台を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

ソロキャンプ  焚き火台
ソロキャンプ用に焚き火台は必要?コンパクトでソロキャンプ 向きの焚き火台10選

コンパクトな焚き火台のおすすめブランド

焚き火台 ソロ

焚き火台は多くのブランドから販売されていて、似たようなデザインの商品もたくさんあります。ここからは、コンパクトな焚き火台のおすすめブランドを紹介します。

キャプテンスタッグ(CAPTEN STAG)

キャプテンスタッグは金物の町、新潟県三条市に拠点をもつ国内ブランドです。

バーベキューコンロの販売からスタートしたキャプテンスタッグの商品は、安価で高い耐久性をもつアイテムが多く、ベテランでも迷ったらまずここというほど信頼あるメーカーといえます。

キャンプや焚き火に初めて触れる人の最初の一歩としてぴったりのブランドです。

ロゴス(LOGOS)

「エンジョイ・アウティング!」をテーマに、商品を通じてアウトドアでの楽しみ方を提案する国内ブランド。大阪に本社があり、テントからアパレルまで幅広く展開しています。

求めやすい価格の製品も多く、手軽にアイテムをそろえられるブランドです。全国に直営店も展開しているので、商品を実際に手に取って決めたい人にもおすすめです。

スノーピーク(SnowPeak)

キャンプユーザーの憧れと言われるほど、おしゃれなデザインが魅力のスノーピーク。新潟県三条市に拠点を置く国内の老舗アウトドアブランドです。

所有感を満たしてくれるデザインと機能性をあわせもつ製品が特長で、国内外に多くのファンがいます。

また、自社でキャンプサイトの運営も行っており、全国各地に直営のキャンプ場があります。製品のレンタルもできるので、実際にキャンプをしながら自分の手で使い心地を試してもよいでしょう。

気に入ったアイテムがあれば、自分のキャンプ道具にひとつは加えておきたいブランドです。

ユニフレーム(UNIFLAME)

ユニフレームは、新潟県燕市に拠点をもつ国内メーカーです。三条市と並ぶ金物の町で、ステンレス製の頑丈な製品づくりを行っています。

ブランド名は「ユニークな炎(フレイム)を想像する」というテーマが由来で、火にこだわったアイテムを世に送り出しています。

コンパクトな焚き火台にあわせやすいアイテムも多くあり、焚き火台まわり一式をユニフレームだけでそろえることも可能です。

ソト(SOTO)

アウトドア用のバーナーを多く作るソトは、愛知県に拠点をもつ新富士バーナーが展開しています。登山家にも愛好者が多く、ハードな環境で使用可能な信頼性の高い商品を製造・販売しています。

ミニ焚き火台テトラのようなユニークな製品だけでなく、ホットサンドメーカーやスモーカーなど焚き火をさらに楽しめるアイテムもそろっています。

焚き火の世界を、さらに広げたい人にもおすすめできるブランドです。

スイスSTC(Snow Trekker Company Switzerland)

豊かな自然に囲まれたスイス発のメーカーです。より身近にアウトドアを楽しむためにという想いから、ピコグリルを開発し知名度が上がりました。

それまでの焚き火台は、大きくて重いのが一般的でしたが、軽量で手軽なピコグリルは世界中のアウトドアユーザーから支持を集め、コンパクト焚き火台というアイデアを一気に広めました

シンプルでいて頑丈な製品を作るSTCは、ハードな使い方をするユーザーを中心に、世界中に愛用者がいるブランドです。

コールマン(Coleman)

コールマンは、アウトドアレジャーが盛んなアメリカ発祥のブランドです。アウトドアに触れたことがある人なら、一度は耳にしたことがあるでしょう。

ソロからファミリーまで対応する多くのキャンプアイテムを作っていて、世界中にファンがたくさんいます。また、人と自然のつながりをテーマに、アウトドアがより快適で楽しくなるような幅広い製品バリエーションも魅力です。

大型テントから調理小物まで、コールマンで一式そろえる人がいるほど人気のブランドです。

コンパクトな焚き火台の使用シーン

焚き火 炊き台

コンパクトな焚き火台はキャンプ以外でも活用できます。アイデア次第でいろいろな使い方を紹介しますので、参考にしてみてください。

キャンプ

焚き火で料理をして、ゆらゆらと揺れる炎を眺めて心を癒せるのは、キャンプの醍醐味のひとつです。

薪を割る、フェザースティックを作る、そんな焚き火にかける準備時間もじっくり楽しめます

道具のなかにコンパクトな焚き火台をひとつ加えるだけで、キャンプ時間がより一層充実したものになるでしょう。

登山・ハイキング

荷物をできるだけ軽量にしたい登山やハイキングでも、コンパクトな焚き火台なら負担なく持ち運べます。

ハードな環境の登山では、小さな火で暖をとれるだけでもありがたく、疲れた心と体を癒してくれます。満天の星を眺めながら、手元で小さな火を操ることは、ほかでは体験できない贅沢なひとときです。

なお、山域やエリアによっては、焚き火ができない場所もありますので注意しましょう。

庭やベランダ

設営が簡単でコンパクトな焚き火台は、思い立ったらすぐに焚き火を始められるのがメリット。週末に庭でバーベキューをして、プチアウトドア気分を楽しむのもおすすめです。

ただし、お住いのエリアのルールや決まりを確認のうえ、火の扱いには十分注意してください。

災害時

災害時はガスや電気がとまり、お湯も沸かせないケースがあります。コンパクトな焚き火台の中には、固形燃料が使えるものもあるため、非常時には大きな頼りになる存在です。

たとえば、防災バックにコンパクトな焚き火台をひとつ入れておくなど、万が一の備えとして用意していくとよいでしょう。

コンパクトな焚き火台の注意点

焚き火 やり方

自由度の高いコンパクト焚き火台ですが、火を扱うので細心の注意が必要です。自然環境や周囲に迷惑をかけないよう、焚き火を使う上で注意すべきポイントを3つ紹介します。

  • 使用場所のルールを確認する
  • 燃えやすいものを近くに置かない
  • 火の始末を徹底する

使用場所のルールを確認する

場所によっては焚き火が禁止されていたり、地面へのダメージを防ぐために火元の高さが決められていたりする場合もあります。

炊事棟など指定された場所で火を使う、高さをあげてテーブル上で使うなど、決められたルールをしっかり守って焚き火を楽しんでください。

また、登山道など人が往来する場所での焚き火はマナー違反です。火を使うこと自体が禁止されている山域もあるので、焚き火をしてよい場所かどうか、事前にチェックしておきましょう。

燃えやすいものを近くに置かない

近くに燃えやすいものがあると、気が付かないうちに火の粉や熱で引火する場合があります。樹脂製のアイテムが、熱により溶けてしまうケースもあるでしょう。

ふとした油断からテントに燃え移り、火災につながる危険性もあるので、燃えやすいものは焚き火から十分に距離を取り、火の粉が飛ばない位置に薪をまとめておくのが鉄則です。

また、火の粉は離れた場所まで飛び移るので、風が強いときは焚き火自体を控えるか、風向きにあわせて置き場所を調節しましょう。

スパッタシートという耐熱性シートを用意しておけば、火がついたままの薪が落ちても、地面の草木や周囲へ延焼するリスクを抑えられます。焚き火台とセットで持っておきたいアイテムです。

火の始末を徹底する

見た目は炎が出ていなくても、薪の燃え残りなど内部には火種が残っているかもしれません。燃えるものに触れて、時間がたってから発火するケースもあります。

就寝前には、焚き火に熱が残らないようにしたり、水をかけて消火したりと、火の管理を忘れずに行いましょう。大きめの燃え残りの場合は、素手で触れるほど表面が冷めていても、まだ燃え続ける可能性があります。細かく薪を割って、内部が消火しているか確認するがおすすめです。

消火を確認したあと、キャンプ場の決められた場所に灰を捨てて、火の始末は最後まで怠らないようにしましょう。

コンパクトな焚き火台は、アウトドアの楽しみを増やしてくれる魅力的なアイテムです。持ち運びのしやすさや、使い勝手のよさなど、人によって選び方はさまざまです。自分に合った焚き火台が見つかれば、キャンプライフはさらに楽しいものになるでしょう。なお、火の扱いには細心の注意を払い、安全に配慮して焚き火を楽しみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。